2017年 楽天ジャパンオープン ダブルス出場選手

2017年楽天ジャパンオープンに出場する選手が発表されました。ここでは初めて試合を観戦する方向けにそれぞれのペアについて書いてみました。そんなことはオフィシャルの仕事ですが、オフィシャルにやられては困るのです。私が語りたいのでウッシッシ (顔) それぞれの選手の名前は日本語版ウィキペデイアに(無い選手もいます)、英表記はATPのサイトにリンクしています。()は各選手の9月25日付のダブルスランキングです。

*本戦ドローが公開されたので、それに合わせて更新しました。

 

1.ジャン ジュリアン・ロジェ(10位)/ ホリア・テカウ(9位)

結成4年目のペアです。2015年のウィンブルドンと今年の全米オープンを制しています。小柄な方がロジェです(それでも185cmありますが)。ロジェは基本的にはネットプレーヤーで、ストロークでの打ち合いを避けて極力ネットへ出ていく選手です。テカウもネットプレーヤーですが、ロジェに比べるとこの人の方がストロークがしっかりしている印象を受けます。リターンはデュースサイドがロジェ、アドサイドがテカウです。

ATP選手ページ:Jean julien Rojer Horia Tecau

 

2.フェリシアーノ・ロペス(21位)/ マルク・ロペス(20位) 

フェリシアーノ・ロペスはシングルスでも活躍している選手で、日本でも大変人気のある選手の一人です。左利きであることを活かしたサーブが強力な選手です。

パートナーのマルク・ロペスは同じロペス性ですが兄弟ではありません。ダブルス専門の選手で、回り込みフォアの強打と反応の速さが特徴です。リオオリンピックのダブルスではナダルと組んで金メダルを獲得するなど、スペインのダブルスを牽引する存在です。

この二人は昨年からペアを組んでいて、昨年の全仏オープンのチャンピオンです。出場ペアの中では5番目にランキングが高いのですが、この大会のシード枠は上位4ペアまでなので、ノーシードでの出場となります。このペアのポイントはマルク・ロペスのサービスゲーム。マルク・ロペスのサーブは男子選手としてはかなり遅いので、基本的にブレークを狙われます。マルク・ロペスのサービスゲームをいかにスムーズにキープできるかがポイントです。

ATP選手ページ:Feliciano Lopes   Marc Lopez

 

3.マクラクラン勉(133位)/ 内山靖崇(499位)

先のデビスカップ対ブラジル戦が記憶に新しいペアです。さすがにダブルスプレーヤーということでマクラクランは細かいショットが上手でしたが、あとひとつ突き玉に鋭さが欲しかった気がします。このペアが強くなって錦織が帰ってきたらデビスカップも楽しみになります。

ATP選手ページ:Ben Mclachlan Yasutaka Uchiyama

 

4.トレット・ヒューイ(67位)/ アディール・シャマスディン(58位)

 ヒューイは珍しいフィリピンの選手です。過去最高は18位まで上がったことのある選手で、小柄ですが柔らかいタッチと左利きを活かした回転系サーブが得意です。

シャマスディンはカナダの選手で、この人も180cmで決して大きな方ではないですが、ヒューイに比べるとパワー系の選手の印象を受けます。

この二人は2011年に1大会ペアを組んで出た以来、6年ぶりの再結成となります。右利きのシャマスディンがでデュースサイド、左利きのヒューイがアドサイドのリターンを担当します。

ATP選手ページ:Treat Huey Adil Shamasdin

 

5.レーブン・クラーセン(18位)/ ラジーブ・ラム(16位) 

今年で結成3年目になるペアです。昨年の今大会は準優勝でした。テクニシャンのクラーセン、長身でパワーのあるラム、とプレースタイルの対比がはっきりしているので、非常に見やすいダブルスではないかと思います。両手バックの選手がクラーセン、片手バックの選手がラムです。

ATP選手ページ:Raven Klaasen   Rajeev Ram

 

6.フランコ・スクゴール(42位)/ビクトル・トロイツキ(95位)     

スクゴールは今年の慶応チャレンジャーでも来日しているので、今年2度目の来日となります。実はプレーはあまりちゃんと観たことがないので、どんなプレーをするか知りません冷や汗 (顔)

トロイツキは単複両方でのエントリーです。シングルスプレーヤーのイメージが強いですが、実は今年ダブルスでツアータイトルを取っていたりします。

この二人がダブルスを組むのは恐らく初めてだと思います。

ATP選手ページ: Franko Skugor Victor Troicki

 

7.マルチン・マトコウスキ(33位)/ アイサム ウル ハク・クレシ(29位) 

マトコウスキは昨年の楽天オープンダブルスのチャンピオンの一人です。昨年WOWOWの実況をしていた河路アナウンサーが、彼の体型について「現役選手かな?という感じ」と形容していましたが、その通りちょっとポテッとした体型でショットのフォームもカクカクした独特の選手です。

クレシはパキスタンの選手で強力なサーブと素早いネットでの動きが持ち味です。過去には全米オープンで準優勝したこともある実力者です。

マトコウスキとクレシは常にペアを組んでいるわけではないのですが、今年1月の大会ではペアを組んでの優勝があります。リターンはクレシがデュースサイド、マトコウスキがアドサイドです。

ATP選手ページ:Marcin Matkowski   Aisam Ul Haq Qureshi

 

8.サンチャゴ・ゴンサレス(39位)/ フリオ・ペラルタ(35位) 

ゴンサレスは2010~2016年まで毎年必ず1大会は優勝している実績の安定した選手です。今年はまだ優勝はないのですが、ドナルド・ヤングと組んだダブルスで全仏オープン準優勝の実績があります。

ペラルタは36歳のベテランですが、ここ2年で100番近くランキングを上げてきた遅咲きの選手です。南米(チリ)の選手らしくストロークが得意で、サーブ&ボレーはせず雁行陣で戦うことを好みます。

この二人がペアを組むのはこれが初めてになります。リターンはデュースサイドがゴンサレス、アドサイドがペラルタです。

ATP選手ページ:Santiago Gonzalez Julio Peralta

 

9.松井俊英(152位)/ 杉田祐一(605位)

一昨年のジャパンオープン1回戦の松井/ニーミネン vs  クレシ/シモンの試合を観ましたが、松井は他の選手に決して負けてない動きだったと思います。ただ、リターンの精度 はトップレベルの選手と比べると劣る印象がありました。今回ペアを組む杉田はリターンがいい選手ですし、ノーアドバンテージの試合方式を活かせば、なんとか1勝できないかと期待しています。仮に松井が1回戦を勝利した場合、2010年のデビスカップでの勝利以来のツアーレベルでの勝利となります。

ATP選手ページ:Toshihide Matsui Yuichi Sugita

 

10. ディエゴ・シュワルツマン(159位)/ ドミニク・ティエム(280位) 

シングルスプレーヤー二人が組んでいます。二人ともダブルスのタイトルはまだありません。あくまで二人にとってはシングルスがメインとなると思いますが、どんなプレーをするか楽しみです。

ATP選手ページ:Diego Schwartzman Dominic Thiem

 

11,ドミニク・イングロット(62位)/ ダニエル・ネスター(43位)

イングロットは長身でリーチのある選手で、強力なサーブが武器です。グリップを少し短めに握るのが特徴です。

ネスターは45歳の大ベテラン。全てのグランドスラムのタイトルを持ち、シドニー五輪では金メダルを獲得した元世界ランキング1位の選手です。ジャパンオープンに関しては1998年に優勝、翌年は初戦で敗れてしまい、それ以降出場していないので、今回は実に18年ぶりの出場になります。残念ながら来年のマスターズ1000トロント、もしくは全米オープンでの引退を表明しており、現役選手としての来日は今回が最後になると思われます。

イングロットとネスターは常にペアを組んでいるわけではありません。今年はこの二人でペアを組んで4大会に出場していますが、2試合しか勝てていません。リターンは右利きのイングロットがデュースサイド、左利きのネスターがアドサイドを担当します。

ATP選手ページ:Dominic Inglot Daniel Nestor

 

12.ライアン・ハリソン(24位)/ マイケル・ビーナス(15位)

ハリソンはシングルス、ダブルスともトップ100に入っている選手です。今大会も単複両方にエントリーしています。

パートナーを組むビーナスはダブルス専門の選手です。ハリソンの父親がビーナスのコーチを務めていて、二人の間柄はプライベートでも親しいようです。

ハリソン/ビーナス組の活躍はなんといっても今年の全仏オープンでの優勝です。二人とも非常にパワーのある選手で思い切った強打が持ち味です。リターンはデュースサイドをビーナス、アドサイドをハリソンが担当します。

ATP選手ページ:Ryan Harrison  Michael Venus

 

13.ニコラ・メクティッチ(32位)/ ニコラス・モンロー(31位)

メクティッチのプレーを私は観たことがありません。そもそも読み方が“メクティッチ”で合っているのかさえわかりません冷や汗 (顔)この選手についてはもっと詳しい方に譲ります。

モンローは黒人の選手で動きの素早さが強みです。ただ身長178cmと小柄なのでどうしても2ndサーブを狙われてしまうのが弱点です。去年もジャパンオープンのダブルスに出場していて、予選からのエントリーでした。

メクティッチとモンローは前週のシェンゼンオープンで初めてペアを組んで、いきなり決勝に進出しています。

ATP選手ページ:Nikola Mektic Nicholas Monroe

 

14.マーカス・ダニエル(47位)/ マルセル・デモライナー(54位)

このペアは最近名前を聞くようになったのですが、私はほとんど試合を観たことがなくあまり良く知りませんがまん顔 今年から本格的に結成されたペアで、少しずつランキングを上げていますが、まだペアとしての優勝はありません。前週の中国の大会では準優勝でした。

ATP選手ページ:Marcus Daniell Marcelo Demoliner

 

15.ブノワ・ペール(175位)/ アルベルト・ラモス ビノラス(160位) 

完全にシングルスプレーヤー同士のダブルスです。過去2年連続でペールのダブルスを観戦しましたが、そんなに真剣にやっている印象はありませんでした。今回も勝つためというよりシングルスに向けて試合数をこなしてコートサーフェスに慣れるのが主な目的なのではないかと思います。

ATP選手ページ:Benoit Paire Albert Ramos Vinolas

 

16.ジェイミー・マレー(11位)/ ブルーノ・ソアレス(12位)

 ジェイミー・マレーはアンディ・マレーの兄で、ダブルスランキング1位になったこともあるダブルスの名手です。日本でも人気があります。ネットプレーが抜群にうまく、あまりストロークにはパワーがないので、多少強引でもネットに詰めていくプレーが特徴です。

ソアレスはマレーに比べるとパワーがあり、ストロークとネットプレーのバランスが良い印象を受けます。

この二人は昨年から固定でペアを組んでいて、昨年の全豪、全米オープンを制しています。昨年もジャパンオープン出場し2回戦で敗れています。

ATP選手ページ:Jamie Murray Bruno Soares

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 03:04 | コメントをどうぞ

6人の40代

いよいよ今週からATPのアジアツアーが始まります。3週間で6大会が開催されるわけですが、そのうち一つがジャパンオープンで、残りは全部中国の大会です。もう“チャイナツアー(一部日本)”ぐらいの勢いです。中国バブル恐るべしあせあせ (飛び散る汗) ジャパンオープンとチャイナオープンの賞金総額も200万ドル以上違います。そんな中で日本に来ることを選んでくれる選手たちには感謝しなくてはいけませんね。

さて、今週開幕のチェンドゥオープン、シンセンオープンにはそれぞれ3人の40代の選手がダブルスにエントリーしています。つまり6人の40代の選手がツアーレベルでプレーすることになります。チェンドゥオープンにはジョナサン・エルリック、ネナド・ジモニッチ、ダニエル・ネスターの3人。シンセンオープンにはアンドレ・サ、マックス・ミルニー、リーエンダー・パエスの3人です。6人とも全盛期の力はもう無い印象ですが、まだまだ頑張って欲しい選手たちです。誰か一人ぐらいジャパンオープンにエントリーしてくれないでしょうか。

 

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 08:41 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 予選参加選手

少し気が早いですが、2017年の楽天ジャパンオープンの予選に出場する選手について、ATPの情報を基に書きたいと思います。まだワイルドカードで出場する選手が決まっていないので、今後更新することになるかと思いますが、とりあえず今の時点で決まっている選手について書きたいと思います。(選手のランキングは9月25日付のものです)

 

イリ・ヴェセリ (チェコ) *世界ランキング60位

左利きのビッグサーバーです。去年は本戦ストレートインで1回戦でアンダーソンに勝っています。ATPによると今年結婚したばかりの新婚さんで、ペットに小型犬を飼っているのだとか。

 

ドナルド・ヤング (アメリカ)  *世界ランキング61位

今年は全仏オープンのダブルスで準優勝してダブルスは大きく躍進しました。楽天ジャパンオープンは昨年に引き続き予選参加です。昨年は予選決勝で敗れましたがラッキールーザーで本戦入りし、初戦で錦織に敗れています。

 

ダニエル・メドべデフ (ロシア) *世界ランキング62位

2014年にプロ転向したばかりの21歳で、次世代のホープの一人です。得意なショットはリターン、趣味はプレーステーションだそうです。

 

フランシス・ティアフォー (アメリカ) *世界ランキング73位

先の全米オープンの1回戦でフェデラーとフルセットの試合をした選手です。一昨年プロ転向したばかりの19歳です。全米ベスト4の実績を持つロビー・ジネプリがコーチを務めています。

 

ヴァセック・ポスピショル (カナダ) *世界ランキング85位

ウィンブルドンのダブルスで優勝したことのある選手で、単複ともにプレーしています。今大会は昨年に引き続き予選に出場しています。昨年はシングルスは予選決勝で棄権負け、ダブルスは本戦1回戦で敗退しています。

 

ニコラス・キッカー (アルゼンチン) *世界ランキング93位

身長178cmと小柄な選手です。アルゼンチンの選手ですが得意なのはハードコートで、得意なショットはバックハンド(片手打ち)だそうです。今年の4月にキャリア初のトップ100入りを果たし、じわじわとランキングを上げている25歳です。今シーズンはカレーニョ ブスタやキリオスのようなビッグネームにも勝利しています。

 

テイラー・フリッツ (アメリカ) *世界ランキング94位

今年20歳になるアメリカ期待の新鋭です。昨年は本戦ストレートインでしたが、初戦でアルゼンチンのモナコに死闘の末に敗れました。

 

ピーター・ゴヨブチック (ドイツ)   *世界ランキング66位

錦織と同い年の28歳です。9月のモセールオープンでシモンやペールを破って優勝し、初のツアータイトルを獲得し自己最高の66位までランキングを上げています。得意なショットはバックのダウン・ザ・ラインとフォアのクロスとのこと。

 

ラドゥ・アルボット (モルドバ) *世界ランキング106位

モルドバ共和国はルーマニアとウクライナの間に位置しているとても小さな国で、世界ランキングを持つ男子プロテニスプレーヤーは彼を含めて2人しかいない国です。アルボットは錦織と同じく今年で28歳になる選手で、身長175cmと小柄な選手です。尊敬する選手はセバスチャン・グロージャンとマラト・サフィンとのこと。直近の中国の大会では棄権負けしているのが心配です。

 

ニコラス・ヤリ―(チリ) *世界ランキング114位

チリの選手はかつてはフェルナンド・ゴンザレスやニコラス・マスーといった選手がいましたが、今チリの選手で一番ランキングが高いのがこの選手です。まだ21歳の選手で、このところずっと自己ランキングを更新し続けており、114位は自己最高位です。

 

Tsitsipas Stefanos (ギリシャ) *世界ランキング117位

ギリシャのNo.1プレーヤーで、まだ19歳の選手です。ツアー本戦レベルはこれまで6試合しか経験がなく、まだ勝利はありません。117位は自己最高位です。

 

イゴール・ヘラシモフ (ベラルーシ) *世界ランキング125位

ベラルーシのNo.1プレーヤーです。得意なショットはサーブとフォアで自己最高位は121位です。

 

 

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カテゴリー: ジャパンオープン | 投稿者ステイバックダブルス 03:26 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 予選エントリーリスト

デビスカップのシングルスは添田が本当に良く頑張ってくれましたね。ダブルスは厳しいですが、エース対決で杉田が決めてくれる目処が立ちました。

さて、以前楽天ジャパンオープン2017 出場選手の記事で紹介したTennis Forumというサイトに、今年の楽天ジャパンオープンの予選出場選手のエントリーリストがアップされています(こちらからどうぞ)。

予選の枠は16人で、既に13人の名前が挙がっています。このうちダニエル太郎はワイルドカードでの本選入りが決まったので実質12人の選手のエントリーが決まりました。ヴェセリ、ヤング、フリッツ、ポスピショルといった選手が出場してくれるようです。予選のシード順は本選と同じく9月25日付けのランキングで決まるようです。

楽天のエントリーが決まるとどうしても気になるのは同週開催の北京オープンです。北京オープンの予選エントリーリストはこちらです。こちらはドルゴポロフ、メイヤー、コリッチ、ティプサレビッチ、ベルッチ、ダーシスといった選手がエントリーしています。う~ん、やっぱり比べてみると北京の方が予選も少し豪華な気がしなくもないですが冷や汗 (顔)

皆さんの気になる選手はどちらにエントリーしていたでしょうか。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン | 投稿者ステイバックダブルス 23:37 | コメントをどうぞ

頑張れ、添田!!

明日から始まるデビスカップのオーダーが発表されました(こちら)。両国とも単、複の選手を使い分けているので、恐らくこのオーダーは動かないでしょう。ランキング通りの結果なら3勝2敗で日本が勝つ計算が成り立つのですが、そう簡単にはいかないのがデビスカップの難しいところです。

杉田は今回初めて日本のエースとして起用されます。正直これまでの杉田のデビスカップでの起用は不遇だった気がします。シングルスプレーヤーであるにも関わらずほとんどがダブルス起用、それも勝ち星としては計算されていないダブルスの起用がほとんどでした。今回いきなりエースとしての起用、それも2勝することが期待されての起用ですから、急に責任の重い立場に立たされてしまいました。杉田のランク(42位)はシングルスに出場する選手の中では突出して高く、ブラジルの選手はクレーコーターですからどう考えても杉田が優位なのですが、この責任の重さがプレーにどう影響するか心配です。

それだけに今回のカギとなるのは第2試合の添田ではないかと思います。ブラジルはダブルスの1勝と、対添田戦の2勝での3勝を計算しているはずですから、初日に添田が勝ってこの計算を狂わせれば、ブラジル側の勢いを止められますし、仮に杉田が第一試合に敗れても最終日に持ち込めます。久しぶりに代表に復帰する添田にベテランの意地を見せて欲しいです。頑張れ、添田!!

 

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 01:05 | コメントをどうぞ

フリオ・ペラルタ

2017年 ジャパンオープンにて

2017年 ジャパンオープンにて

男子のダブルスプレーヤーでサーブ&ボレーしない選手を紹介しています。今回は最近ランキングが急上昇しているペラルタです。このブログでは以前書いたサービスゲームで2ステイバックの記事にも少し名前が出た選手です。

フリオ・ペラルタ(Julio Peralta)

・国籍 チリ

・生年月日 1981.9.9

・身長188cm  体重79kg

・右利き 片手打ちバックハンド

・リターンサイド アドサイド

・主な戦績 2016年 ブラジルオープン優勝(w/セバジョス)、2017年 US男子クレーコート選手権(w/セバジョス)、全仏オープンベスト8(w/セバジョス)

経歴

ペラルタは2017年9月11日付のランキングで34位の選手です。しかし、ごく最近まではチャレンジャー大会を中心にプレーしていました。転機が訪れたのは2015年10月のアルゼンチンのチャレンジャーで、この大会から現在のパートナーであるセバリョスと組み、いきなり優勝します。2016年にはペラルタ/セバリョス組は年間対戦成績37勝8敗、チャレンジャー4大会で優勝、ATP250レベルの大会3大会で優勝という見事な結果を収めます。ペラルタ個人としてはこの1年で105位だったランキングが44位まで上がります。2017年も好調を維持しており、上述した34位というランキングは現時点でのペラルタのベストランキングです。また、ゼバリョスとのチームランキングは現在13位まで上昇しています。

プレースタイル

南米の選手らしくクレーコートが得意のようです。これまで獲得したツアータイトル4つの内3つがクレーコートの大会です。プレーしている様子を見ると、パワーヒッターというよりボールにしっかり回転をかけて丁寧にコントロールするタイプのような印象です。

関連リンク

ATPの選手ページ

Tennis Explorer 選手ページ

【Youtube】2017年 リオオープン2回戦 ペラルタ/セバリョス vs クボト/メロ ハイライト

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カテゴリー: 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 11:25 | コメントをどうぞ

ガスケがチャレンジャーに出場

今週末にデビスカップが開催されるため、今週はツアーレベルの大会はお休みです。

今週ポーランドで開催されるチャレンジャーにはフランスのガスケが出場しています。9月11日付のランキングで30位のガスケがデ杯の代表に選出されないのは不思議な感じですが、フランスの代表メンバーを見ると18位のツォンガ、22位のプイユが選出され、ダブルス要員にエルベール/マウが入っているので、実はとても妥当なメンバー構成です。フランスの層の厚さを感じますね。

ガスケは先の全米オープンでは1回戦でアルゼンチンのメイヤー相手に1セットアップの1ブレークアップという状況からの逆転負けでした。ほとんど2週間近いオフになってしまったので、今回のチャレンジャー参戦は勝負勘が落ちないようにということもあるのかもしれません。今年は楽天オープンでの来日も決まっているので、調子を上げて(でも怪我はしないで)来てほしいです。

ガスケといえばなんといってもあの片手打ちバックハンドの迫力です。下記にYoutubeに上がっているガスケのバックハンド集の動画のリンクを貼りました。こんなにバックハンドをフィーチャーされる選手もなかなかいないでしょう。

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カテゴリー: 動画紹介, 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 06:03 | コメントをどうぞ

マッドゥエ・ミドルコープ

このところこのブログで名前が出ることが多くなってきたミドルコープについて書きたいと思います。たぶん日本で初めてミドルコープにフォーカスを当てたブログです。

マッドゥエ・ミドルコープ (Matwe Middelkoop)

・国籍 オランダ

・生年月日 1983.9.3

・身長191cm  体重85kg

・右利き 両手打ちバックハンド

・リターンサイド アドサイド

・主な戦績 2016年 ソフィアオープン優勝(W/コーレフ)、ジェネラリオープン優勝(W/コーレフ)、2017年 シドニー国際優勝(W/コーレフ)

経歴

ミドルクープは34歳のベテランですが、つい最近までフューチャーズやチャレンジャーを回っていた選手です。転機が訪れたのは2015年で、この年から同じオランダのコーレフとペアを組みます。コーレフとのペアは相性が良かったのか、この年は非常に好成績を収め、年始287位だったランキングが年末には66位まで上昇しました。2016年以降はチャレンジャーとツアー250レベルの大会が主戦場となります。2016年の全豪オープンではキャリア初のグランドスラム出場、ソフィアオープンではツアー初優勝と安定してキャリアを積んでおり、現在も50~60位で安定しています。コーレフとのペアは今年のウィンブルドンを最後に解散しており、現在は特定のパートナーとは組んでいない状態です。

プレースタイル

私の勝手なイメージですが、オランダの選手は動きが少し固くて、あまり器用ではない気がします。ミドルクープも一般的なダブルスプレーヤーとしては器用ではない気がします。どちらかと言えばパワーで押すタイプでしょう。ATPのホームページによれば得意なショットはバックハンド、好きなサーフェースはクレーコートだそうです。

関連リンク

本人のツイッター

ATPの選手ページ

Tennis Explorer選手ページ

【YouTube】2017年 シドニー国際 決勝 J.マレー/B.ソアレス vs W.コーレフ/M.ミドルクープ    少し画質が悪いです。

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カテゴリー: 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 00:45 | コメントをどうぞ

2017年 全米オープン 男子ダブルス決勝

J.ロジェ/H.テカウ 6-4  6-3  F.ロペス/M.ロペス 

WOWOWの放送では解説が松岡修造でした。やっぱりツアーレベルでプレーしていただけに、この人の解説は一味違う気がします。随分マルク・ロペスを買っていたのが、個人的には嬉しかったです。

ただ、試合自体はそのマルク・ロペスのサービスの弱さがやはり目立ちました。第1セット先にブレークしたにも関わらず、マルク・ロペスのサーブでブレークバックされてしまったのが痛かったです。ロペス組にもブレークチャンスはたくさんありましたが、ロジェ/テカウはそういった場面でいいサーブを入れてフリーポイントで逃げることができました。マルク・ロペスのサーブではどうしてもラリー戦になることが多いので、自分のサービスゲームで相手に流れがいってしまうと、なかなかスムーズにそれを断ち切れないところがあったように思います。

試合以上に印象的だったのは、試合が終わって表彰式の準備中ににロジェとマルク・ロペスが話をしていた姿でした。松岡修造によれば恐らく試合を振り返っての戦術的な話をしているのだろうとのことでしたが、グランドスラムの決勝を戦い終えた直後に対戦相手と冷静に話ができるというところが、お互い一流だなと感心してしまいました。

今大会のロジェ/テカウはドディグ/グラノイェルス、マレー/ソアレス、コンティネン/ピアース、ロペス/ロペスという錚々たるメンバーを破っての優勝でした。この4組との対戦で対コンティネン/ピアース以外はセットも奪われていないというところがさらにすごいです。今年で結成4年目と現在ツアーの中では割と長く組んでいるペアですが、この調子なら来年も継続しそうです。

 

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 20:16 | コメントをどうぞ

2017年 全米オープン 男子ダブルス準決勝

J.ロジェ/H.テカウ 1-6  7-6(5)  7-5  H.コンティネン/J.ピアース

第2セットのタイブレークで5-4でコンティネンのサーブ2本、という局面があったようです。ロジェ/テカウの大逆転勝ちと言っていいでしょう。テカウはミックスダブルスでも準決勝に残っていて明日は男子ダブルス決勝とダブルヘッダーのようです。

F.ロペス/M.ロペス 3-6 6-3 6-4  B.ブライアン/M.ブライアン

昨年に続きブライアン兄弟はロペス組に敗れてしまいました。グランドスラムでの対戦に限ってはこれでロペス組に3連敗とどうも分が悪いですね。勝ったロペス組はディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ全仏で1回戦負けなど、今季はあまり芳しくなかったのですが、最後のグランドスラムで大活躍ですね。これで昨年のカレーニョ ブスタ/ガルシア ロペス組に続けて2年連続スペイン勢のダブルスが決勝に進出したことになります。また、明日のセンターコートの試合はダブルス決勝とシングルス準決勝2試合ですが、第1試合にロペス/ロペス、第2試合にカレーニョ ブスタ、第3試合にナダルと全部の試合にスペインの選手が登場します。相変わらずスペインは強いですね。

明日はいよいよ男子ダブルス決勝です。

J.ロジェ/H.テカウ vs F.ロペス/M.ロペス

過去の対戦成績は1勝1敗で、直近の試合はロジェ組が勝っています。4人の中ではマルク・ロペスのみ過去に全米の決勝を戦った経験がありますが、誰にとっても優勝すれば自身初の全米のタイトルで、自身2つめのグランドスラムタイトルです。試合のカギとなるのはやはりマルク・ロペスのサービスゲームではないかと思います。ブライアン兄弟との試合では9回のブレークポイントを相手に与えましたが、そのうち8回はマルク・ロペスのサービスゲームで、2回ブレークされています。ロジェ/テカウは、特にロジェがストロークの打ち合いを嫌うので、積極的にマルク・ロペスのサーブに対してリターンダッシュを試みると思います。ここでマルク・ロペスが良い突き玉やロブを打てるか、フェリシアーノ・ロペスがネットプレーで援護できるかが見どころではないかと思います。私は今回はロジェ/テカウの勢いがロペス組を押し切りそうなきがするのですが、どうでしょうか。

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 07:50 | コメントをどうぞ