フロリン・メルゲア

男子ダブルスでサーブ&ボレーしない(ステイバックする)選手について書いています。今回はルーマニアのメルゲアです。2016年リオオリンピックでナダルがダブルスで金メダルを取りましたが、その時決勝で負けたのがこの選手です。

フロリン・メルゲア(Florin Mergea)

  • 国籍 ルーマニア

  • 生年月日 1985,1,26

  • 身長180cm 75kg

  • 右利き 片手打ちバックハンド

  • サイド デュースサイド

  • 主な成績 2014 全仏オープン ベスト4(w/ドラガンヤ)、2015 マスターズ1000 マドリード 優勝(w/ボパンナ)、2015 ウィンブルドン ベスト4(w/ボパンナ)、2015 ATPツアーファイナルズ 準優勝(w/ボパンナ)、2016 リオオリンピック 銀メダル(w/テカウ)

経歴

私が初めてメルゲアのプレーを観たのは2007年のデビスカップ・ワールドグループプレーオフ・日本vsルーマニアの試合です。メルゲアはテカウと組んでダブルスに出場しました。当時のランキングは163位で完全に無名の選手でしたし、私は日本ペアを応援していたので、観たといってもこの時のプレーはほとんど印象に残っていません。ここでの試合はチームとしてはルーマニアが3-2で日本を下しましたが、メルゲア/テカウ組は鈴木貴男/岩淵聡 組に4-6 4-6 4-6のスコアで敗れています(上にも書いたようにこの9年後にメルゲア/テカウ組はオリンピックで銀メダルを獲得します)。

私がメルゲアに着目するようになったのは2015年オーストリアンオープンからです。この年、メルゲアはイングロットという選手と組んで出場し、ブライアン兄弟を撃破してベスト8に浸出しました。(下にその試合の動画のリンクがあります。)途中でイングロットが故障でツアーを離れてしまった後は、インドのボパンナと組むようになります。ボパンナ/メルゲア組はこの年2大会で優勝、3大会で準優勝と活躍し、メルゲア自身は年始24位だったランキングを11位まで上げてシーズンを終えます。

2016年もボパンナと組んでいましたがシーズン終盤でメルゲアが足の怪我でツアーを離れたため解散となりました。2017年からは再びイングロットとダブルスを組んでいます。

プレースタイルなど

メルゲア自身は最も得意なのはフォアハンドだと述べています。個人的にはバックのリターンが素晴らしいと思います。メルゲアはデュースサイドの選手なので、バックでリターンをするときには基本的には逆クロスに流すのですが、時折ストレートに強打して相手の前衛の左側を抜けていくショットを打ちます。

大きな弱点はない選手のように思うのですが、強いて言えば大舞台での接戦をなかなかものにできないような気がします(経歴の欄に書いたようにマスターズ1000のタイトルを持ってはいるのですが)。グランドスラムではウィンブルドンと全仏のベスト4が最高で、この時の準決勝はいずれもフルセットで敗れています。銀メダルだったオリンピックもファイナルセット先にリードしてから逆転負けしています。

もうひとつ本当に細かい話なのですが、オリンピックでペアを組んだテカウとの対戦成績が悪いというのも気になります。2015年以降の対戦成績を調べたところ6戦全敗でした。ジュニアの頃からダブルスを組んでいる旧知の仲の選手ですが、なにか弱点でも知られているのでしょうか。

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カテゴリー: 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 08:31 | コメントをどうぞ

マルク・ロぺス

男子ダブルスでステイバックする選手を書いていきたいと思います。第一弾はマルク・ロぺスです。グランドスラムタイトル(全仏)、ツアー最終戦、オリンピックと3つのメジャータイトルを持っており、現時点で最も実績のあるステイバックでダブルスをプレーする選手と言えます。

2017年ジャパンオープンのマルク・ロペス

2017年ジャパンオープンのマルク・ロペス

マルク・ロペス(Marc Lopez)

  • 国籍 スペイン

  • 生年月日 1982,7,31

  • 身長175cm  体重72kg

  • 右利き 両手打ちバックハンド

  • サイド アドサイド

  • 主な成績 2012 ATPツアーファイナルズ 優勝(w/グラノイェルス)、2014 全米オープン 準優勝(w/グラノイェルス)、2016 全仏オープン 優勝(w/F.ロペス)、2016 リオオリンピック 金メダル(w/ナダル)

経歴

私がマルク・ロぺスのプレーを最初に見たのは2012年のデビスカップ1回戦(スペインvsカザフスタン)です。この前年、スペインはナダル、フェレール、F.ロぺス、ベルダスコという当時のドリームチームでデビスカップを制覇しました。ところが2012年はこの4選手が揃って代表を辞退してしまい、スペインはいわば「二軍」での闘いをよぎなくされます。マルク・ロペスはこの時ダブルス要員としてデビスカップ代表に選出され、グラノイェルスとのコンビでチームの勝利に貢献しました。

この2012年シーズンはマルク・ロペスにとって飛躍の一年となります。それまで様々なスペイン選手とダブルスを組んでいましたが、デビスカップ1回戦を皮切りにほとんどの試合をグラノイェルスと組んで出場するようになりました。グラノイェルス/ロペス組はシーズンを通して安定した成績を収め、年間の上位8組しか出場できないツアー最終戦(ATPツアーファイナルズ)の出場権を獲得します。予選ラウンドでブライアン兄弟を破るなどの番狂わせを演じ、初出場にして優勝を飾ります。デビスカップ1回戦の時点で42位だったランキングはシーズン終了時には6位までジャンプアップし、スペインの「二軍」相当の選手から、ダブルスのエースとしての地位を確立しました。

2015年でグラノイェルスとのペアを解散し、2016年~現在はF.ロペスとペアを組んでいます。昨シーズンはこのペアで全仏オープンを制しており、連覇に期待がかかります。

プレースタイルなど

マルク・ロペスのプレーの特徴は、これだけ実績のある選手に大変失礼ですが…バックハンドの下手さです。以前はバックを打たされたらとりあえずロブで逃げるしか選択肢がないような状態でした。最近は多少マシになりましたが、このレベルの選手としてはお粗末と言わざるを得ません。それでもこれだけ勝てるのは反応が早く、かつ動きが速いのでほとんどのボールをフォアに回り込んで打つことができるからです。反応早さはネットプレーでも活かされていて、強いボールもしっかりブロックして角度のあるボレーを打ちます。

技術的に改善の余地があるのは前述のバックハンドとサーブでしょう。175cmと小柄のは確かですが、ファーストサーブでも150km/h程度なので、もう少し良いサーブが打てるのではないかと思います。

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カテゴリー: 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 02:43 | コメントをどうぞ

初めまして

男子ダブルスプレーヤーでサーブ&ボレーをしない選手にはまっています。マニアック過ぎる趣味で語れる場がないのでここに吐き出していこうと思います。お時間ある方は読んでいただけると幸いです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ステイバックダブルス 14:55 | コメントをどうぞ