『ゾーンに入るとは、どういう事か?』
何をするにも、まず、心の状態が大事だ、
集中力が出ない時 ⇒やる気が起きないし、怪我をしやすい
集中力が弱い時 ⇒調子が悪いし、実力が出せない
集中力が強すぎる時⇒緊張や焦りで上手くいかない、
一流選手は、緊張を高めるサイキングアップと
緊張を和らげるリラクゼーションのバランスを取り
フローゾーンに持っていく心の訓練をしてる、
緊張とリラックスのバランス、これが最高のパフォーマンスを生み出す
だけど、ゲームの最初から、この状態ではない、
緊張しすぎて気負っていたり、相手をなめて掛かっていたりで
最高とは言えないけど、ゲームが進むにつれて調整していくのだ、
フローゾーンは、何度も経験しているが、
ある時、緊張+++が行き過ぎる経験をした、30数年前
当時、ダブルスのチャンピオンだった、トム・ガリクソンと
イベントで1ゲーム先取の試合をした時に事件は起こった、
サーブを打った瞬間に、周りの音が消えた、そしてボールの回転がみえる
肌に風が当たるのを感じ、毛を通して離れていく、
時間は止まったかのようにスローになり、相手の表情さえも見える、
ボールを決めた瞬間、大声援が聞こえてくる、そして勝利して
当時、7万6千円のラケットを2本貰った、
このゾーンには名前が無かったからヒーローゾーンとかってにつけた、
人間の能力の中には、ヒーローゾーンがある、
これは、命の危機の時に起こる、火事場の馬鹿力や、
事故に遭いそうな時にスローモーションのように見える力だ!
ヒーローゾーンをもっと自由に出せたら、凄いパフォーマンスが出来る
って思ったけど、テニスの試合で出てきたのは、あの1ゲームだけ、
後は、壁打ちの時、何回出来るんだろう?って打ってると、
300回ぐらいから、ボールの中心に黒い点が見えてきた、
なんだろうか?と思ってたら、点は丸になり、回数が進むにつれ
大きくなり、1000回を超える頃には、ボールは真っ黒になってる
それからしばらく続けていたら、『パッパ~』とクラクションがなり
コカコーラの車が来た、びっくりしたとたんに、黒が黄色のボールになった、
集中力は、訓練でアップ出来るから、やってごらん!
ヒーローゾーンも体験すると面白いよ。