カテゴリー別アーカイブ: テニスコーチ

☆部活の練習に先輩が教えに来てくれた☆

☆部活の練習に先輩が教えに来てくれた☆

ナイターの練習の時に、『部活の後輩達、元気が無いんだよな』

って話したら、シホが『私が喝を入れてあげるか!』って事で

試験前に関わらず、頑張って教えに来てくれた、

 

流石、先輩、ビシビシと教えてくれて皆も感動、

練習終了後に、後輩たちは先輩を囲んで『ありがとう御座いました』

お礼をしてた、

 

ヒーローもお礼に、近くの喫茶店でランチをご馳走した、

コートに戻ると、シホがコート整備を始めた、

ヒカルもアキヒトも、それに釣られて一緒に整備をした、

『コーチ、ホウキと塵取り買ってきて』って買いに行こうと思った所に

シホの父が来て、一緒に買い物を手伝ってくれた、

 

買い物が終わり、皆で休憩してアイスクリームを食べ

シホとヤマトと父は、帰って行った、

 

何も言わないでも、コーチの言いたい事が解ってるんだよね、

『ヒカル、たまにはコート整備でもしたら?』って

それを行動する事により、伝えられる、

高校1年生とは思えない気づきなんだよね、

 

ヒーローとアキヒトとヒカルは、夜遅くまでコート整備をしました、

お陰で、多少綺麗になったよ!テンキューです。

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カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 00:48 | コメントをどうぞ

☆小禄中女子テニス部☆

☆小禄中女子テニス部☆

中体連地区大会が、12月の冬休みから始まる、

昨年は優勝したが、今年は戦力がごっそり抜けたので苦戦を予想する

だけど毎年、冬頃から急激に伸びる子が多いので期待しよう、

 

練習も、上江田コーチやヒカルコーチとアキヒトが手伝ってくれるので

2年生も、1年生も、だいぶ上手にはなってきた、

だけど気持ちがまだまだだ!もっと元気を出し、思いやり、

楽しく出来る喜びを感じ、父母や応援してくれる人に感謝する、

こういう事が出来てくると強くなるんだよね!

 

この間、2年生と1年生の団体戦をした、

不思議なことに、チームが試合してるのに、応援すらしてない、

 

これが、南部地区や中頭地区を見ていると、後輩や試合に出れなかった

部員たちが、それ以上に親達が熱くサポートしてる、

 

保護者が担当でボール当番とか、交代ずつで部活を見守ってる人は一人居るが

父母会役員は来てくれるが、成長を見守る親が今までより少ない

『教える時、ヒーローはこんな考えで、こう教えています』と伝えたいが

見つけては話するけど、滅多に逢わないから解らない人もいる

 

ヒーローを知ってる人は24人のうちの5~6人ぐらいなので、

話しもした事の無い人や、挨拶程度のひとからみれば、

単に、ヤンキーのオジサンでしかない!

 

中学生達は自分を確立しようと成長してるから、『見に来ないで!』って言うが

ほんとは、来てくれると嬉しそうだし、誇り高き顔になる、

家族、応援する人、見守る人、導く人、友達、いろんな人に支えられ成長するから

忙しいとは思うが、空いた時間がある時は、出来るだけ見守って欲しい、

子供の成長を見守る事で、父母自身も成長できるし、

また、部員達も、他人の成長を喜び、応援できる人になると思う!

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カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 15:44 | コメントをどうぞ

☆『幸せ革命』学ぶ喜び!☆

☆『幸せ革命』学ぶ喜び!☆
3年生になる時、2年の時に同じクラスだった人は、女子が2人ぐらいしか居なかった、
何しろ18クラスもあるからね~、この機会に変身しようと思った、
とりあえず高校に行って最低学歴は取得しないと、将来、成りたいものになれなかったら困るからね
、といっても、今まで勉強してないので、どうやれば良いのか解らない、

列をはさんで隣に、学年で1番の男子が居た、とりあえず、コイツの真似をしようと思った、
学生服の付け方は、ダサ過ぎて真似はできないけど、黒縁のメガネぐらいなら真似出来る、
後は、休み時間も勉強してるので、同じように勉強する真似をしていたら、
『どんなの勉強してるの?』って聞かれた、『これが、解からん』と言うと丁寧に教えてくれた、
休み時間は、ほとんど家庭教師状態で、ヒーローが理解すると、喜んでくれる、
始めて勉強してて楽しいって感じた、授業中は、休み時間に質問する事を見つける場となった、

そうすると、今まで早く時間が過ぎてくれないかと願ってた8年間が勿体無く感じた、
先生が『だれか?解る人』って言うと取り敢えず手を上げたりした、
ほとんどの場合は間違っていたけどね、あと、ヒーロー自信でも努力した、国語や社会は、
最初から最後のページまで、何が書かれてるか?音読した、次に大事だと思う所を鉛筆で線を引いた、
それが終わると線を引いた所だけ音読した、それでも時間が掛かるので、
次にもっと大事だと思う所に赤鉛筆で印をつけた、そして非常に大事だと思う所をノートに書き写した、
それを読めば20分で1教科が終わる、

新しい発見もした、休み時間に、勉強してる時に煩すぎてついつい耳を塞いだ、
すると、誰にも聞かれないように小さな声で音読してるのに、頭のなかで響いて大きく聞こえる、
これは脳に直接記憶させれるから、良いかも知れないと取り入れた、

ま~、友達が居たから出来た事だけど、3年の終わりの通知表は
4・3・3・3・3・2・2・2ぐらいで、席次は470番ぐらいになった、

高校は、普通科に行くと基礎力の差で負けるから、
皆も新しく学び始める商業科に行こうとおもったし、早く自立して仕事したかったから、
夜間の高校にした、また、入れるのは此処ぐらいだったと思う。

1969年7月20日 人類が始めて月面に着陸しました。

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カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 12:44 | コメントをどうぞ

☆『幸せ革命』不良少年ヒーロー☆

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☆『幸せ革命』不良少年ヒーロー☆

男子と向き合った時、生徒会の優等生とは仲間になれそうにないから、

自然に悪ガキが集まってくる、ちょうどこの頃、シンナーを吸ってラリってる奴や、

喧嘩ばっかりして、学校にあまりこない奴、その中で一番許せない行為が、

同じクラスメイトのカバンを盗んで、給食費や小遣いを盗む奴、友達を集めて言った、

 

『不満があるならシンナーに逃げないで戦え、友達の物を盗むな!その代わり、

外で盗んで来たものは、ヒーローが買う』って事になった、

 

普通の生徒から、万年筆が欲しいって注文が入ると、友達に注文、

すると書店などから万引きしてきて、ヒーローに持ってくる、10ドルの商品を

2ドル50セントで買う、注文した人に5ドルで売る、その人は親から10ドル貰うから、

5ドルの小遣いが出来る、噂が噂を呼んで注文が来る、

 

実行部隊は恐ろしい奴ばっかりで、1冊の本を頼むと、紙袋に周りの10冊ぐらいを

ボンと落とし持ってくる、そういう風にしてるうちに商品が山のように溜まるし、

お金も、使いきれないほど貯まる、だから、時々スケートに連れて行ったり、

ボーリング大会したりと楽しかった、

 

ある時、臨時で来た大学を卒業したての綺麗な先生が、噂を耳にして呼び出された、

『お前らさ~、もしこんな事してたら、大変な事になるよ、刑務所行きだよ、』って言われ

『もし、真剣に思うなら、俺達の飲み会に来い!』って言ったら、ほんとに来て一生懸命説得してくれた、

 

ヒーローは、注文があった物が、どの店からとって来たとかノートに書いてたので、倉庫いっぱいの盗品を、

先生は、お店と相談して、公にしない事を条件に返して来てくれた、後で考えたら、恐ろしいよね、

自分では友達を守ってるつもりでも、犯罪者を育てていたのだから、もし、先生が居なかったら、

今頃、悪い世界で生きていたかもしれないと思う、また、他の先生だったらと思うとゾ~っとします、

 

書店や衣料品店、スポーツ店の皆様、ご迷惑をおかけしました、すみません。社会にも、其々の生活があり、

一生懸命に頑張ってるのに、盗まれたら悲しいですよね、って後でおもいました、

 

初恋の人もシンナーを吸って補導、職員室に行く途中、ヒーローは悪さをして、校長室でケツバット、

クラスも離れ、気まずい場所でしか逢えない、だけど、やっぱり好きでした、ここで又、考えを変えようと思った、

 

ちょうどデパートでロバートキャパ展を見て、魂が震えた、写真が世界を変えれるのかもしれないと思った、

世界を平和にするには、戦場カメラマンしか無いと思った、学力もいらないし、勇気があれば大丈夫と思い、

沖縄の有名な写真屋さんをみんな回ってお願いした、写真の現像技術を習得するには、写真屋さんに入らなければ、

だけど、何処も断られた、『中卒は技術が見についた頃、直ぐに辞めるから、採用しないんだよね、』って、

給料いりませんのでお願いしますって言っても、ゴミのように扱われた、もう直ぐ3年に上がるまえだった。

 

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:38 | コメントをどうぞ

☆『幸せ革命』初恋☆

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☆『幸せ革命』初恋☆

中学になり始めて、長い時間を一緒に居たいって女の子が現れた、

仲が良くなり、毎日のように朝早く学校で待ち合わせ、

トランプ占いなどを教えて貰った、

 

でも、自分が好きって感情すら解らなかったから、これが恋だとも知らなくて、

彼女に『好きな人居る』って聞かれた時に、あんまりドキっとしてしまって、

他の人の名前を言った、そして彼女も他の人の名前を言った、

 

互いに協力して、互いに上手く行って一緒にデートをした、

そこへ私も一緒にって他の女の子も集まって来て、段々と集団になって来た、

映画を見に行ったり、喫茶店で話したり、サイクリングに出かけたり

モップスのコンサートを見に行ったり、幸せな日々を過ごしてた、

 

授業中も女の子とお喋りをして、先生に怒られたり、

ノートをとってくれたりしたから、余計に馬鹿になった、

席次は、870人中、850番ぐらいだったと思う、

 

女の子から家に電話が掛かってきて、父が出ると

『ヒーローは居ません』って言われて、よく喧嘩した、

手紙とかも、女の子から来ると、封が開けられてたりした、

 

また、卓球部に入っていたが、彼女を好きという先輩が居て

『自分に合わせろ、連れて来い、』なんて言われ、嫌がらせをして

筋トレも持久走も2倍させられた、

こんな暗い卓球部辞めてやるって辞めた。

 

彼女は、女性の考え方や、付き合うマナーを教えてくれ、

バレンタインデーにチョコレートを貰った人には、

ホワイトデーで、平等にお返しするとか?後に凄く役立った、

 

話は変わるが、久しぶりに小学校からの男子の幼馴染を映画に誘うと、

『行かん!』って言われた、今までず~と一緒に行ってたのに何でか聞いたら、

『ヒーローは新聞配達もして金持ちだけど、俺は金が無いし、いつも、

出世払いでいいよって言われる度にプライドが傷つくんだ!』って

言われてガーンと来た、自分では良かれとやってた事が、

相手を傷つけてるなんて、なんて馬鹿なんだとおもい、このまんま、

浮かれてる場合じゃないと思って、これからは男子と仲良くしていこうと

決めた中学一年の終わりでした。

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:14 | コメントをどうぞ

 ☆『幸せ革命』丸坊主☆

 ☆『幸せ革命』丸坊主☆

小学校から中学に上がると、全員丸坊主になる、

『何で自分の身体なのに、自由に出来ない』これが一番嫌だった、

中学は規則でがんじがらめだ、何故に全国一律で学生服を着ないと

いけないんだ、沖縄は熱いんだから、Tシャツや長袖シャツがあれば充分

じゃないか?衣替えも東京と沖縄は温度差があるのに何故に一緒なのだ?

桜でも1月に咲くのにオカシイだろうが!って、絶対に髪を切らなかった、

 

学校側も1学年17~18クラス、3学年で2700人の中の1人が

言う事を聞かないと規律が乱れると思い、強行突破にでた、

生徒指導部の先生が3人やってきて、二人に片方ずつの腕を抑えられ、

もう一人がヒーローの頭の真ん中にバリカンを入れられ、

逆モヒカンにして去って行った、納得出来ないがしょうがない、

床屋で丸坊主にした、だけど、髪を少しずつ伸ばして、

ギリギリオッケイラインを見つけ、自分でレーザーカッターで

髪を切っていた、沖縄で丸坊主にすると、紫外線が直接頭に当たるから、

頭皮が乾燥して、フケが出る人が多かった、

髪を伸ばしたら不潔って?誰が決める、不潔な人は損をするんだから、

少なくとも自分で決める事なんて思っていました。

 

 ☆『幸せ革命』御殿のような家☆

父のパチンコ屋さんは、大成功を収めて、御殿のような家へ引越しです、

小さな丘に石垣を積んで、坂道を上がると、広い庭、

1000万円もする松や、ソテツ、家が1軒建つほどの大きな池、

その中には錦鯉が沢山泳いでいます、裏庭には、人が住めそうな犬小屋と、

20mはあろうかと思えるプールとシャワー、

 

30畳の仏間、応接間、客間、お手伝いさんの部屋、寝室、書斎、

それぞれ子供達の部屋、2階からは、那覇市が全部見える絶景、

下の方に市民会館があり、芸能人がホテルと間違って来るほどで、

『玉城御殿』と呼ばれていました、

 

最高に幸せ?と思いきや、そうでもありません、

時が経つにつれて、錦鯉に餌をやるのも飽きて来て、

血統証付きのコリー犬、ラッシーも散歩に連れて行く子供達も居なくなり、

其々の部屋に篭って居る、台所では、ポットが失くなり、

新しいのを買うと又失くなる、各部屋でテレビを見て、

各部屋でコーヒーを飲み、昔、皆で番組を譲りあったり、

チョコレートを分けあった兄弟姉妹はバラバラになった気がした、

ヒーローは出来るだけ妹達を集め、狭い場所で花札やトランプをしたり、

犬を散歩に連れていったりした、

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カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:46 | コメントをどうぞ

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☆『幸せ革命』壺屋焼き登り窯の戦い☆
自分の家から歩いて5分の所に小学校があり、
近所の友達は、この学校に行っているのに、
何故か我が家だけは、30分も掛かる小学校に通ってた、

近所の子供達は、ヒーローが学校で苛められてるって聞いて、…
『よし、俺たちが、やっつけてやる』って事になり、宣戦布告!
困ったけど、しょうがない、だって帰るまで一人だからね、

下校と同時にダッシュして帰らないといけないけど、
足が遅いので、校門に見張りがついている、
ヒーローは、塀を越えて、ひとの家の屋根ずたいに帰る事もあった、
そして、仲間と合流して、壺屋焼きの登り窯のある所で戦争をした、

協定では、焼き物をやく、赤い粘土を投げ合うって話だったけど、
粘土の中に石をいれて投げてきた、それがエスカレートして、石だけになり、
後は、ゴムカンと言う飛び道具を使って来た、

これが、2週間も続いた、そこでヒーローは考えた、
そう言えば、お店してる時のかんしゃく玉があったな~、
それを持ち出して来て、ゴムカンで打つと、相手は総崩れになり、
逃げ出して行った、後を追いかけボスの家へ、そして捕まえて、
壺屋焼きの登り窯の前に連れて行き、かんしゃく玉を背中に当て、
死刑にすると大泣き!ようやく、壺屋焼きの戦いの幕を下ろす、

ま~、それからと言うもの、虐める人は居なくなった、
この時はじめて、もしかして自分は強いかもしれないと思った、

運動会でも、障害物競争だと2位ぐらいになった、
だけど、普通の駆けっこは、相変わらず最下位で、身体は柔軟性が無く
鉄棒やマット運動も出来ないし、リズム感がなく音痴で、
笛やカスタネットでリズムを取るのも苦手だったし、勉強も出来ないし
まるで、劣等感のオンパレードでした、

だけど、主婦やちびっ子達からは、好かれて居た気がします、
家でも少しずつ、兄姉妹とも仲良くなり、過ごしやすくなっていました、

☆『幸せ革命』僕たちの学校!☆
5年生のある時、運動会練習のダンスで、女の子と手を繋ぐのだが、
手を繋ぐのが恥ずかしい、ほんとは繋ぎたいのだが、皆が見てるし、
男のプライドが許さない、繋いでるフリをしてたら、女の子が、
『先生、ヒーローは手を繋ぎません』って言われた、すると先生が、
『手を繋がない人は誰だ!』って言うと、6人ぐらいが手を上げ、
『前に出てこい!』って言われ、出て行くと6人横に並ばされ、
バシッ!バシッ!っと平手打ちが飛んできた、顔がカッっと熱くなった
かと思うと、目眩とともに星がキラキラ回ってる、
『全体を乱すお前らは、学校に来るな!帰れ!』って言われた、

6人とも敵味方で戦ったガキ大将ばっかり、『皆、どうする』って
事になり、学校に行けないんだったら、自分達の学校を作ろうって事になり、
早速、使わなくなった校舎裏の倉庫を片付けて、黒板を設置し、
古い机と椅子を並べると、かっこいい教室になった、先生も居ないから、
交代ずつで得意な科目の先生になる、ヒーローは、得意なものが無いので、
人気の無い理科になった、教えるとなると、勉強しないとね~、

家に帰って、姉ちゃんに教えてもらい頑張った、翌日から、
自分達の学校に登校、日頃は遅刻すれすれに行くのに、
7時半には全員集合、出席をとり、授業が始まる、これが面白いのなんのって、
担任の真似をして教える子や、テレビで流行りのギャグを随所に入れて
授業をする子、給食時間は、皆の弁当を開いて、バフェスタイルで、
好きなのを交互に選んでいって食べたり、お昼寝タイムを作ったり、
超楽しかった、翌日はヒーローの理科の授業、内容はどうだったか
覚えてないけど、凄いウケた記憶はある、

自分達が楽しく過ごしてる間に、
学校では大変な事が起こっていた、問題児6人が全員休んでいる、
これはおかしいって事で、担任に家庭訪問をしろって事になったらしい、
親は、『うちの子は、朝早く学校に行きましたよ!』って、
先生達も方々探し回ったとの事、それを知らない自分達は、
家に帰ると鬼のような顔をした親達が待ち受けていてぶっ飛ばされた、

翌日、学校の校長室に呼ばれ、説教された!。
だけど、『俺達は悪くない、先生が来るなって言うから、
自分達の学校を作ったし、勉強もしてた』って思ってたから、
涙も出なかった、6年の成績も1・2・1・2・1だけど、理科が4になった。もっと見る

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:51 | コメントをどうぞ

☆『幸せ革命』扱いにくい子供☆

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新しいお父さんから見れば扱いにくい子供だったのかもしれない、

朝出たら、夕飯時間まで帰ってこないし甘えてこない、

ヒーローから見れば、怖いおじさんだからね、

 

パチンコ屋さんを始めて、仕事が上手くいき、羽振りがよくなると、

毎日明け方に酔っ払って帰ってきて、お母さんを叱りつけたり、

ヒーローを、柱にくくりつけ、お灸をすえる、

今でも身体のあちこちに、火傷の跡が消えなく残ってる、

これが地獄なんてもんじゃない、ジワジワ熱くなり燃え尽きるまで据える、

 

後で聞いた話だけど、夜の社交界では有名だったらしい、

『閑古鳥が鳴くキャバレーに入っても、お前らの父さんが来たら、

 店に客がいっぱいになる、そうすると構って貰えないから面白く無い、

 次の店に行く、これを明け方まで繰り返す、ホステスからは

 神様だと崇められてるよ!』だって、

 

時々、酔っても気分が良い時は、お土産に焼き鳥や寿司を買ってくる、

そして二日酔いで頭が痛いからと子供達に按摩をさせて小遣いをあげる、

こんな親の世話にはなりたくないと思った、

 

母も、新しいお父さんとの間に、赤ちゃんが出来てなお忙しくしてた、

お手伝いさんを雇い、子供の面倒を見させてパチンコ屋さんの経理や、

従業員の面倒なども見るようになった、

 

ヒーローもどんどん暗い性格になり、学校でも苛められた、

男子で身長が一番大きいけど、弱虫だったので、女子の身長の大きな子

3人にとっては、情け無い奴に見えたんだろう?

休み時間の度に、砂場に連れていかれて苛められていた、

 

お陰で成績はどん底、良い子の歩には、5段階評価なのに

1・2・1・2・1・2と並んでいた、体操の選手か?って言われてた、

それに運動会が一番嫌だった、駆けっこは、いつもピリ!だった、

 

先生達も、『お前の姉や兄は、勉強も運動も出来るのに、何故だ?』

何故と言われても、自分なりに努力してるけど、結果がついていかない、

ヒーローも悲しかったし、母を悲しませるのが辛かった。

 

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 13:33 | コメントをどうぞ

☆『幸せ革命』自立☆

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☆『幸せ革命』自立☆

家から3軒隣ぐらいに、小さな広場があって、

近所の人が夕涼みをしたり、子供達の遊び場だった、

友達の居ないヒーローは、広場の片隅に座り、子供達の遊ぶのを観察してた、

『おーい、ビー玉しようぜ!』って言って始める、

玉が弾けてドブに落ちる、それを見てて皆が帰った後に探して、

翌日、お願いして一緒にビー玉をする、だけど、下手だから、

直ぐに巻き上げられる、そうするとまた、広場の隅に行ってドブに落ちるのを待つ、

これが必死なので、あっと言う間に上手になって来た、

 

気がついたら、箱のいっぱいになっていた、

子供達は負けると、お金を持って駄菓子屋に行って、1セントで5個

(この頃の沖縄はドル)買ってくる、ヒーローは考えた、

みかん箱の上に、ビニール袋にビー玉を10個入れて1セントで並べてみた、

それも10個のうち1個は、珍しいビー玉を入れて、すると、

遠くからも子供達が買いに来るようになった、

 

ビー玉が少なくなると、ゲームをして勝つことで仕入れが出来る、

ある時、市場にビー玉の袋を閉じる輪ゴムを探しに行ったら、

いっぱい落ちているんだよね、昔は服とか野菜とかを新聞紙で包んで、

輪ゴムをするんだけど、パチーンとアッチコッチに弾かれる、

朝早く行ってそれを拾う、細い腕に両手いっぱいの輪ゴム、

歩いてたら早く出てきた店の人が、『坊や、それを売ってくれないか?』

って言われ、片手3セント、両手だと5セントって言ったら、

みんな買ってくれた、

 

市場に行くと、近所の店より安い事に気づいた、

梅干が、近所の店だと3個で1セントなのに、

市場では6個で1セントなんだよね、これを、5個で1セントで売っても利益が出ない、これを3個1セントで売る為には、工夫が必要だ、考えた結果、

梅干はすっぱいから、子供は好きじゃないから、カレー味にして

漬け変えてみようと思い、樽の中に家にあった、インドカレーの粉末に、

氷砂糖を入れて、混ぜ合わせると4~5日くらいで黄色く甘い梅干が出来る、

それを、マヨネーズ瓶に30個入れて10セントで売った、

これが主婦に大人気、作ったら直ぐに売れる状態だった、

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:56 | コメントをどうぞ

☆幸せ革命、新しい家族☆

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☆幸せ革命、新しい家族☆

6歳のある日の事、知らないオジサンが夜に来て、

母と一緒にタクシーに乗せられ、那覇という街に連れていかれた、

そして2階建てが3軒も繋がった大きな汽車みたいな家に連れて行かれた、

大通りに面した一番目の家は、ブロック建ての4角い家、

次が沖縄瓦の家がくっついていて、その後ろにトタン木造の2階建てが、

無理やりくっつけられてるような家だ、

 

『今日から、此処がお前の家だ、適当に寝れ!』って言われた、

暗さに目が慣れてくると、4畳半ぐらいの木で出来た大きなベットがあり、

その中には、5人ぐらい寝てて、とりあえず、右端が空いてたので寝たら、 

時間が経つにつれ、こちら側に転がって来て押しやられ、

20センチの柵を乗り越え、ベットの下に落とされた、

『ここでは、生きていけない』と思った、

 

翌日朝に皆に紹介された、長女道恵(12歳)次女貴野(10歳)

長男譲(8歳)3女妙(4歳)4女明里

ヒーローが次男6歳で、2歳違いで並んだ、

姉2人、兄1人、妹2人、そして、この日、知念から玉城へと姓が変わった、

 

今までノンビリ暮らして居たから、生活の変化が大変だった、

朝ごはん、トースターからパンがポンと飛び出した瞬間、

姉達がさっと取り、食べ終わるまでついて行けない、

待ってると兄が、『俺はウインナーが好きだから、俺の人参と交換だ、』

とか言って、皿の上からかっさらう、

 

皆が食べ終わって、パンを取りジャムをつけて食べようとしたら、

一番下の子の手が、テーブルの下から伸びて、パンを食べる、 

3女の妙だけは、ヒーローと同じくノンビリした性格だったので、

2人がいつも取り残されていた、

 

兄の譲はイタズラ好きで、物陰に隠れては、『ワッ!』と脅かす、

またクチュクチュを泣くまでやる、お前は弱いからと、

喧嘩相手を探してきて戦わす、構ってくれてるって思ってるみたいだけど、

自分にとっては恐怖でしか無かった、長女は物心がついてる年頃だったので、

お母さんは、産んでくれた人以外認めたくない態度だった、

 

新しいお父さんは、ヒーローがお母さんと話ししてると、

『お前は、自分の子だけ大事にして!』って怒鳴られる、 

これが一番辛かった、自分が居なければ怒られずに済むと思うと、

家に居る時間が少しずつ少なくなってきた、

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 23:46 | コメントをどうぞ