テニスを教える時、注意しないといけない事がある、
例えば、自分のスクールだと、教える方向性が一緒だから
自分の思うとおりに教える事が出来る、
これが、他のスクールに呼ばれた時は違ってくる、
「ここに呼ばれた目的は何だ?ヘルプか?」
「選手を強くする目的か?」
「他のコーチに対する刺激か?」
「または、練習方法を吸収させる為か?」
「会員にテニスの楽しさを伝える事か?」
ヘルプの場合は、基本的に次のコーチにバトンタッチをし易いように
そのスクールの練習メニューを取り入れながら、少し刺激を与える、
他のコーチに対する刺激の場合は、徹底的に面白い練習をとりいれて、
見てるコーチを圧倒する、他のコーチから見ると、悪者に見えるが
帰った後に、オーナーの話を聞くと、意外と練習を取り入れているらしい、
何故か?2回目に行くと、コーチ達も直ぐに受け入れて質問してくる。
練習方法を吸収させる為の場合は、指導者講習会というかたちが望ましい、
「振り回された時のフォアーハンドストロークを教える時にどうしているか?」
なんて課題を出し、其々のコーチが、今までやって来た事を発表させて、
良いところを取り入れ、それに新しい事を付け加えて上げる事により、
自分が構築したと実感が湧くから、自信をもって教えられるようになる。
会員にテニスの楽しみを教えるのは、
まず自分が楽しくないと、皆も楽しくない、ワクワクドキドキする時って
何か?楽しい事が待っていそうな時だよね、
スリルとサスペンスのあるレッスンを心がけています。
サークルを教える時は、リーダーの方向性で決まります、
何故なら、そのリーダーは、自分が帰った後も、ず~っと面倒を見るから
ヒーローが教えた時に、『なるほど、こういう方法があるのか』って
取り入れてくれるリーダーと、『俺は出来ない』っていうリーダーがいるので
そのリーダーが出来て、それに少しプラスになれば良いかな?
部活の場合、基本的に望む人は誰でも入れるわけだから、
強いから、弱いからと隔てる事なく、皆が今より少し良くなる、
でも、目標は、地区大会、県大会、九州、全国を目指す、
其々の個性を引き出してあげる、テニスだけじゃなく人間性の向上
協調性を育てる、いつもコーチがいる訳じゃないから、
自主性やリーダーシップも育てて行くように心がけています、
教えるって言っても、いろんなパターンがあるので、
何が必要か?何を求めているか?を、早く見抜き、
其々にあった指導方法を選択するのが大事ですね、