日別アーカイブ: 2018年9月19日

マリアのチップ&チャージ

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タチアナ・マリアのチップ&チャージです。男女ともあまりやる人がいなくなってしまったプレーですが、躍動感があってカッコいいです。このプレーではキャリオカステップを使うイメージが強いですが、マリアはキャリオカステップはあまり使っていませんでした。

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カテゴリー: 連続写真 | 投稿者ステイバックダブルス 21:58 | コメントをどうぞ

2018年 楽天ジャパンオープン ダブルス出場選手 (ドロー順)

今年の楽天オープンダブルスの出場選手をまとめました。初めてダブルスを観戦する人向けに簡単な解説も入れています。各リンクはTennis Explorerというサイトに飛ぶようになっています。

*文中のチームランキングはレースランキングのこと。順位は9月29日時点のもの

*9/30にドロー順に直したものを再度アップしました。

 

1. ヘンリ・コンティネン / ジョン・ピアース

昨年の全豪オープンのチャンピオンです。現在のチームランキングは10位。楽天オープンは2年ぶりの出場で、前回出場したときは初戦で敗れています。コンティネンもピアースもサーブが強い選手で、このサーブを軸にしたプレーをします。デュースサイドでプレーするのがコンティネン、アドサイドでプレーするのがピアースです。

 

2. ファブリス・マルタン / ジル・シモン

 事前のエントリーリストには(Alternateを含めて)名前がありませんでしたが、予選にエントリーして勝ち上がってきたフランス人ペア。この二人は2年前に1度だけダブルスを組んだことがありましたが、その時は初戦敗退でした。マルタンはダブルス専門の選手。198cmと長身でパワーがあります。楽天オープンのダブルスには一昨年も出場していますが、その時は初戦敗退。その時敗れたのが今回のパートナーのシモンとでした。そのシモンは日本で人気のある選手の一人です。基本的にシングルスプレーヤーであまりダブルスはプレーしません。しかし、前述のマルタンを下したときの楽天オープンのダブルスではベスト4に進出しています。

3. ロビン・ハーセ / マトゥエ・ミドルコープ

 昨年末から組み始めているオランダのペア。現在のチームランキングは16位。ハーセはシングルスもプレーする選手でアフロヘアがトレードマーク。ミドルコープは30歳を過ぎて初めてトップ100入りした遅咲のベテランで、バックハンドを得意としています。二人ともストロークが強い選手なので、ネットプレーよりもストロークを軸としたプレーをします。

 

4. ダニール・メドべージェフ /アイサム・ウルハク・クレシ 

恐らく初めて組むペアだと思います。メドべージェフは今年ダブルスの試合をプレーするのがこれで2試合目という、ほぼ完全なシングルスプレーヤーです。一方のクレシはダブルス専門の選手で、楽天オープンによく出てくれている選手です。マッシブな体格ですが動きが素早くネットプレーの非常に巧い選手です。一昨年の楽天オープンでベスト4、昨年は初戦で敗れています。

*エントリーリストではメドベージェフはプイユと組むことになっていましたが、プイユの欠場でペアが変わったのでしょう。クレシが組む予定だったソールズベリーは内山と組んでワイルドカードが与えられています

 

5. マクラクラン勉 / ヤン・レナード・ストルフ

 今年から結成されたペアで、今年の全豪オープンでベスト4に入っています。現在のチームランキングは13位ですが、ペアとしての優勝はまだありません。ストルフは今大会はシングルスにもエントリーしています。

 

6. フリオ・ペラルタ / オラシオ・セバリョス

昨年の秋ごろに一度解散したペアなのですが、最近また復活したペアです。現在のチームランキングは19位。ペラルタは35歳を過ぎて初めてトップ100入りした選手で、コントロールの良いストロークが持ち味。一方でネットプレーはこのレベルのダブルスの選手としてはやや難がある印象です。昨年も楽天オープンのダブルスをプレーしており、ベスト4に入っています(準決勝でマクラクラン/内山に敗退)。セバリョスは左利きの選手で、シングルスでも活躍しており、今年は杉田に2戦2勝しています。ペラルタ同様ストロークを得意としていますが、ペラルタよりパワー系の印象です。

 

7. チョン・ヒョン / マシュー・エブデン 

エントリーリストにはなかったペアです。普段はシングルスメインの二人ですからダブルスはほとんどプレーしていません。2年前に一度だけペアを組んだことがあり、その大会では初戦で敗れています。

 

8. エイドリアン・ マナリノ / リシャール・ガスケ

こちらもエントリーリストにはなかったフランスペアです。今年のシンシナティの大会でペアを組んでいますが、初戦でクラーセン/ビーナスのペアに敗れています。マナリノはほとんど完全なシングルスプレーヤーですが、ガスケはダブルスも実績のある選手でオリンピックで銅メダルを獲得したこともあります。

 

9. ドミニク・イングロット / フランコ・スクゴール

今年から結成されたペアで現在のチームランキングは15位です。イングロットは身長198cm、スクゴールは196cmと共に長身でパワーのあるプレーが持ち味。二人ともややプレーにムラがある印象ですが、当たると強いダブルスです。イングロットがアドサイド、スクゴールがデュースサイドでプレーします。この二人は昨年はそれぞれ別の選手と組んでいましたが、楽天オープンでプレーしており、イングロットはベスト4、スクゴールは初戦で敗れています。

 

10. ダミール・ジムホール / サンチャゴ・ゴンサレス

エントリーリストの段階ではalterenateでしたが、本戦に滑り込んできました。恐らくこの二人がペアを組むのは初めてではないかと思います。ジムホールはシングルスを中心にプレーしている選手。175cmと小柄ながらも世界ランク28位にいます。ペアを組むゴンサレスはダブルス専門の選手で2010年~今年にかけて毎年必ず1大会は決勝に進出しているという安定した実績を誇ります。今年も既にトルコの大会で優勝しています。昨年の楽天オープンではペラルタと組んでベスト4に進出しました。

 

11. スティーブ・ジョンソン / ディエゴ・シュワルツマン

共にシングルスを中心にプレーしている選手です。チームランキングはありません。この二人がダブルスを組むのは2度目。1度目は昨年の年始の大会で、そこでは2回戦で敗れています。ただ、ジョンソンはリオ五輪のダブルスで銅メダルを獲得するなど、ダブルスでも実績のある選手です。

 

12. レイヴン・クラーセン / マイケル・ビーナス

今年結成されたペアで、現在のチームランキングは7位。今年のウインブルドンで準優勝しました。クラーセンは小柄で細い選手なのですが、動きが素早く黒人選手らしい躍動感のあるプレーが持ち味です。楽天オープンのダブルスでは過去に優勝の経験もあります。ビーナスは基本的にはネットプレーヤーなのですが、ストロークの強打も強力な武器としています。クラーセンがアドサイド、ビーナスがデュースサイドでリターンをします。

 

13. 西岡良仁 上杉海斗

 エントリーリストになかったワイルドカードのペアです。公式戦をこの二人で組むのはこれが初めてだと思います。上杉は昨年の楽天オープンのダブルスの予選1回戦で元ダブルス世界ランキング1位のミルニーを下しています(しかし予選決勝で敗退)。今年はワイルドカードでいきなり本戦出場。勝てば上杉にとって初のATPツアーレベルでの勝利です。

 

14.  内山靖崇ジョー・ソールズベリー

同じく事前のエントリーリストになかったペアです。この二人も組むのは初めてだと思います。言わずと知れた内山は昨年マクラクランとのペアで楽天オープンを優勝した選手。ソールズベリーはよく知らないのですが、ダブルス専門の選手で年始107位だったランキングが現在は42位と急成長しています。26歳とダブルスの選手としては若手です。本来はクレシとペアを組むはずでしたが、プイユの欠場にともなって変更となったようです。

 

15. ディヴィ・シャラン / アテム・スィタック

 今シーズンの半ばから組み始めたペアで、今年のウインブルドンでベスト8に入っています。今大会でペアとしてプレーするのは9大会目となります。現在のチームランキングは28位。シャランは左利きの選手で、スピードより回転量を重視したサーブが特徴。スィタックは基本的にはネットプレーヤーですが、ストロークもある程度打てるオールラウンドな選手で、本人はリターンが得意とコメントしています。2年前にも楽天オープンでプレーしており、その時は予選からの出場で本戦1回戦で敗れています。

 

16. ジェイミー・マレー / ブルーノ・ソアレス

2016年の全豪、全米オープンで優勝したペアです。現在のチームランキングは5位。今年で結成3年目になり、楽天オープンも3年連続のエントリーです。昨年は準優勝でした。マレーはアンディ・マレーの兄で左利きの選手。ネットプレーに特化した独特のプレースタイルで、ストロークはあまり強くないので多少強引でもネットに詰めていくプレーが特徴です。ソアレスはリターンが巧い選手。ダブルスの地位向上に努めている選手で、昨年の楽天オープンでは沢山のファンがダブルス試合を観に来てくれることの喜びを記したツイートをしていました。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 選手紹介 | 投稿者ステイバックダブルス 04:39 | コメントをどうぞ