ナダル中毒

　バルセロナ　3回戦　

R・ナダル　　K・ニシコリ

　６－０，２－６，６－２　

ナダルの試合があるときの

夕飯はどうしても

シチュー系が多くなる

今日はビーフシチューを作った

少し仮眠しようとしたが

頭は興奮状態で

結局、眠れなかった

日本時間の23時5分頃～

ナダルとニシコリが登場した

11勝2敗で迎えた

14度目の対戦だった

コイントスに勝ったナダルが

サーブを選択する

31歳、39位のニシコリ

ケガでランキングは落としてはいるが

実力はあると思っている

試合前は不安で仕方なかった

多彩なプレー、小技も上手い

何しろリターンが良い

サーブが課題のナダルを

どこまで追い詰められるのか

心配していた

第1セットはナダルがベーグルを焼いた

ニシコリは何もできずに

わずか30分で終わった

第1セットと第2セットは

全くの別物だった

特にニシコリはスロースターター

2度のブレークを許して

２－６で落とした

51分だった

さぁ～、大事な第3セット

気を引き締めて

集中力を高めて

ナダルは奮闘した

第1ゲーム、０－４０になった

フォアのウィナーで１５－４０

サーブアンドボレーで３０－４０

ピンチが続く

ニシコリのボールがアウトしてＤ

ワイドへのサービスエースで

アドバンテージ、ナダル

ニシコリがネットして

ナダルがキープした（危ない所だった）

大ピンチを切り抜けたナダル

撮影の照明を気にしているナダル

集中力を切らしてはいけない

あーん　チャンスだったのに

ブレーク出来なかった

第8ゲーム、ニシコリのサーブ

ナダルにマッチポイントが来た

ナダル、バックハンドが大きくアウト

Ｄ，ニシコリがアウト

2度目のマッチポイント

フォアのダウンザラインで仕留めた

やった　やった

ナダルがフルセットの末に

ニシコリを破った

準々決勝の相手はノリー

ゴファンが途中棄権している

「全仏オープンまでの

いくつかの大会で優勝したい。」

一戦一戦が挑戦だ

ナダル、優勝してこい

VAMOS!! RAFA!!

　バルセロナ　2回戦　

R・ナダル　　I・イバシカ

　３－６，６－２，６－４　

ナダルのバルセロナが始まった

日本時間の23時過ぎ～

ナダルは登場した

ナダルからのサーブ

いきなりブレークされた

27歳、111位、193㎝のイバシカ

ベラルーシの選手だ、

初対戦だった

どこかでブレークバックしなければ

第1セットは落とすことになる

なかなかブレークが出来ない

ナダルへの大きな拍手は

ナダルを後押しするだろうか

52分で第1セットを落とした

第2セット、

今度はいきなりナダルが

ブレークに成功～

ふぅ～　やっとだ

ブレークして先行したことにより

気持ちが乗ってきた

余裕が生まれる

エンジンはかかったか

35分でナダルが獲った

そして第3セットに突入した

ここを取らなければ負ける

初戦敗退なんてことになったら

シャレにならない

ナダル～　負けるな

熱くなってパーカーを脱いだ

左右に振ってドロップショットを決める

そしてガッツポーズ

イバシカ、待ち切れず

ミスが早くなる

ナダルはしつこくバックを攻める

ナダルにマッチポイントが来た

ナダル、フォアのウィナーで決めた～

やった　やった

逆転で勝った

ナダルが勝って良かった（ほっ）

ふぅ～　

残業した体には堪える

でも、いい汗かいた

良い調整にもなった

ナダルが勝たなきゃ面白くない

2時間19分でナダルは3回戦へ行く

3回戦の相手は錦織

ガリンをフルセットで破った

もう一度、言おう

ナダル～、負けるな～

今夜はいい夢が見られそうだ

VAMOS!! RAFA!!

　モンテカルロ　準々決勝　

R・ナダル　　A・ルブレフ

　２－６、６－４、２－６　

今週末が楽しみで仕方なかった

ナダルが勝ち続け

準決勝も決勝も

観戦できると信じていたから。

モンテカルロの準々決勝で

ナダルは負けた

夢は儚く散った

艶やかなウェアとは違い

険しい表情のナダルだった

クレーシーズンは始まったばかり

復帰して間もないナダルを

責めるつもりもない

ただ、「自信」が欲しいだけ。

去年だってローマで

シュワルツマンに負けた

けれど、ナダルは腐らずに

自分と向き合い

練習を重ねて

大好きなローランギャロスで

優勝してみせた

2019年のモンテカルロ、

バルセロナ、マドリッドも

優勝は出来なかった

やっとローマで優勝して

その年のローランギャロスも

終わってみればナダルが優勝した

若い頃は前哨戦も

かっさらって

ローランギャロスに乗り込む所だが

若い時と今は違う

テニスはいつでも

勝てるとは限らない

でも、勝って欲しかった

懸命に応援してると

矛盾が生まれる

「勝利」は「自信」になる

どんなに強いメンタルを

持っていたとしても

負けてばかりいたら

そのメンタルは崩れる

その逆も然り。

ナダルの心中は

ナダルにしか分からない

でも、私を含めファンは

不安になったし

辛かったし悔しかった

ナダルはポジティブだから

もう前だけを向いていると思う

悔しさは向上していく過程で

必要な事だとも思う

モンテカルロで優勝したのは

ナダルを破ったルブレフでもなければ

ジョコビッチから金星を獲った

エバンスでもなく

マスターズ１０００で三度目の正直

チチパスだった

ナダルのモンテカルロは終わった

次の舞台はバルセロナ

不安も心配も尽きない

願いはただ一つ

優勝して「自信」が欲しい

ただ、それだけ・・・

暗い週末は終わった

今日からまた新しい

一週間が始まる

月曜日、さぁ～、バルセロナ

バルセロナ

ナダルに会えるのを

楽しみに待っている

VAMOS!! RAFA!!

　モンテカルロ　3回戦　

R・ナダル　　G・ディミトロフ

　６－１、６－１　

今日も20時半頃に

自宅に着いた

最近は帰り際に

バタバタと忙しいが

今夜はナダルの試合があるし

楽しみ　楽しみ

夕飯は酢豚のお惣菜になった

それにサラダとみそ汁を合わせれば

なんとなく誤魔化せる

ジョコビッチが負けた後で

さぁ～、ナダルの登場だ

テニスは何があるか分からない

分からないから

懸命に応援するのみだ

ただ一つ言えるのは

ナダルには負けてもらっては

困るのだ

ここはナダルの得意なクレーコート

クレーシーズンはナダルが

一番、輝ける季節

ディミトロフとは15度目の対戦だった

サーブの調子が今一つのディミトロフ

今のうちに突き放したいところ

ナダルはブレークをもぎ取っていく

彼の調子が上がらないうちに

どんどん差をつけていく

気持ちで負けてはいけない

第1セットを６－１で取った

第2セットもいきなりナダルが

ブレークに成功した

第3ゲームもナダルがブレーク

自分のプレーに苛立ったディミトロフ

ここでラケットを破壊

６－１で仕留めた

マッチタイム僅か55分で

ナダルは準々決勝へ行く

対戦相手はまだ決まってはいない

ルブレフかアグート

どちらが来ても侮れない

　ラファエル・ナダル　

君ともう一度

夢が見たい

心配すればするほど

ナダルは勝利してくれる

誰よりも高い頂を目指して

君の喜ぶ顔が見たい

VAMOS!! RAFA!!

　モンテカルロ　2回戦　

R・ナダル　　F・デルボニス

　６－１、６－２　

ナダルのモンテカルロが始まった

クレーシーズンに突入だ

この日を指折り数えて

首を長くして待っていた

思えば全豪オープン以来の

約2か月の間は

ナダル不足で

干からびそうだった

ナダルに会いたくて会いたくて

たまらなかった

今日は午前中に買い物をして

カレーを作りに一旦

自宅に帰ってきて

慌ただしかったが

今夜ナダルに会えると思ったら

テンションが上がり

ルンルン気分で仕事も出来た

家に帰宅したのが20時半頃

それから息をつく暇もなく

21時25分頃～

ナダルが登場した

さて、久しぶりの公式戦

ゆっくり堪能しよう

マナリノに勝ってきたデルボニス

独特のサーブモーションだ

ナダルからのサーブで始まった

僅か30分で第1セットを取った

第2セット、

逆を突かれてナダルが右手をついた

大丈夫か

心配は尽きない

ナダルの一挙手一投足が気になる

トニも見つめる中

ナダルは奮闘した

第4ゲームでブレーク許すも

心配はなさそうだ

モンテカルロは得意な大会だった

2005年からの8連覇が輝かしい

今年も優勝を狙って

この舞台に立っている

心配したブランクも試合勘も

クレーのナダルには

関係ないのかもしれない

頼もしいナダルがそこにはいた

この日をどんなに待っていたことか

今まで溜まっていた鬱憤が

この勝利でゼロになった

ナダル対デルボニス

レフティー同士の戦いは

ナダルに軍配が上がった

ナダル、まずは初戦突破

1時間20分で3回戦へ行く

3回戦の相手はディミトロフ

13勝1敗だが油断は禁物だ

　ラファエル・ナダル　

「おかえり、ナダル」

君が元気にコートに帰ってきてくれて

ひたすら嬉しい

ただ単純に大好きな

ナダルのテニスが見られて

本当に幸せを噛みしめた

この興奮が、この感動が

最終日まで続きます様に・・・

「ナダル～～～　おかえりなさい」

VAMOS!! RAFA!!

今日から4月・・・

満開の桜も風になびいていた

ナダルのいないマイアミ

一言で言うならつまらないし

淋しい大会になってしまった

ちっともドキドキしない

時差が13時間もあるし

ナダルの試合なら

夜中だろうが早朝だろうが

飛び起きて観戦するけど

眠気に負けて起きられない

私にとっては

やはりナダルのテニスは別格だ

4月ってなんだかワクワクする季節だ

先日から部屋の模様替えをしている

カーテンを交換するだけでも

気分がグッと上がる

昔から書くことが好きだった

10年間、書き続けていた日記を

読み返すとその当時を思い出し

なかなか面白い

今は忙しくて一行日記になったが

今日も何事もなく無事に

終わった証拠だから

書き続けていこうと思う

「世の中には朝起きて海を見ながら

コーラを飲むだけで幸せになれる人もいるよ。

たった1ユーロで。

ピカピカの車や立派なパソコンやどでかいマンションや

自家用ジェット機なんか僕には必要ないんだ。」

ナダルの素朴な価値観が好き

価値観の合わない人と

話すときは心が疲れる

今までの道のりを振り返る時がある

急な坂道を上がったり下がったり

小さな石ころや大きな石ころに

つまずいたときもあった

だけど希望だけは捨てなかった

だからナダルが怪我したときも

きっとまた強くなって帰って来ると

信じている

ナダルと夢見る希望だけは

捨てたくはない

私の魂を揺さぶってくれるのは

ナダルのテニスだけだから。

「調子が悪かった。」

コートに立てばそんな言い訳は

通用しない

ナダルはプロで生きている

何かを成し遂げるためには

相当以上の努力が必要だ

それらを乗り越えた時

栄光が待っている

こんな緊張や興奮や感動は

ナダルのテニス以外では

味わえない

　ラファエル・ナダル　

君に会えず淋しい毎日

クレーシーズンを

どんな思いで待ち望んでいることか

今まで溜まっていた鬱憤を

ナダルの勝利で０にしたい

君を思うと胸が苦しくなる

数えきれないほどの感動を

ナダルから貰ったこと

ナダルがいなかったら

テニスの面白さも知らなかった

春夏秋冬、

朝昼晩

君を追いかけ早15年

月日の分だけ

様々な思い出がある

VAMOS!! RAFA!!

アカプルコはズべレフ

ドバイはカラツェフの

優勝で幕を閉じた

どちらの大会も観戦はしていない

やはりナダルが欠場すると

テニスからは遠ざかってしまう

次の大会のマイアミでは

ナダル、フェデラー、ジョコビッチらが

既に欠場しており

誰が優勝するか

今から注目している

第1シードはナダルを抜いて

2位につけたメドベージェフ

ナダルは4月11日から開催される

モンテカルロから参戦と思われる

ナダルが一番輝ける季節

クレーシーズンが待ち遠しい

全豪オープン以来の復帰で

モンテカルロでは

ぶっつけ本番になるだろうから

今から心配している

試合から離れて

練習だけでは補えない

試合勘とかゲームの勝負所での

強い気持ちを持って

ナダルには頑張ってもらいたい

そのためには熱く応援する

昨年はモンテカルロもバルセロナも

コロナの影響で中止になった

昨年の9月から全仏オープンが

開催となって

ナダルは13度目の優勝を手に入れた

今年もあの笑顔がみられますように。

　ラファエル・ナダル　

君に会えるのを

楽しみに待っている

水や空気が必要なくらい

私にとっては

ナダルの存在は大きい

モンテカルロ　モンテカルロ

今はそれを楽しみに

待っているところだ

VAMOS!! RAFA!!

会えないと思うと

余計に会いたくなるのは

何故だろう・・・

こんな感情は初めてだ

ナダルを好きになったこと

一生涯　忘れる事はないと思う

ナダルのプレーに魅了され

静まり返るスタンド

ウィナーを決めれば観客は

惜しみない拍手を送る

目を閉じると

そんな光景が浮かび上がる

人には誰もが立つ

人生の岐路がある

私の分岐点は間違いなく

2006年の初夏だった

あの頃の私は悩み苦しみ

もがいていたように思う

その日の夜も眠れずに

一人　考え事をしていた

つけっぱなしにしていたテレビ

そこに映っていたのは今まで見た事もない

テニスという競技だった

一人の青年に心を奪われた

その長髪の青年は

右から左へ懸命に走りまくって

ノースリから筋肉のついた腕で

黄色のボールを必死に返していた

大袈裟に言えば

体中に電気が走った

その熱い姿に夢中になり

画面に釘付けになった

いつしか彼を応援までしていた

ウィンブルドンという大会の決勝で

ラファエル・ナダルと知ったのも

それほど時間はかからなかった

その相手がロジャー・フェデラーという事も

あとから知った

一目惚れだった

それがナダルとの出会いだ

もしもあのとき

フェデラーの方に目がいっていたら

今頃はフェデラー中毒というブログを

書いていたかもしれない（笑）

翌年の決勝もナダルとフェデラーの

好カードとなった

惜しくも敗れたときも

涙が止まらなかった

そしてまたしても決戦のとき

2008年もナダルとフェデラーが

決勝の舞台へと進んできた

再びチャンスが巡ってきたのだ

フェデラーのボールがネットした瞬間

ナダルは芝のコートにぶっ倒れた

初優勝したのだ

長年の夢を現実にした

辛い時はいつもナダルとの

衝撃的な出会いを思い出し

初心にかえる

昔はスポーツに疎かった

ましてやテニスに夢中になるなんて

思ってもみなかった

バモスという言葉も

０をラブということも

知らなかったあの頃

ナダルのテニスは別格だ

私が見るテニスの目は

ナダルの最高のプレーで成長していった

ナダルはいつだって

その逆境から這い上がってきた

内に秘めた魂と

熱い闘志を燃やして

相手の心は折っても

決して自分は折れやしない

1ポイントへの執念

自分に妥協は許さない

ナダルへの思いは

増えることはあっても

減ることはないのだから。

「良い時もあれば悪い時もある。

でも人生は続く。僕のキャリアもね。

流れを変えるためこれ以上に練習を重ね

進み続けるだけさ。

2009年に負けた時も終わりじゃなかった。

2015年にも負けたけど終わりじゃない。

これまでよりも努力をして

もっと強くなって戻って来るよ。

敗北は敵ではない。

敗北を怖れる心が敵なんだ。」

ラファエル・ナダルは

必ず強くなって帰って来る

VAMOS!! RAFA!!

https://youtu.be/YkKnlS-m090

ナダルに会えない毎日は

なんて退屈な日々なんだろう。

あれから・・・

ナダルがチチパスに逆転負けした

あの日から

二週間以上が過ぎた

今回は相当なショックを受けた

いつもなら次の大会に

フォーカスを移して

気持ちを切り替える所だが

ナダルはロッテルダムを欠場したし

アカプルコも出場しないと発表したし

すっかり心が折れてしまっている

私の心の傷も完治していない（苦笑）

どんなにスポーツにうとくても

タイガーウッズの名前くらいは

知っていたし

松井秀喜がゴジラと呼ばれていた事も

知ってはいた

なのに2006年当時の私は

ラファエル・ナダルも

ロジャー・フェデラーも

知らなかった

知っていればナダルが

グランドスラムで初優勝した

2005年のローランギャロスも

ライブで観戦していたのにな

私の魂が揺さぶられるのは

ナダルのテニスだけ・・・

ナダルが負けたときは

すごく落ち込むけど

勝った時は天にも昇るくらい

胸がスカッとする

それにナダルはグッドルーザーだ

相手を称え

敗北を受け入れる

　ラファエル・ナダル　

ナダルが身も心も健康であれば

他に多くは望まない

君には底知れない

無限の可能性がある

ケガで休んでいる時は

孤独で不安も心配もよぎるだろう

胸が痛む

ナダルの大きな背中には

夢と希望が沢山つまっている

考えても答えは出ない

出ない答えを

いつも悩み探している

マイアミは楽しみに

待っていてもいいのだろうか・・・

ナダルが早くコートに戻って

笑顔でいられます様に。

春と言えば

出会いと別れの季節だ

ナダルとの出会いについては

また機会があったら

書こうと思う

VAMOS!! RAFA!!

「怪我もしたし厳しい時期もあった。

だけど僕はテニスへの愛と情熱を持っていた。」

2001年、15歳でプロ入りしてから20年

2005年、「19歳と2日」で初優勝してから

16年の月日が流れていた

「ラファエル・ナダルはテニス界が

久々に手にした宝物だ。

神様のお恵みだと思わないといけない。」

マッケンローはそうナダルを評価した

2004年、ポルトガルの大会で左足を痛め

ローランギャロスとウィンブルドンを欠場した

プレーこそ出来なかったが

何日間か身分証をぶら下げて

ローランギャロスには通った

滞在中にコスタにこんな事を話している

「スザンヌランランコートと1番コートを結ぶ通路を

歩いていたときのことだ。ラファは僕に

突然こんなことを聞いてきたよ。

（カルロス、僕がどうして今年

故障してプレーできなかったか分かるかい？）

何も答えないでいると

ラファは、こう言ったんだ。

（僕はまだここでお呼びじゃないんだ。

まだ僕の出番じゃないから故障したのさ。

勝てる時が来なければ

僕はここでプレーしちゃいけないんだよ。）

あんまり真面目な顔だったので

何も言えなかった。

そんなこともあったから、次の年にラファが

実際にプレーして優勝してしまったとき

その時の言葉を思い出して鳥肌が立ったよ。」

同じ故郷出身のモヤと

初めて練習をしたのは

ナダルが14歳のときだった

緊張していたナダルに

モヤは友達の様に優しく

話してくれたそうだ

2010年、テニマガがナダルに

故郷でインタビューしている

今年はディフェンディングチャンピオンではなく

挑戦者としてローランギャロスに挑みます

気持ちに何か変化はありますか

「率直に言ってノーだね。そんなことはないよ。

僕はいつもこの大会を愛している。

僕に出来るのはベストのテニスが出来る様にする事だけ。

それが全てなんだ。それ以外の事は何が起こるのか

そのときまで待ってみようよ。

でもローランギャロスは僕にとってとても特別な

大会なんだ。勿論すべての選手にとってそうなんだろうけど

他の誰よりも僕が一番特別に思っているんじゃないかな。

何故って最初のグランドスラムを勝ちとったのが

ローランギャロスだったからね。それに何回も優勝してる

グランドスラムもローランギャロスだけだし。

パリという街も大好きで凄く居心地よく感じる。

もう一度言うけど昨年勝ったとか負けたとかは

僕の心には何の違いも生まないんだ。

過去は過去であり一年一年が違った挑戦なんだ。」

昨年のローランギャロスを振り返って下さい

ソダーリングに対する敗北は貴方のキャリアのなかで

最も辛いものだったでしょうか

「分からない。たぶん最も辛いものではないと思う。

永遠に勝ち続けることは不可能だしね。

僕はそれまでの4年間、勝ち続けていたけど

昨年ローランギャロスにやってきたときは

ベストコンディションとは言えなかった。

それにソダーリングは素晴らしいプレーをした。

だから僕に出来るのは敗北を受け入れる事だけだったんだ。

でも、誓って言うよ。

最も辛いのは負けた事じゃなくて

その後、膝のケガのせいで家でじっとしていなきゃ

ならないことの方だったんだ。

1か月半もテニスをしなかったんだけど本当に辛かったな。

その後に腹筋の故障でまた休まなきゃいけなかった時も。

やっぱり正直に言って本当に辛いのは試合に負ける事じゃない。

僕はスポーツマンだ。コートに入った時

自分が勝てるかどうかは分からない。

負けるかもしれないけど、それは受け入れなければならないんだよ。

そう考えると本当に辛かったのは

自分がベストのコンディションでプレーできないと

知りつつ自分にとって最も大切な大会を迎えてしまった事だ。

膝に問題を抱え、それに心を悩ませる個人的な心配事もあった。

あのときは本当に辛かった。」

ナダルはロッテルダムと

アカプルコを欠場した

ナダルがプロ入りしてから20年

衝撃的な出会いから15年が

経とうとしていた

そしてナダルのカレンダーが

3月になった

春はもうすぐそこまで

近づいていた

VAMOS!! RAFA!!