金曜日
O氏と最後の練習を13時からお願いしていた。本番の出で立ちで行く。彼のショットがぼくよりさえていた、ぼくはショットに迷い打てなくなって、いつもの粘りのテニスで何とか前半リードしていたが中盤追いつかれて、もがいていた。ながれは彼にあったが65になってコートチェンジするとき、相手の足に違和感があったらしいので、中止する。
本番の相手は一度対戦したことのある選手。佐賀のグラスコートで丁度5年前75になりたてのときだった。彼はまさかの1シードを破っていたから厳しいと思っていたが、ぼくは彼を破り晴れの決勝の舞台へと進んでいた。そんな因縁のある選手、簡単には勝たせてもらえないだろう。
////////////////////////////////////////////////////////tennis.365.netより
試合後の会見で世界ランク32位のジェレは「後悔はない。コート上で僕は正しいことをやったと思う。もちろん悔しいし、残念だ。でも、過去に何度も悪かったり落ち込む状況から戻ってきた。今日は圭が、それをやった。長い試合に負けるのはいい気分ではないけど、できる限りの力をコート上で出せたと思ってるよ」と語った。
23歳のジェレは、今年2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でツアー初優勝を飾った。この日は第2セットでセットポイントをしのいでセットカウント1-1に追いつくと勢いに乗った。
ファイナルセットではゲームカウント3-0とリードしたが、徐々に錦織へ流れが傾き、4時間26分の死闘の末に力尽きた。
「第1セットの圭は、とても強かった。第2セットは圭がセットポイントを握った。でも、なんとかセットを取った。それからは自信を得た。圭も試合開始の時ほど動きがよくなかった。僕のプレーは走って守るだけでなく、よくなっていった。最後は同じレベルで闘っていた。本当に小さな差が試合を決めたと思う。彼のこれまでの経験も間違いなく手助けになっていたはず」
ファイナルセットでゲームカウント4-4に追いつかれた時については「起きたことを考えないようにした。1ポイント1ポイントに集中し、過去のことは考えず、今だけに目を向けた。自分自身よくやったと思うよ。結局、圭の方がよかった。僕の方が少し疲れていたんだ」と振り返った。
「圭のサービスもよかった。彼のサービスゲームで僕は何もできなかったよ。圭は勝者にふさわしい。今後に自信を与えてくれた。特に圭のようなトップ10の選手たちに対してのね」
一方、辛くも勝利した錦織は、4回戦で世界ランク38位のB・ペール(フランス)と対戦する。ペールは同57位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)の途中棄権により16強へ駒を進めている。
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