土曜日
昨日の夕方娘と孫娘を迎えに空港へ、二人の孫娘を乗せて四人で出かける。コンパクトながらいざという時7人乗れる車が久しぶり役立った。高1になった孫娘はすっかり大人びてゲートから出てきた。あれから八年の月日、ぼくはすかり老いくたぶれて眩しそうにその姿を追っていた。
昼から迎えに行くので午前中コートへ出かける。今日は車、チャリで体力を付けようと何日か頑張ってみたが、体が悲鳴を上げていることに気が付いた。めずらしく5面のコートの4面は埋まっていた。1面はレッスン、1面は女子高校生、2面を男子高校生が使っていた。一番奥のクレーコートが空いておりそこで一人サービスの練習と籠ボールで練習した。今日も暑さは尋常ではなかったが暑さに強くなるためと耐えていた。壁を挟んだ2面のコートで高校生がシングルスを始めたのでボールボーイをしていた生徒に声をかけてみた。「あまり上手でない人とシングルスお願いできないかな」
聞いてきますと走って奥のコートのそれらしき生徒が居そうなところにかけて行った。ボールを集めていると本人がラケットを持って走ってきていた。何年生ですか、1年です。まだ童顔の抜けきらない生徒でテニスは中学から始めたという。
三年間やっていたのならヤバイかなと思いながら、ワンセットジュースありでお願いするが、心配は稀有に終わっていた。
サービスも入りが悪くストロークもミスが多かった。それなりの体格をしており、そのうち逆襲が来るかと手を抜かずに頑張っているとベーグルで終わっていた。夏休みの練習会だったのだろう。ぼくは炎天下に耐え切れずそのままコートを後にしていた。