こんにちは
内藤です
今週は最終週ですね
入会キャンペーンをしているので
新規生の方が増える一方で・・・
今週で退会される方も・・・
まあ、いろいろ事情があるかと思いますので・・
えっ?
お前のレッスンがつまらないからじゃー!
ですって?
いや、その・・確かにフィットするしないもありますからね・・・
退会届にね
理由を書いてもらうところがあるんですけど
もう辞めると思っていてもなかなか書けないじゃないですか
[ 内藤コーチのレッスンがいまいちピンとこないので ]
なんて・・・
でもね
過去に何度かあるんです
コーチのレッスンの進め方が・・
接客態度が・・・
土日の朝一レッスンのテンションが・・・
みたいなことが・・・
いや、有り難いことなんですよ
書いて頂ければ改善できるので
なのでね
退会理由
[ 多忙 ] って書かれたときの方がショックですよね
そうなんでしょうけど
忙しくても、忙しいからこそ、来て楽しんで頂ける場を目指しているのに
そこまでして行く所でもないって判断されたのでしょうから
いろいろ諸事情があると思いますので
そうとは限らないでしょうけど・・
でね
今回も退会する方が数名・・
以前から懇意にして頂いていた方が退会されたんです
85歳と高齢の方で
視力や体力的にも厳しいとのことで
残念ですねー、なんて軽く言ってたんですけど・・
何となくね
ふと考えていると
本当にね
残念だなー、って思ったんです
85歳です
1931年生まれ
満州事変の年ですよ
そこから、それこそ戦争や高度成長や何やらかんやら・・
激動の時代を見てきた人とね
テニスコートで同じ時間を過ごすなんて、何か不思議で凄いことですよね
キッズクラスは4歳の子もいるので
いろいろな世代を超えて同じことを共有出来るのは
素晴らしいことだと思うんです
そらね
正直に言うとですよ
初級クラスも上手い人とかいるので
年配の人で動きが早くなかったり
どうしてもミスが多くなったりする方がいるとね
レッスン自体はやりづらいです
お客様にも気を遣わせていることもありますし・・
でもね
それでも残念です
レッスンで会うのを楽しみにしていたので
どのお客様もそうですが
その方と対するときは、より緊張というか、考えるというか・・
楽しかったんです
何度も言いますが、85歳です
私の持てる礼の全てを尽くして接さなければいけません
でも、私は彼のコーチであり、レッスンでは師でなければいけません
彼もまたそれを望んでいるのです
時には厳しく注意をしたこともありました
「もっとしっかり振り切らないと!」
「ちょっともう歳だしね・・力もなくて・・」
「いやいや!出来ますって!歳を言い訳になんてしたら終わりですよ!」
「はい、やりますよ!足を動かして!」
よくラリーが出来てますね
OKですよ
って言っておけば済むのですが
それでは礼を欠くと思い
私なりにきちんと指導をしてきました
足りない部分
届かない部分
私のような若輩者ゆえの配慮に欠く部分
いろいろあったかと思うのですが
「本当に先生にはお世話になりました」
「ありがとうございました」
と、言って頂けました
器の大きな方でしたので
私であろうとなかろうと
テニスという限られた場所であれ
自分より相当年が下の者であれ
自分の師となった立場の者には
礼儀を持って接する、ということをされたのだろうとは思いますが・・
すごい嬉しかったです
と同時に寂しくもありましたが・・
こうやってね
自分よがりの発信ですが
ブログに書くことが
その方への私なりの最大の敬意を表することになるかと思って
書いてみました
明日もまた色んな方とテニスをするのを楽しみにしています
では
へばね~