『錦織vsワウリンカ戦を見て!』

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『錦織圭のワウリンカ戦』
オーストラリアオープン、準々決勝のワウリンカ戦
試合の結果は3ー6、4ー6、6-7でストレート負け。
スコアからみると、競り合った試合に見えないけど、
実は1セット目から、ワウリンカに対して、
速いサーブをブロックリターンしたり
得意な片手バックハンド封じにリズムを変え打たしたり
5セットを使ってフルに戦う覚悟が出来てるようだった、

それが1セット目の3であり、2セット目4と言う結果、
3セット目は、ほぼ術中にはまってた、

第3セットのタイブレーク。錦織は後がない1-6から
5連続得点で追いつき、勝ち越しのチャンスで、
命運をかけた一打だったドロップショットを放つ、
これは誰もが予想しない一打で、ワウリンカも肝を冷やした
しかし、ネットに掛かりポイントにならなかった、

これでワウリンカは目が覚めた、
次のポイントを取らなければ負ける、渾身の力を発揮しての
209キロのサーブで決めた。

たった1ポイントで運命が変わる、
タイブレークの1ー6の時ワウリンカは勝ちを意識し流れが変わる
錦織は開き直り、素晴らしいプレイに繋がった、

プロでも、中学生の試合でも、同じドラマが起こる、
運命の一打が来るまで、辛抱強くチャレンジしたいね、

ただ、ジョコビッチなら5セットをフルに使ってって事は考えない
チャンピオンは、何処からでも掛かって来なさいって覚悟がある、

そこが錦織が超えないといけない次の壁だね、
アガシのブロックリターンと、チャンのしぶとさを完成すれば
グランドスラム優勝も見えて来るね。

あのドロップショットの選択は間違っていし、素晴らしい勇気だ
これからも素晴らしいプレイを、成長を見たいですね。


カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 12:43 | コメントをどうぞ