テニスを始めて40年、コーチになって35年、そしてプロテニス協会に入会して30年。
もう30年かぁ~ という感じ。
レッスンして試合に出て、またレッスンして・・・
そんなテニス人生だったな。
30年前、当時勤めていた桜木町のヤマハのインドアテニススクールの支配人の勧め(命令?)がきっかけでした。
ベテランコーチに囲まれて肩身の狭い思いをしていた23歳のコーチに肩書をつけさせたかったのだと思います。
3泊4日の合宿で、平野美樹先生にテニスの王道を学びました。
ストローク、特に回転の掛け方。
スライスについては衝撃的でした。
その後しばらくしてテスト。
筆記は歴史、ルール、指導法等々。
技術テストは、ショットの回転とコントロール。
ストロークをスピンでこのスペースに・・・という具合。
スマッシュだと、スライスでクロスへ、フラットで逆クロスへ。
深さも点数の基準になります。
サービスは、サービスコートを縦に2分割し、デュースコートからからスライスをコーナーへ、アドコートからはスピンサービスをバックサイドの半分へ・・・
という感じ。
技術的には練習すれば何とかなりますが、現場ではテスターが3人、他の受験生・・・等々のプレッシャーが(>_<)
けっこうー、練習しました。
1番大変なのが、レッスンのテスト。
1対1のプライベートレッスンと対3人のグループレッスン。
各30分、それぞれテーマを与えられて指導に当たります。
生徒はテスト会場のスクールの生徒にお願いしていたようです。
複数のテスターに見守られ(?)
清潔感があり、テニスコーチらしいウェアを身に着けるところからスタート!
テーマに沿って、今悩んでいること(問診)、実際に打ってもらう(診断)、そして矯正(治療)・・・と進みます。
30分きっかり。
1分過ぎても失格です。
時計は・・・時間を気にしてると思われたらいけないので、手のひら側に付けるよう言われました。(ボールを取る際に時計を覗けるように)
矯正が正しいのが1番大事ですが、レッスン前とレッスン後に “変化” が見られることが求められました。
要は、ビフォー&アフターですね。
レッスンを通して、生徒に変化ももたらすことが大事だと。
思い返すと懐かしい思い出になっています。
当時は大変なプレッシャーでしたけどねー
こうして振り返ると、初心に帰ります。
そうした気持ちにさせるように賞状を送ってくれてるのかな。
次回は5年後で35年か・・・
生きてるかなぁー
今日の岡村レッスンで毎週横のコートでプレーされている年配の男性グループ(今日は9人)、機会あってお歳を知ることに・・・。
ほぼ70歳後半から80歳くらい。
最年長の方は83歳との事。
あと30ね~ん???
健康だから続けられるんだよなー
気を付けないと。
皆さんも、ね。