遥か昔のスイング

一昨日も書きましたが、正しい技術を教えて下さる方を見つけるのは、本当に大変だと思います。

遥か昔、自分が学生の頃教わったソフトテニスのフォアのスイングを紹介します。(40年以上昔のことです)

1.正面を向いて構える基本ポジション
2.右足を90度横に開いて、テイクバック。この時ラケットは180度引く。
3.左足を踏み込んで、ラケットをスイングして、打点の位置で止める。この時のラケットの位置は、右ひざの前。
4.そのままラケットを振りぬく。

簡単に書いてみました。
「1」と言って1のポジション。「2」と言って2のポジション、以下4まで続きます。
一番最初は、それで素振りをします。
そのうちに、慣れてきたら3と4を連動させます。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、40年くらい昔にテニスを始めた方なら「うんうん」とわかって下さると思います。

今高校生の子供が、中学でソフトテニスを始めた時、同じような素振りを習ってきました。

40年以上ほとんど変わらないスイングにびっくりしてしまいました。
「まぁ、ソフトテニスだからなぁ~。中学生女子なんて力ないし、あんなスイングでないとコートに返らないかもね。」と自分を納得させたのです。

それに対して、硬式はラケットも随分進化したし(いえ、ソフトテニスのラケットも物凄く進化しました)、プロを見ればわかるとおり、昔とは全然違うスイングになっています。

でもねー、はっきり言って自分の周りの人のスイングは、やっぱり昔のまんまなんですよ。
壁に練習に来る方も、皆さん同じ。
フラットな面で、左足を踏み込んで、前に押し出すスイングです。

どうしてでしょうね?

たま~に、若い男性の方が、今のプロの真似をされた打ち方をされていますが。
本当にごく少数ですね。
数で言えば、圧倒的に旧スイングの方が多いです。

これだけ進化したラケットで、前に踏み込んでフラットで打てば、絶対にアウトすると思うのですが。

皆さんがいつまでたっても昔のままのスイングをするというのは、それをずーっと教えている方がいらっしゃるからですよね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:25 | コメントをどうぞ