月別アーカイブ: 2014年10月

遥か昔のスイングーⅡ

今年の初め、田舎に戻った時、お世話になったテニスクラブで練習した時のことです。

知り合いも殆どいない中、中年の男性が相手をして下さいましたが、練習した後「もっとね、左足を前に踏み込んで、前に向かって打たないと」とアドバイスを下さいました。
本気で言っているのかと、思わず顔を見てしまいました。

だって自分は「前に打つ」という悪癖を直すために、悪戦苦闘しているんです。

勿論、相手の方がそんなこと御存じないのは百も承知です。
だからそのことについては、何とも思いません。

が、この方は自分の周りの方に、きっと同じようなアドバイスをしているハズです。
後で友人に、この方の事を聞いたら、サークルのコーチをやっているという話でしたから。

自分はこの時初対面でしたから、ソフトにアドバイスをして下さったのでしょう。
でも、初対面の相手にアドバイスをするという事は、かなりアドバイス好きな方だと思うのです。

年齢も50歳半ばとのことでしたから、きっとリーダー的な位置にいるのでしょう。
だからサークルでは何度も繰り返し、相手に教えている事でしょう。

この方は自分が学生の時に身につけた打ち方を、今も周りの方にアドバイスをしているんです。

こうやって昔のままのスイングが、いつまでも受け継がれていくわけですね。

いつになったらこの流れが断ち切れるのでしょうか。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 15:52 | コメントをどうぞ

遥か昔のスイング

一昨日も書きましたが、正しい技術を教えて下さる方を見つけるのは、本当に大変だと思います。

遥か昔、自分が学生の頃教わったソフトテニスのフォアのスイングを紹介します。(40年以上昔のことです)

1.正面を向いて構える基本ポジション
2.右足を90度横に開いて、テイクバック。この時ラケットは180度引く。
3.左足を踏み込んで、ラケットをスイングして、打点の位置で止める。この時のラケットの位置は、右ひざの前。
4.そのままラケットを振りぬく。

簡単に書いてみました。
「1」と言って1のポジション。「2」と言って2のポジション、以下4まで続きます。
一番最初は、それで素振りをします。
そのうちに、慣れてきたら3と4を連動させます。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、40年くらい昔にテニスを始めた方なら「うんうん」とわかって下さると思います。

今高校生の子供が、中学でソフトテニスを始めた時、同じような素振りを習ってきました。

40年以上ほとんど変わらないスイングにびっくりしてしまいました。
「まぁ、ソフトテニスだからなぁ~。中学生女子なんて力ないし、あんなスイングでないとコートに返らないかもね。」と自分を納得させたのです。

それに対して、硬式はラケットも随分進化したし(いえ、ソフトテニスのラケットも物凄く進化しました)、プロを見ればわかるとおり、昔とは全然違うスイングになっています。

でもねー、はっきり言って自分の周りの人のスイングは、やっぱり昔のまんまなんですよ。
壁に練習に来る方も、皆さん同じ。
フラットな面で、左足を踏み込んで、前に押し出すスイングです。

どうしてでしょうね?

たま~に、若い男性の方が、今のプロの真似をされた打ち方をされていますが。
本当にごく少数ですね。
数で言えば、圧倒的に旧スイングの方が多いです。

これだけ進化したラケットで、前に踏み込んでフラットで打てば、絶対にアウトすると思うのですが。

皆さんがいつまでたっても昔のままのスイングをするというのは、それをずーっと教えている方がいらっしゃるからですよね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:25 | コメントをどうぞ

体に染みついた悪い癖

昨日の自分の思い付きを実行すべく、やる気満々で練習に行きました。
といっても、家事に時間を取られてしまって、相変わらず練習時間は短いままなんですが。

やる気は満々なんですが、如何せんできない…。

「弦を弾く」つもりでも、やはち「打つ」ことに気持ちが行ってしまうんですね。
気が付くと、前に打ってしまっています。
だからアウトしてしまうんだってば~。

いい加減、学習してよ~、自分の体。
早く覚えてくれないと、ポンコツになっちゃうよ。

このところ、ストロークだけでなく、スマッシュも練習しています。

自分はスマッシュをよくネットにかけてしまいます。
以前は、上半身が上下してしまうのが原因かと思い、その点を注意していたのですが、上半身に加えて、フィニッシュも手の位置が下すぎるからではないかと、今はなるべくフィニッシュを下げないように気を付けています。

それでもまだネットしてしまう事があるのですが、ネットする確率は随分減ったと思います。

ただ、夢中になってしまうと、どうしても悪い癖が出てしまうんですよ。

身体に覚えさせるというのは本当に大変です。
特に年を取ってからは。

こんなことを書くと、若い方から「若くたって大変なんだ!」と言われそうですが、(自分がさんざん言ってきましたから)でも、体に長い間染みつけたものを落とすのは、時間も努力もかかります。

だから若い方は、本物の技術と理論を学んでください。

教えてくださる方を見つけるのは大変でしょうが、それでも見つけるように頑張って下さい。

先日も、隣のコートでオッちゃんがオバちゃん達に、「そうじゃないよ。ラケットを回すんだよ!!」って怒鳴ってました。

ラケットを回す???
一体何をやっているのか、思わず見てしまいました。

なかなかすごいことをおっしゃる方は多々いらっしゃいます。
スクールのコーチだって、恐ろしいこと言いますよ。

玉石混交の中大変ですが、志のある若い方が本物に巡り合えるよう、祈らずにはいられません。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:29 | コメントをどうぞ

縦糸を使う、という事

一昨日、昨日とコートが取れたので、連れに相手をしてもらいました。

二日間の課題は、フォアのストローク時のテイクバック、左手、打点、でした。
本当はもっとあるんですが、特にその3点を意識して練習してみました。

一つを意識すれば、他がおろそかになるのは何時ものことですが、それでも左手の重要さを感じる事ができたと思うので、なんとかこの3点は習得したいものです。
あっ、フィニッシュもでした。

今までと違うことをやろうとするのは、本当に本当に難しい事ですね。
でも、意識して続けていれば、きっとできるようになるはずです。
ですよね!

今の練習会に参加し始めた頃、「今のスタイルが自分にとって気持ちいいのだろうけれど、それを壊さなければ何も変えられない」と言われて、その当時は「気持ちいい」という意味が全然分からなかったのですが、今は何となくわかります。
そして、身に付いている自分のスタイルを壊すことがどれほど大変な事なのかも。
そしてそして、どんなに難しいことでも、とにかく続けていれば、いつかは形になってくれるという事も。

昨日あたりから、フォアのストロークを「縦糸を使う」ということを、体がわかってきたような感じがします。

以前は、頭ではわかったようなわからないような、という感じだったんですが、(もちろん体はわかってくれてません)ただ「縦糸を使う」ではなく、「弦を弾く」という感覚なら頭でも体でも理解できる気がします。

今朝、「弦を弾く」気持ちで練習してみました。

まだまだ全然うまくいかないというか、自分が納得できないのですが、それでも、かすかな糸のような何かをつかめたような気がするのです。

それだ正しいのかどうかは、自分では判断できません。
まだ、形にもなっていないのですから。

それでも、この「弦を弾く」という発見は、自分の中でワクワクするんです。
明日はもっと早く出かけて、じっっくり試してみたい気持ちで一杯なんです。

これが上手くいってくれるといいな~。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:17 | コメントをどうぞ

憧れのスピンサービス

昨日は練習を休んでしまったので、今日は頑張るぞ!と思ってはみたものの、それほど早く行けるわけでもなく、着いたのはやっぱりいつもと同じくらいの時間でした。

でも、昨日練習していなかったので、ちょっとは気合が入ってます!

特にサービスは、頑張ってスピンをかけるべく、遅いスイングを少しでも速くしようと意識し、トスはこちらではなくもう少し右寄りに上げた方がいいのではと工夫して見ました。
(トスの位置を工夫したのですが、もともとトスがからっきし下手なので、余計に安定しなくなってしまいました。)

それでも、一球だけ「これか!?」というサービスが打てました。

悲しいことに一球だけです。

もっと練習すればいいんですけれど、時間の制約もあるので…。

でも半端なスピンサービスでは、相手にとって絶好球になってしまうので、そうならないよう、回転がダメなら、せめてコースだけでも打ち分けられるようになりたいです。

ただ、壁の練習ではなかなかコースの打ち分けが困難で、頑張って打ち分けるとボール拾いが大変になってしまうんです。
まっすぐ打てば、ボールはまっすぐ返ってきてくれるのですが。
それでも、当たる壁の位置によっては、いろいろな方向に飛んでしまうんです。

自分の理想は、バウンドしてからグゥンと伸びあがるサービスなんです。

練習会で他の方達が打っているような。

あれができたら、そして確実に入れられたら、絶対にサービスゲームは「鬼に金棒」です!

肩周りの強化が目下の課題ですかね。

憧れのスピンサービスへの道は、とーっても険しいのです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 16:15 | コメントをどうぞ

グロメットの砂

今日は少々寝坊した上に、夜来の風雨を思い、練習を中止しました。

朝練を始めた頃は、雨がどんなに降っていても(除台風)練習に行きました。
壁が湿度200%!という感じで、結露していても練習してました。

でも、今はちょっと考えてしまいます。

壁が結露しているという事は、ボールが濡れてしまうという事。
ストリングにいい訳はありませんよね。

練習する場所はコンクリートですが、周りから土埃が飛んできているので、ボールもストリングも、自分の手もそしてグリップも真っ黒になってしまいます。
そして多分グロメットの中にも細かい砂が入ってしまっています。

このグロメットの中の砂、取ろうと思ってもなかなか取れません。
いろいろ試してみたんです。
ストリングをフレーム部分で切ってしまう一要因と聞きましたから。

ハブラシ、爪ブラシ、果ては歯間ブラシまで。
(もちろん未使用の物ですよ!)

でも、一番細い歯間ブラシでも入り込んでしまった土埃は取れません。

何かいい方法はないでしょうか。

あっ、もう1つ、いいものを忘れてました。

デンタルフロスです。
これなら取れるかも。

早速夜試してみます。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 13:59 | コメントをどうぞ

ラケットは大切にしてあげて下さいね

今朝は天気予報では雨だったのですが、出かける時はまだ大丈夫でした。
でも、降りそうな空模様だったので、降られてもいい準備をして練習へ。

練習途中で、物凄い音で降ってきたことに気が付きました。

思わず、「げー!!」

今日は一日雨だという予報だから仕方ないんですが、それにしてもこんなに降らなくったって~。

ま、でも夜中から降っていなくて幸いでした。
夜から降っていたら、壁は湿度200%って感じになってしまうので、張りたてのストリングを使う気にはなれません。

今日のメニューをこなして(毎日同じなんですが)終了~。

バッグから90リットルサイズのビニール袋を出して、ラケットもバッグもすべて包み、傘をさして帰りました。

たとえ自分は濡れてしまっても、ラケットを濡らしてはいけません。

でも結構ラケットに無頓着な方は多いようで、デイバックにラケットをさして、自分だけ濡れないように傘さしている方、いません?

自分が濡れたら拭けばいいんです。

ラケットが濡れたら、ストリングが傷むでしょう?
グリップが傷むでしょう?
ラケットが傷むでしょう?

傘しか持ってなかったら、自分ではなく、ラケットを守ってあげて下さい。

ラケットを購入する時結構考えるのに、手に入れた途端、ゾンザイナ扱いをするのは、本当におかしいです。
クルマの中に入れたまんまなんて、絶叫モノです!

そのラケットの性能が気に入ったのだったら、それが長続きするようにお手入れをしてあげて下さい。

大切な趣味の為の、一番一番大事な道具ですから。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 16:01 | コメントをどうぞ

マイナス思考に落ちいりっぱし

先週の練習会は、またしても凹みっぱなしでした。

注意されたところを直しているつもりでも、「全然直ってない!」と。

自分ではやっているつもりなんですが、何がどうできていないのかわからないので、途方に暮れてしまいました。

こんな時は、「凹み」を通り越して、「辞めたい!!」だけが頭の中を支配します。

最初は、どうせ自分は無理だから、とか、もう年なんだから、体に染みついているのは直せない、とか。
少し時間が経つと、やっぱり自分はダメなんだ、言われてすぐに直せないのは自分にむいてないんだ、と、どんどん深く深ーく落ち込んでいきます。

それでも、「そんなネガティブではいけない。自分の年でここまで指導していただけるのは本当にラッキーなんだから、前向きに考えなきゃ」と考えようとしますが、やっぱり暫くたつと、心の中はもうど~んよりしてしまって、「やっぱりもう辞めた方がいい」と思ってしまう自分がいます。

友人に聞いてもらいたいと思うのは、慰めて欲しいから。そんなことないよ、と励まして欲しいから。

情けない自分が丸出しですが、毎日、「辞めよう!」「ここで踏ん張れ!」を行ったり来たり。
でも、大体気が付くとマイナスの方向に考えていますね。

どうやったらポジティブに考えられるのでしょう。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:30 | コメントをどうぞ

恐ろしいコート

昨日は練習会でした。

いつもと違うコートでの練習だったのですが、このコート、なんと傾いているんです!
立つだけでわかるので、結構傾斜があるかも。

以前も使ったことがあるのですが、その時はこれ程の感じではなかったと思うのですが。

徐々に地盤沈下でも起こしているのでしょうか?

それにしてもいろいろなコートを使っていると、酷いコートがあるモノだなぁとつくづく感じます。

クラックだらけのハードコート、表面が剥げてボコボコしているコート、真ん中が盛り上がって両サイドに向かって下がっているコート、下の地盤自体が部分的に盛り上がって、コート自体がでこぼこしているコート、オムニが剥げて下のカーペット部分が剥き出しになってしまったコートetc。

で、今回のコートは東西がベースライン、南北がサイドラインです。そして北サイドから南サイドに向かって傾斜しているんです。(こんな説明では、わかりづらいでしょうか?)
水はけはモノスゴクいいと思います。多分大雨の時は流れているのがわかるのではないでしょうか。

このコート、不思議なことに東サイドに立つと傾斜をあまり感じないのですが、西サイドに立つと物凄く傾斜がわかります。
という事は、単純に南北の傾斜だけではなく、東西にも傾斜しているのかも?

実際に立っていてなんとなく気持ち悪くなります。
普段使っている方は体調不良にならないんでしょうかね?

ただこのコート、とっても大きなメリットがあるんです。
なんだかわかりますか?

自分は最初そのことに気が付きませんでした。

それよりも、自分はデメリットを受けていたので、そのことについてどうしてだろう?とずーっと「?」でした。

このコートの一番のメリット。
それは東フォアサイドからスライスサーブを打つと、バウンドしたら恐ろしいほど右に切れるという事です。

リターン練習の時、ずーっと不思議に思っていたのです。
いつもなら返せるはずなのに、今日はラケットにかすりもしない。
どうしてなんだろう?
相手のスライスが物凄くいいのだろうか?
それにしても、全然触れないなんて…。

練習が終わった後で、他の方が謎解きをしてくれました。

なんて恐ろしいコートでしょう。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:30 | コメントをどうぞ

練習も工夫次第

最近壁の練習で「一人」という事が珍しくなりました。
以前は、自分しかいないことが結構あったのですが。

最近は日の出が遅いので、そろそろ来なくなるのでは、と思っているんですが、そんなことはなく。

ただ、まだ暗いうちから、バンバン強打するのは…。
もう少し控えめにお願いしたいところです。

今もありますが、張り紙がもっと増えてしまいます。
「深夜・早朝の練習はやめて下さい」って。

張り紙が増えるだけどころか、使用禁止を強行されたら、困るのは自分達です。

そんなに強打しなくてもいいじゃありませんか。
別の練習方法もあるでしょう?

早朝はコントロール重視の練習にするとか、工夫してください。
なんて言っている自分も、夢中になると強打してしまうんですが…。

深く反省。

でも、本当にいろいろ工夫すればいいのにと思う事はかなりあります。

壁が使えないからと、傍のベンチで待っているより、ランニングやストレッチ等やれることはあります。
コントロールの練習や球出しの練習だってできます。

大切なのは工夫することだと思うのです。

わざわざこんな所に来るのですから、いろいろ考えて練習したいものです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:27 | コメントをどうぞ