2018年 全仏オープン 準決勝
P.H.エルベール/N.マウ 6-3 6-4 N.メクティッチ/A.ペヤ
エルベールの打ったボールがマウに直撃して中断というまさかのアクシデントがありました。あとちょっとずれていれば眼に直撃するところだったのでかなり危ないアクシデントでしたが、エルベールのプレーは中断後の方がむしろ良かった印象です。アクシデントすら味方につけたような気がしました。
なんといってもマウのプレーがいいですね。マウのサービスゲームは本当に安心して観ていられます。それだけに意外だったのは試合後に見せたマウの感極まったような表情でした。プレー自体からもっと余裕が感じられたのですが、こちらが思っていたよりずっとプレッシャーがあったのかもしれません。
これでエルベールとマウはペアとして全てのグランドスラムの決勝に進出したことになります。サーブで押していきたいこの二人にとっては決勝当日の天気が重要な気がします。やはり雨が降って球足が遅くなるとこの二人には不利でしょう。決勝の相手はF.ロペス/M.ロペスとO.マラック/M.パビッチの勝者ですが、どちらのペアにもストローカーがいるので、なおさら球足の遅いサーフェースで戦うのは避けたいです。でもここまできたらローランギャロスの神様がこの二人に微笑むことを信じたいと思います。
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