土曜日
家の中で一日を過ごした孫たちは3時過ぎ別れを惜しみながら帰途に付いた。迷っていたけど壁打ちでも少しするかとコートへ車を走らせると、4時というのに車の止めるスペースは見つからず、玄関前のアプローチに置いた。
三々五々と家路をたどっているかと思ったが、あてが外れていた。
ヘッドのextreme (MIDPRUS)というラケットを数年前元デ杯選手から交換に頂いていた。
ぼくはナダル使用のバボラアエロプロドライブの中古をJOPに挑戦始めた頃から使っている。ナダルのエッグと言われた強烈なスピンにテニス界が唖然としていた頃、ナダルにあこがれ、非力だけれども両手で打てば近づくかもと頑張って見たがそんなに甘いものではなかった。それでもナダルのすべてにこだわり負け続けていた。
50ポンド以上ではっていたので、パワー不足でボールは浅くなりがちで打ちごろになっていただろうし、足はたびたび痙攣を起こし、技術も体力もスリーセットの大会で勝進むにはに程遠い世界に、怖さ知らずに踏み込んでいたのだっだ。
一昨年東北選手権で優勝した時、大事なシーンでは頂いたヘッドのラケットに持ち替えて勝進み、優勝していたので、終わった後、まあ一本揃えようとネットで探していたが、途中で止めていた。手ごろなのが見つからなかったと思う。
迷いあぐんでいた頃、ひょんなことからアガシ専用ラジカルツアーに興味を抱いていた。バボラのラケットには自信をなくしていて、どのラケットを使ったらいいのか分からなくなっていた。そしてぼくはそのアガシのヘッドのラケットを使って7月の福岡県ベテランと北海道選手権で敗退していた。
だから最後のよりどころは東北で活躍したヘッドのextremeを再認識せざるをえなかった。今年はこれにかけてみようと決心してネットで探し注文していたのが、今朝その新古ラケットが届いていたのだ。
壁でためし打ちがしたかった。強めのガットが張っていた。50ポンド以上はありそうだ。さてさて、この先どうなることやら・・・・。