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全豪 厳しい戦いであった圭の3回戦  

金曜日曇り

まずまずの天気かな今日は。9時過ぎからから錦織の試合が始まった。相手はガルシア・ロペス(スペイン)、もう相手は30越えの選手だし大丈夫だろうと安心していたら、さにあらず緊迫した打ち合いに圭が優位とは思えなかった。長身からのフラットサービスで相手は優位に試合を進め、フラット気味の片手バックハンドは、圭のおはこの一つ、両手のバックハンドとそん色はなかった。やばいと思った。

年齢差を感じさせずにロペスは走っていた。前半にブレークを許しての苦戦を強いられ45でようやくブレークして55と追いつく。そこから必死でキープブレークして75でファーストをやっとこさでものにしていた。

セカンドは最初のサービスを落すとロペスのペースで進み26で落として11。この時点では全くの互角、見ている人たちはハラドキだったに違いない。

ファースト55になった時テレビの前のぼくの体に異変が起きようとしていた。軽いめまいがして右目に異変を感じて左目を閉じるとほぼ見えなくなっていた。ソファーに座り直してゆっくり右目を開けると真っ黒で何も見えなかった。やばいどうすべきか、このまましばらく様子を見るべきか、もし頭にはしって脳梗塞でもなれば、あーちゃんは博多でぼく一人、何もできなくなるかもしれない。とりあえず薬をもらっている近くのかかりつけのクリニックに電話しようとするとすると番号が分からない。片目で何とか見つけて電話すると話し中、何度も話し中、右目を開くと外の景色が見えていた。

そして電話はつながった。先生は10年前の再現ですねと言った。血液サラサラの薬を処方されてその症状は10年以上なかったので、もう大丈夫なのだと思い込んでのこの出来事にはヤバイと感じた。

先生は割と近い郊外の大きな病院に紹介状を書いてくれた。ぼくの目はすっかり回復していたので車を走らせた。閑静なところにある病院の緊急外来に紹介状を差し出して、側の待合の椅子に座るとテレビで圭の試合が放映されていた。NHKもやっているのだ、ファーストをものにしてセカンドに突入していた。テニスに無関心のように思えた年配の人たちが目を皿のようにして、画面を見つめている姿に感銘した。圭のなせるわざなのだ。

看護婦に呼ばれてやさしく緊急外来に案内を受けて、まもなく先生と対面した。紹介状を見ている先生に、ぼくの口から経緯をお話した。一通り検査をさせていただきますというので、今日ですかというと今からですという。

看護婦はお一人でですかというので二人暮らしですというと、ここに来たのを知っていますかというから、博多に行ったので知りませんと、連絡していた方がいいですよ、結果次第で緊急入院になるかもしれませんからとさらりとのべたが、ぼくはドキッとして、あーちゃんには連絡することにした。

・体温・血圧・採血・心電図・けい部超音波・MRI(頭部磁気共鳴CP断層撮影)検査は待ち時間はなく順調すぎるくらい早く終わったのでびっくりポン、最後に結果の説明を受けるために先生の前に座ると、レントゲン写真等を見ながら以上は見当たりませんとおっしゃった。

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カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 22:16 | コメントをどうぞ