土曜日
昼過ぎコートへ、ストロークとサービス練習少々。ダブルス2セットして着替えが足りないこともありコート後にする。
昨日、ブログのアクセス数やページビューが27日からなぜか急に増えていたので、ランキングにアクセスすると、何と一位になっていたのでまさにびっくりポン。いつもは何とか50位台をキープしているランキング、たまに上位に行くことまあったりしたが1位とは驚いたが、でも二日天下に終わったようだ。
夕刻より予定通り女子シングル決初戦が始まった。セレナVSケルバー。試合前の二人の記者会見のコメントをうかがわせるように試合は展開していった。
失うもののないケルバーは最初から燃えていた。余裕に見えたセレナだが、サウスポーの癖のあるボールにタイミングが合わずにいつものパワフルなショット・サービスはなぜか今日は影をひそめていた。
ケルバーは3ゲーム目をブレークして21、だが5ゲーム目をブレークされて33、さすがセレナと感心して見ていると次の6ゲーム目をケルバーがまたもぶれーくして43 53 54。
そしてケルバーのサービングセット、ねばってセレナのミスを誘い何とファーストをケルバーが取ったのだ。もしかしたらとケルバーによぎったに違いない、セカンドは浅いボールが多くなりセレナの餌食になるシーンが多かった。26でセカンドの落として女王の座はファイナルへと持ち越されていた。
こんなパターンではセレナが自分を取り戻してファイナルを勝ち取る試合を何度かみたことがる。セレナ優位かと思っていたがケルバーは2ゲーム目をブレーク20とリードするが4ゲーム目をブレークされて振出しに戻る。22。ケルバーキープして32,そして二度目のブレーク42、キープして52、キープされて53、ブレークされて54、三度目のマッチゲーム、あとのないセレナはサービスでありながら尋常ではなかった。おたおたするセレナにねばってミスを誘い、ついにケルバーの夢が実現がしていた。セレナのサービスをブレークする。
その瞬間ケルバーはコートに大の字になり喜びをあらわにした。涙をこらえてネットに向かうとセレナがコートを超えてケルバーに歩み寄っていた。二人は抱き合いセレナはケルバーのがんばりをほめたたえているように思えた。負けてもすがすがしく笑顔で相手を褒め称えるセレナの姿は王者そのものであった。