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体幹について

土曜日にバレエを観に行ってきました。

バレエは年に1~2度程しか観に行けませんが、自分と同じ人間であるとはとても思えません。軽々と踊っているようにしか見えませんが、その域に至るまでに、あの方達はどれほど練習を重ねているのでしょう。
本当に本当に、軽々と、重力も何もない空間で踊っているようです。

どうやったらあんなことができるんでしょう。
練習だけでは到達できない何かがある気がします。

ここ2~3年、「体幹」が重要視されるようになってきました。

バレエはまさに「体幹」の訓練だと思います。

ダンサーは、跳躍しても回転しても体の軸がぶれません。上半身は常に安定しているのです。
トップダンサーになると、あまりの凄さに口が開きっぱなしです。

あれほど回転していて、上半身は全くぶれない。あれほど跳躍していて、上半身はそのまま。
バランスを崩すこともありますが、何の訓練も受けていない自分たちとは崩れ方が違います。

彼らの鍛えぬかれた肉体と超人的な踊りを見ると、人間というのは凄いものだと心から思うのです。

あ、勿論、バレエの凄いところは、超人的な踊りだけではないですよ。
そこに、演技という要素も存在していることも重要です。

ただ音楽に合わせて踊るだけではなく、役を演じる。
時には、幼いかわいらしい女の子を演じたり、激しいじゃじゃ馬になったり。

踊りだけでなく、その物語にも引き込まれていきます。

テニスから随分話がそれてしまいましたが、あのバランス感覚、安定感はテニスにも必要なものだと思うのです。

テニスのトッププロの試合は、トップダンサーと同様、見惚れすぎていつの間にか口が開いてしまいますから。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 15:50 | コメントをどうぞ