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テニス自分なりの考え方(フォーム、基礎編)

どうも!殿です。

近頃テニスコートにいると色々な場所で
フォアはこうだからこう!
ボレーは~
サーブは~

みたいな感じでコーチングされているかた
が結構いるんだなーと思い、聞き耳を
立てています笑

自分がコーチングを頼まれるようになったから
かな?

そこではやはり自分の考え方とは違う方もいるわけ
で、自分もちょっと考え方とかまとめないと
いけないかなーと思いました。

基本は現役のプレイヤーとしてやっているので
根本はあるわけです。

そんなこんなで今日は自分の考え方をまとめて
いきたいと思います。

1 ラケットがボールに効率よく力を与える動き
2 そのラケットの動きを再現する体の動き

3 1、2で再現された動きの中でボールを打つため
 の動き

今回は基礎、フォーム編ということで優先順位順
に番号を着けました。

1のラケットの動きとは?

まずテニスの根本にあるのは

「ラケットで」ボールに力を加えなければならない。

ということです。

すごく細かい話になりますが、ここで効率良く
力を伝えられるラケットの動き方とは、
物理法則に基づき考えなければなりません。

飛んできたボールの質量がこれで飛んでくるスピード
がこうだからフォアハンドで時速120キロで打つには
ラケットの質量がこうでスイングスピードがこうで
入射角がこうで・・・

書いていて思います。
めんどくさい

しかしながらここが一番疎かになっていると思います。

各ショットによりラケットの効率がいい動きというのは
異なります。

がしかし!どの動きも共通することもあります。

それは

グリップの移動距離よりもヘッドの移動距離が
長くならなければならない。
これは慣性の法則が一番効率がいいためです。

言い方をかえます。
これは人がラケットに力を加えるという条件で
初めて使われる言い方です。

最低限の力と動きでスイングスピードを上げる。

この言い方は良くYouTubeやblogを書いている
皆さんが言っていること。
どのようなスピード、回転、軌道のボールを
打ちたいかでラケットの動きというのは変わって
来ますがこれを理解せずに
エッグボールは厚い当たりでこう打つんだ!
とか、
スライスはラケットに乗せて運ぶイメージで打つんだ!
といわれても説得力がないなとおもうんです。

2 1のラケットを再現するための体の動き
 ここで!初めてフォームの話になってくる。
というのが僕の考え方です。

ラケットをこう動かしたいけど、自分のグリップ
や関節の可動域ならどうなるのか?
また、その動きの出力はあっているのか?

という話になります。

どれだけプロのフォームを真似しても力の入れる
タイミングや強さや方向、長さが違っていれば
ラケットの運動エネルギーは上手く上がらない。
また、ちゃんとボールが飛ばない。

良く「捻り戻しで打て」と言われますが、それを
ただ真に受けて実戦してる人が上手くいって
いないのを良く見かけます。
そういう人は大抵体が開いてるって言われている
ことが多いです。

からだが開いてもワンチャン打てるのはフォアの
スライス系のショットとバックのボディのみです。

後はインパクトの段階で上半身が打つ方向より
回った時点でパワーロスか力のベクトルがズレ
思った通りに打てないはずです。

それは体の構造、肩関節の可動域上
打ちたい方向への稼働が困難な為です。

ここで大事なのがラケットとボールの接触時間
と、ショットの再現性を考慮してのことという
ことです。

これらを踏まえて

「捻り戻しで打つ」を言い換えると、

「体をあらかじめ捻っておき、軸足を蹴って
捻った体が戻る力を利用してスイングを始め、
上半身で戻る力を押さえ込むことで慣性の力が
産まれスイングスピードを一気にあげる」

というのが自分の中での捻り戻しで打つの
正体だと考えています。

3 1、2で再現された動きの「中で」ボールを打つ
為の動き

簡単にいえばフットワークとボールとの
距離感です。

だけど1、2がいくら上手く素振りでできようが
3が上手くできなければ全く意味がない。
この1、2、3が上手く噛み合わなければ
また、どれかひとつでも欠ければ上手くは打てない。

これが僕の基礎、フォームの考え方になります。

カテゴリー: テニス上達, テニス指導法 | 投稿者殿 19:56 | コメントをどうぞ