月別アーカイブ: 2021年6月

テニス上達 ラケットの動きと体の兼ね合い

どうも!殿です!

今回は
「ラケットの動きと体の兼ね合い」
ということでお話しします。

前回でも触れましたが色々なYouTuber
の方の指導を元に僕が試した結果

「いかにに余計なことを省くか?」
という結論に至りました笑

・余計なことをするから負担が大きい
・早いボールに間に合わない
・コンスタントに真ん中に当たらない

ということです。
・過度の伸長反射
・過度のプロネーションや内旋外旋
・過度の胴体の捻り戻し

扱える以上の力は身を削る

手首が痛い、肩肘が痛い、背中が痛い

全て経験しました笑

結局行き着いたのは、

ラケットが効率よく運動エネルギーをボールに
伝えらることが最優先

ストローク
ボディターン→ラケットダウン→スイング

ボレー
ボディーターン→スイング

サーブ
トスアップ(同時にボディーターン)→ラケットダウン
→スイング

各ショットの工程はこれだけなんです。

ここで重要なのはラケットのグリップとヘッドの向き。

ラケットを矢印でイメージすること
力をいれたい方向(進めたい方向)に矢印
が向くように考えると

グリップエンド
  ↑
 ヘッド

グリップエンドが向いている方向に進むよね
ということです。

振りだす時は必ずスイング方向(打ちたい方向と
ボール)にグリップエンドが向いている
ということです。

で色々やっちゃう人は
伸長反射を上手く使うためにとか色々な
ことを考えて振りだす前に色々な方向に力を
使うんですね。

俺はそんなに器用じゃなねーのよ。
ということで、ラケットダウンしたときには
矢印を打ちたい方向に向け、そのまま振る!
これだけ!!

降り遅れは本当に減ったし、なんなら弾道の調整
もしやすくなりましたね。

あくまで打点がちゃんとしていればの話ですが!

基本的に打ちたい方向に向ける。
これができてくると上手くは打てるようになります。

が、このままでは強い人には勝てません。
打つコースがバレてるから笑

これはまたいつかの話で話したいと思います。

少しそれましたが戻します。

振り出しの方向とラケットの向きはわかりました。

そこからはラケットの面でインパクトして
ボールに運動エネルギーが伝わります。

振りだしてそこからの話になります。

打ちたい方向にグリップエンドが向いて
その方向に真っ直ぐ進むとグリップエンドが
ボールに当たりますよね笑

ラケット面に当てるためには一度グリップは
握らず理想となるインパクトまでのラケットの
動きをスロートを持って再現してみましょう。
そこで見るのは
・ラケット全体の動き
・グリップ(自分がいつも握っている所)の動き

です。

これを確認すると自分の今までのイメージがどれだけ
ずれているかが確認できます。

確認できたら後はそうなるように
ラケットを持ってその軌道をトレースするだけです。
その軌道トレースできる体の動きを練習するだけ
です。
とてもシンプルだとおもいませんか?
今回はこの辺で!
ではでは!

カテゴリー: テニス指導法 | 投稿者殿 11:04 | 1件のコメント

テニス上達法フォームをどうするか?ではなくラケットをどう動かすか!!

どうも!殿です!

今回は
「テニスはフォームをどうするかではなく
ラケットをどう動かすか!」

です。

自分自身もここにフォーカスするまで
凄くフォームに捕らわれて練習をしてきたし、
YouTubeなどでもフォームについて多く
取り上げられていて、そこから考える
ようになっているのかなーと思います。

しかしながら元々にあるのは
「ボールにラケットでどのように力をつたえるか?」

ではないのか?
と思います。
フォームは二の次で考えて、まずはラケットのみ
で考えるほうがいいのかなと。

物理的に考えると、力の大きさは速さと質量
に関係する。

質量はラケットの重さになるので後は、
ラケットどれだけ速く動かせるか?
になりますね!

ここだけを考えればスイングがだいぶシンプルに
なると思います。

それをテイクバックがこうで、上腕がこうで!
みたいに考えてしまうからわけの分からないこと
になるんですよね!

カテゴリー: テニス指導法 | 投稿者殿 10:13 | コメントをどうぞ

テニスの試合特性から見る上達法

どうも!殿です。

今回のテーマは
「試合特性からみる上達法」

皆さんは自分の試合のスタッツを
作ったりしたことはありますか?

そして僕の住んでいる地域での試合は
大体6ゲーム先取ノーアドバンテージ
です。
その場合、最長のポイント数が出るのは
理解していますか?

デュース有りの試合だと総ポイント数という
のははっきりとは分かりませんが、
ノーアドバンテージ、セミアドバンテージ
の試合は総ポイント数がハッキリと分かります。

ノーアドバンテージ方式の場合
1ゲーム最長7ポイント
5-5 で10ゲーム 第11ゲーム40-40
次のポイントで勝敗が決まるため、
7×10+7=77ポイントが
最長のポイント数です。
そしてサーブを打つ回数、リターンを打つ回数
もこれで計算できます。

セミアドは1回デュースがあるので
1ゲーム最長9ポイントで計算すれば
99ポイントとなります。

あくまで最長です。
実際はこれより少ないポイントで試合が終わる
ことの方が多いですが、これを理解しているのと
していないのとでは、試合の戦略やメンタルに
差がでて来ます。

テニスはサーブゲームを落とさず、1つブレイク
出来れば勝てるゲームです。

そして最初のトスで悩む方がいると思いますが、
サーブかリターンかは5-5 40-40を想定して
考えるべきです。
自分がサーブに自信があるのならサーブを選択
リターンに自信があるのならリターンを選択
するべきです。

ここまで考えて試合をして動画に残し、スタッツ
をつけることが試合特性からみる上達法になります。

つけるスタッツは
・ファーストサーブ確率
・セカンドサーブ確率
・ファーストサーブポイント獲得率
・セカンドサーブポイント獲得率
・リターン確率(フォア・バック)
・アンフォースドエラー
(フォア、バック、ボレー、スマッシュ)

です。

これを付けると本当に苦手としている部分が
一発でさらけ出されます。

その部分をしっかり練習で補っていくことが、
テニス上達の近道になると僕は思います。

カテゴリー: テニス指導法 | 投稿者殿 17:35 | 1件のコメント

テニス 上達に必要な考え方

久々に投稿します。
今回のテーマ
「上達に必要な考え方」

色々な年齢の方にレッスンをここ1年してきて
感じたことを書きたいと思います。

まず始めにテニス上達とは?
ここだけで色々な考え方がありました笑

・試合で勝てるようになりたい!
・○○選手のようなフォームで打ちたい!
・仲内でダブルスをやるときに迷惑をかけない
くらいになりたい。

大体このどれかかな?

それぞれに違ったアプローチで教えてきましたが
根本は一緒なのかな?と感じました。

「全てはボールに追い付き、理想の形で打球すること。」

ではないかと思います。

ここでこの
「ボールに追い付き、理想の形で打球すること」
を細かく紐解いていきます。

○ボールに追い付き
1 インプレー中はいつでもどこにでも走れる体勢
を作る

2 相手がボールに追い付くまでに打てるコースの
真ん中にいること

3 相手のボール(コース、球種)を予測し0.1秒でも
早く移動すること

1と2は誰にでもできることこと。
3はある程度の経験が必要です。
1と2は誰にでも出来るのにやらない人、できない人
が圧倒的に多いと感じます。
そして何よりちゃんと教えてる人があんまりいない。

YouTubeを見ててもここにフォーカスしてる人あまり
みかけないんです。
大体打ち方の形や、1.2の後のステップに
フォーカスしている。

まず追い付けなきゃフェデラーだってふつうに
スイングしたら空振りですからね。

その追い付く前の準備ができていなければ、
そのつぎのステップを教えてもレベルが上がれば
上がるほどうまくいかなくなるのは当然なのに。

○理想の形で打球する
 対象の物体(ボール)に
 ラケットのスイートスポットを
 力の方向を 正しく(狙った場所、回転)ぶつけること。

皆さんが一番難しいと思っているスイングですが、
根本はこれです。

なんか簡単に見えますよね笑
本来はこれがめちゃくちゃ難しいし、それがテニス。

しかしながらこの根本を無視してフォームから
覚える・教えるから訳のわからんことになるんです。

そして、必要になってくるのは物理の法則。
そして目的はあくまでラケットの面!!

対象物(ボール)を狙った場所に飛ばすには、
ラケット面(スイートスポット)がどのような
速さ、軌道で動けばいいか?

これを理解して初めてその人の身長、
骨格(体の可動域)に合ったフォームというものが
出てくるし、その合ったフォームであれば、元々
再現性が高くなると言うことになるんです。

そして、ラケットの動かし方が分かっていれば、
打点が少し最適からずれたとしても修正が容易
なのは明白ですね!

と今回はここまで!
第2弾はテニスの試合の特性から見る上達法です。

カテゴリー: テニス上達, テニス指導法 | 投稿者殿 20:52 | コメントをどうぞ