フラット・スライスサーブ前腕とラケットの角度

どうも殿です!
今回はスライス・フラットサーブの
ラケットと前腕の角度(インパクト時)です。

よくいらっしゃるのが腕と手首をしっかり
伸ばして一番高いところ(可動域の限界点)
で打つ人です。
ここではラケットヘッドから肩までが一直線
ということです。

まずこのイメージを持っている方は
必ず腕のどこかを故障するので
やめましょう。

故障の理由については次回!

ここからでてくる時計の例えですが、
全て手を時計の軸としてラケットヘッドを
針先とした時間です。
体の作りとサーブにおける威力、回転
を考えると時計の12時で打つということは
可動域の限界で打つことになります。
そして、仮に12時でインパクトして
13時14時に振り抜いていくとどうなるで
しょうか?

力のベクトルは下方向に
回転はバックスピンよりになりますよね!

これはもうネットしかしないということに
なります。

もう入りませんし、威力はでないし、
怪我をします。

それではラケットが何時ならいいのか?

スライス・フラットサーブなら
10時~11時

スピンなら9時~9時30分辺りです。

午前中でインパクトすれば自然と
ボールを打ち上げる形になるので
ネットの高いところを通しても
スピンに近い回転のため落ちて
くれるんです。

そして前回でも触れましたが、
スイングのスタート地点を
ラケットヘッドが6時まできていれば
十分にラケットを加速する距離を
持てるので力強いサーブを打つことが
できます。

フラットサーブもインパクトは11時で
インパクトする瞬間にプロネーションを
使います。
ここで大事なのがあくまで
フラットサーブでのプロネーションは
当たりをまっすぐにするためです。
あくまで加速させる重な動作は
ラケットヘッドを6時から振り上げる
動作です。

「インパクトの瞬間に」
プロネーションをしなければスライス
プロネーションをしたらフラット

これだけの変化で打ち分けられれば
相手にも読まれません。

それにくわえ、
スイングしはじめて9時前から
プロネーションをし始めたら

スピンサーブになります。

なぜこのようにするかというと
仮にプロネーションをせずに
スピンサーブを打つと当たりが
薄くなるからなんです。

スピンサーブに関してはまたいずれ!

最後に次回の怪我をしやすい打ち方に
も繋がることですが、
インパクトの瞬間に肘を伸ばしきって
インパクトするのはよろしくないです。

肘も伸びている途中
手首も伸びている途中

で打つことがとても大切。

まだ関節が伸びきっていないということは
ボールを打ち上げる方向に振っていると
いうこと。
また、関節がロックされていなければ
インパクトの衝撃はまだ伸びきっていない
筋肉が衝撃を受け流します。
しかし伸びきって関節がロックした状態
でインパクトした場合は筋肉もロック
しているため関節がもろに衝撃を受けて
しまいます。

じゃあストレートアームでストローク打って
るひとヤバいじゃんと思う方がいるとおもいます。

それが基本伸ばした状態でスイングを始めて
インパクトする瞬間には肘が曲がりかけている
状態で当たっているため衝撃はうけないんですね。

ながくなったので今日はここまで


カテゴリー: テニス上達, テニス指導法 | 投稿者殿 22:36 | コメントをどうぞ