スタンダードとは何か?スタンダードがもたらす弊害。

こんにちは。

更新が空いてしまいました。

書き込みをほぼ全部を読んでくださった方がおられるようでありがたいことです。

コメントで「スタンダード」というフレーズをいただきまして記事のヒントになりました。

スタンダード化の弊害を書きたいと思います。

個人的には日本のテニスやIMGニックボロテリーもスタンダード化してから弱くなってきたと思っています。

ある3つの別々のジュニアスクールのコーチの方針があります。

1つ目のスクールはオムニコート用に低いフラットの強打で打ち続けるテニスを教え込まれる。

2つ目のスクールは弾道が高めのループボール主体のテニスを教え込まれる。

3つ目のスクールは試合でフォームが崩れるため、フォームが固まるまで試合に出させない。

共通するのはその教えに合致する生徒は伸びる可能性がありますが、それ以外の人はザルから振り落とされるということです。

 

ピート・サンプラス氏は言っています。

「僕のコーチ(ティム・ガリクソン氏)は僕のプレイスタイルから両手バックハンドから片手バックハンドの変更を提案してくれて尽力してくれました。それからポイントがとれるようになりました。僕の最大の転機となりました。」

サーブアンドボレーのスタイルではリーチの点やサーブからボレーまでグリップチェンジがほとんどいらないシングルバックハンドのほうが有利だったのでしょう。

身長、体重、筋力、性格が違うのですから個々に対応していく必要があるのではないでしょうか。

 

ロジャー・フェデラー選手のお母さんは言っています。

「小さい頃、ロジャーとラリーをするとドロップショットや変な回転の球を打ってきてラリーが続かないの。でも、注意はしなかったのよ。それが彼の個性だと思ったから。だから自分の子供が他の人と違っても心配しないで受け入れてあげて。」

 

大人になったフェデラー選手をディミトロフ選手はこう言っています。

「彼は同じ回転の球を打たないんだ。だから次にどんな球がくるか考えてしまうんだ。」

では。

 


カテゴリー: テニススクール, テニス選手 | 投稿者ryu 10:46 | コメントをどうぞ

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