カテゴリー別アーカイブ: テニスラケット

エビデンスなき情報にご注意ください。

こんにちは。

この前、ある量販店で販売員の人がアンディ・マレーも使用しているので信頼性がありますと年配の男性にラケットを薦めていました。
企業が自作自演で作り上げた情報を元に伝言ゲームのように販売員や雑誌のライターを通じて世間に広ろまります。

DeNAの一件で浮き彫りになったDeNAとまったく関係ないと思われていたサイトが実は裏で運営者と繋がっていてステルスマーケティングをしていたことは記憶に新しいですね。

根拠や証拠といったエビデンスが不正確または不明瞭な情報をあたかも正しいかのように撒き散らしていました。そういった情報を受け売りとしてコピーしていくことにより情報が少しずつ変わっていってしまうところも怖いところです。

氷山の一角で飲食店評価サイトなど広告主に有利にライバル店に根拠や相手の言い分もないまま不利な情報が放置されている。

Yahooの掲示板でハンバーガー店のマフィンを食べたら胃がもたれて成分表を見たら中国製で成分表の一番最初が「油」で日本製のマフィンは一番最初は「小麦粉」が多い、中国では廃油を新品として売る業者が後を立たず政府の摘発が追いついていない、リスクよりコストという感想の書き込みがすぐに削除されました。ハンバーガー店はYahooの広告主だからです。

不動産情報交換サイトでマンションと戸建ての有名ブランドの掲示板で施工途中を見に行ったと思われる人が印象を悪くする不利な情報が書き込みました。次の日にアクセスしてみると何事もなかったようにその書き込みが削除されていました。

削除された情報もエビデンスが明確でないこともあるのですが広告主が掲示板にステルスで参加、監視しているのであれば反論をすればいいのではないかと思います。コソコソ削除するということは認めたことにもなるのではないでしょうか。

もっともそんなことは関係なく外面をよく見せるために第三者の公正・公平の場を装い利用者を欺くのを目的としているサイトが多いのが現実です。

実はテニスの掲示板の一例ではTenniswarehouse.comの掲示板ではバボラのオフィシャルの広報がアカウントを取得して参加していて受け答えをしているのです。

プロの使っているスペックを公表したり、答えられないことはすみませんが答えられないと書き込んでいます。

 

「~医院は評判がいいみたいですがどうですか?」という書き込みをみたことがないでしょうか。

まず、この書き込みだけであの医院は評判がいいんだと鵜呑みにする人がいるかもしれません。
テレビのドキュメンタリーでは5万円~50万円で口コミを請け負う業者がいて歯科医院のステルスマーケティングの手口の一例です。

そういったアンフェアな手口で口コミの偽装や情報操作を行う企業やそれを幇助する企業は人を欺いて自分たちだけ得をしようという魂胆ですので洗脳された人は不利益を被ることが多い傾向にあります。

— 一部削除いたしました。—

では。

カテゴリー: テニスラケット, 政治・社会 | 投稿者ryu 12:31 | コメントをどうぞ

錦織圭選手アルゼンチン・オープン ストリングス・テンション情報

こんにちは。

ソウサ戦快勝しましたね。

ソウサ戦でラケット2本のストリングスの張替えを出すときのテンションは以下のとおりです。

縦51ポンド、横49ポンド

縦50ポンド、横48ポンド

縦ナチュラル、横ポリエステル 4G系

縦ナチュラル、横ポリはご存知の方も多いと思いますがフェデラー張りとまで言われてフェデラー選手がやりだして有名になりましたね。ジョコビッチ選手やウイリアムズ姉妹もこの張り方です。

錦織選手は最初のころは逆の縦ポリ、横ナチュラルで途中、縦ナチュラルに変更してすぐに縦ポリに戻したのですが去年あたりから縦ナチュラルにまた変更してからは定着して変えていません。

この組み合わせの特徴は

1) ナチュラルが緩衝材の役目をなし、ポリオンリーよりノッチができにくい。

ナチュラルオンリーのほうがノッチができやすいです。

2) 1によりスピンの持続性が長期間続く。

3) 球がバウンド後に伸びやすい。

異素材のため経年劣化によりバランスが悪くなるというご意見がありますが

縦ポリ、横ナチュラルは確かにメインのポリだけが緩んできてポリオンリーと同程度のフィーリングの維持期間だと感じますが

縦ナチュラル、横ポリは長期間フィーリングを維持できると感じています。

では。

 

 

カテゴリー: テニスラケット | 投稿者ryu 16:55 | 2件のコメント

プロが躍進を遂げたきっかけとは。

試合前や試合後にインタビュアーが選手に「成績がよくなった理由はなんだと思いますか?」と聞く場面があります。
いくつか紹介したいと思います。

サラ・エラーニ選手   「ラケットを少し長くしたの。」 WTA8位になった頃です。
ドミニカ・チブルコワ選手「ラケットを少し重くしたの。」
スタン・ワウリンカ選手 「筋力トレーニングをしてから。」20位前後で停滞していた頃です。

サラ・エラーニ選手はバボラのピュアドライブからピュアドライブ+へ変更しています。
ここで突然クイズなのですが、3者の目的はなんだと思いますか?
そうです。強い球を打つためです。

2011年全米優勝者サマンサ・ストーサー選手
「女子サーフィン世界王者の彼女に頼んでメンタルトレーナーをお願いしたの。」

彼女は「強い球」を打つことが出来ていたので「強い心」を手に入れたかったのでしょうか。
では。

カテゴリー: テニスラケット, テニス選手 | 投稿者ryu 10:44 | 1件のコメント

ラケット偽装広告に警鐘を鳴らす。

インタビュアーがアンディ・マレー選手に「最近のラケットの進化はテニスにどのような変化をもたらしましたか?」の問いに
マレー選手は「ラケットって進化しました?僕は8年前にジュニアの大会で優勝したときから同じラケットとストリングスを使い続けています。」

寅さん「それを言っちゃおしまいよ」

カテゴリー: テニスラケット | 投稿者ryu 20:02 | 1件のコメント

ラケットが形成する球種

大坂なおみ選手が語られる際、セレナ・ウイリアムズ選手が引き合いに出されます。
大きな違いは球種で大坂選手はフラット系、ウイリアムズ選手はスピン系なのです。
大坂選手の球種は良くも悪くもラケットの性格がそのまま出ています。
▼大坂なおみ選手
ヨネックス98インチ ストリングス:ポリエステル
▼セレナ・ウイリアムズ選手
ウイルソン104インチ ストリングス:縦ナチュラル、横4G

キレはありますが全豪では大事なポイントで安定感に欠けるショットが随所に現れました。
慣れによるものかラケットの相性によるものか今後明らかになっていくと思いますがウォズニアッキ選手が一時期バボラのアエロプロドライブからヨネックスに変更して元のバボラに戻したように合う合わないがありますのでウイルソン104インチも試してもらいたいです。
今のままですと大事なポイントが取れないただのハードヒッターで終わる可能性があるからです。

カテゴリー: テニスラケット, テニス選手 | 投稿者ryu 23:21 | 1件のコメント