ATPボール

今朝は高校生男子が練習に来ました。
一年生でしょうか。

来てからなかなか打ち始めなかったので、ストレッチでもしているのかと思ったら、どこかにボールが落ちていないか探していたのでした。

うーん、そこからか~。

いつもなら結構ボールが置いてあるのですが、残念ながら今日は一個もないようです。

途方に暮れた顔をしていたので、持っていたボールをあげました。
日曜日に使ったのでおニューではないけれど、ないよりは全然ましでしょう。
(それにHEADのATPですぜぇ。)

本当はちょっと迷ったんです。
今ボールをあげてしまうと、「やっぱり持ってこなくてもどうにかなるんだ」って思ってしまうんじゃないかって。
それは一番避けたいところ。

できたら、「ボールがないこともあるんだから、次回からは一個は必ず持って来よう」となって欲しいです。
いや、そうなって下さい、絶対に!!

(自分の練習だろう!自分で持ってこんかい!ボールがなくてテニスができるかい!というのが本心)

そりゃあボールがなくても、素振りでもちょっとしたトレーニングでも、走り込みでもできますけどね。
ここに来る人は、10人が10人とも打ちたくて来ているんですから。

真面目そうな学生だったし、多分、部活にも入っているようでした。

前から書いてはいますが、できたら若い人たちにはいいボールを使って欲しいです。

安いボールを買いたい気持ちはとーってもわかりますが、一番伸び盛りの大切な時期に、老人用のもっさりボールは『百害あって一利なし』だと思います。
上の方々もそういうことをもっと真剣に考えてみてはいかがでしょう?
試合時のウェアを云々言っているよりも、もっと大切なことなのではないかといつも思うのです。

今日の彼、普段は何を使っているか知りませんが、ATPボールの凄さを感覚ででもいいからわかって欲しいと、切に切に思います。

この一個が、彼のテニス人生に一石を投じてくれれば、と思うのは大袈裟すぎるでしょうか。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 16:31 | コメントをどうぞ