東京にも雪が降った次の日、練習場に行くと、たくさんのボールが放置されてました。
こんなにたくさんボールが転がっているのは、自分がここで練習を始めて以来です。
ここは公園なので、練習する方だけでなく、だれでも自由に使えるのですが、せめて片付けて欲しいといつも思うのです。
フェンスを越えてしまって見つけられなかったボールを、見つけて下さった方が投げ返して下さって転がっている、ということはよくあります。
でも、ここで遊んでそのままボールを放置して行ってしまう方もかなりいます。
朝練習に来て、あちらこちらに散らばったボールを見るのは、とても悲しいです。
フェンスの向こう側に飛んで行って見つけられなかった方は仕方がありませんが、自分が使ったボールは持ち帰って欲しいのです。
パンクしてしまった、ツルツルになってしまった等、理由はいろいろあるのでしょうが、自分がもってきたボールは自分が片付けて欲しいのです。
公園においていけば誰かが片付けてくれるだろうと思うのかもしれませんが、その前に、それで遊ぶ人もいるんです。
そうして、遊んだままでそのままにして帰ってしまうんです。
自分はテニスが大好きです。
テニスが大切です。
だからこそ、大好きなテニスを蔑ろにされているようで悲しくなります。
昔、武道に打ち込んでいる友人に「テニスなんて遊びでしょう。一生懸命やっているなんて言ったって、所詮レクリエーションじゃない。もう全然レベルが違うんだよ」と言われ、猛烈に腹が立ったのですが、自分の周りを見るとやっぱり「お遊びなのか」と思う時があって、悲しくなってしまうのです。
購入する前は拘っても、購入したらラケットもボールも大切にしない。
安ければどんなものでも構わない。
安価であればありがたいのは正直な気持ちですが、安価なものにはそれなりの理由があると自分は思っています。
自分が売る立場だったら、どんなものを安く売るか。
そう考えたら、安い物を買うこともリスクがあると思うのです。
「安物買いの銭失い」とはよく言いますが、失うのはお金だけではなく、気持ちも失ってしまうのではないかと、最近思うのです。
テニスを愛している方へ
どうかテニスを大切にして下さい。