錦織選手、やりましたね!
メンフィスオープン優勝、しかも3連覇!
無名の頃と違って、周囲からのマークが厳しい中、優勝するというのは本当のトッププロの証ですね。
錦織選手の活躍のおかげで、若い世代がテニスに夢を持ってくれた気がするのは自分だけでしょうか。
錦織選手をカッコいいと思い、自分もなりたいと憧れる次世代が続々と現れて、今、テニスのすそ野がグングン広がっている気がするのです。
そんな今だからこそ、きちんと育てることができる指導者を切望してやみません。
自分が今まで学校で、スクールで、サークルで、テニスに40年近くかかわってきて、最新のテニスを教えてくださる方に出会えたのが3年前です。
そして、この3年の間にも、旧態依然のスイングを教えてくださる方の多かったこと。
3年前に教えていただいた時、「ええっ、本当にこれでいいの?」という疑問がいつもつきまとっていました。
自分が身につけたスイングと全然違う。
本当にこれでいいの?
っていうか、言われても全然できない。
やっているつもりでも、全然できていない。
長い時間をかけて身につけてしまったスイングは、全然直せないです!
だからこそ、なにも変な癖がついていない若い方達に、へんなスイングを教えていただきたくないです。
先日も、連れとの練習の時に、親子で練習されている方がいて、お父さんも熱心だけど子供も(未就学児か小学校1年生くらいでした)頑張ってました。
結構負けず嫌いなようで、運動神経もよさそうです。
でも、お父さん~。
「そんなこと教えちゃだめだよ~。」が満載!!
大体、ストロークにしても、お父さんが風上でボクが風下。っておかしくないですか?
ボクは頑張って飛ばそうとしてました。
大人のラケット、普通のボールで。
あんなことやってたら、ボクの肘は壊れちゃいますよ。
でも、どんな所にお願いしたらいいんでしょうね。
自分にもわかりません。
金儲けの為ではなく、次世代を真剣に育てようと考え、コーチ自身も常に学んでいる教室。
「勝つ」ことが最上命題ではなく、テニスを通じてその人間を成長させようと考える教室。
自分が知る限りは一か所しかありません。
そんな教室が日本各所にできたらいいと切に思います。