年を取るとどんどん筋肉が衰えていきます。
その衰えるスピードたるや恐ろしいものがあります。
確か昨日まで筋肉だったのに、今日はもう贅肉になっている、という感じです。（これはオーバーですね）
学生の頃は全身ばねのようだったのに、中年になると伸びきったゴムと化してしまうんです。
通勤している会社の最寄りの駅は、２つ高校が近所にあって、ギリギリ登校の学生さんと一緒になります。
学生さんは遅刻ギリギリですから、もうドアの前で臨戦態勢を整えて、ドアが空いたらダッシュしていきます。
今日、自分の前にいた学生さん。彼の背中のデイバッグは多分教科書や参考書がかなり入っているのでしょう。物凄く重そうでした。
あんなものを毎日背負っていたら、100％肩こりに悩まされること請け合いです。
成長期だというのに、身長も止まってしまうかもしれません。
そんなずっしりデイバックを負いながらも、ドアが開いた途端、猛ダッシュ！！
階段を軽やかに２段ぬかししながら、上がっていきます。
自分が階段を上がった時には、改札を抜けて、地上への階段に向かっていました。
すごーい！！！
思わず見惚れてしまいます。
軽やかで、重力を微塵も感じさせず、体全体が弾けるようです。
う、羨ましい。
あんな、ゴムみたいな体が欲しい。
今の自分なんて、ホーントに伸びきったゴムだし、体力もないし、回復力もないし。
ナイナイづくしです。
体力がなくても、せめてテニスのセンスだけでもあればいいのに、それも全然ありません。
時々、これほどナイナイづくしなのに、なぜいつまでもテニスにしがみついているんだろうと思います。
（実は会社の同僚にも言われました。その上、自分でその自覚があるのにまだやっているなんて、バッカじゃないの？とまで言われてます。）
どうしてでしょうね～？
全然進歩しないし、嫌になるし、辛いこともあるのに、どうしてテニスをやめられないんでしょう。
ま、考えてもわからないから、そんなことを考えるのは横に置き、
技術がほんの少しでも向上するよう頑張ります。
