最近、知人の試合をよく観るようになりました。
観ていて思うのは、男性はやっぱり年齢も大きく拘わってくるのだということです。
20代前半の男性と30代後半の男性のテニスって、全然違いますもんね。
観ている自分さえ、そう感じるのですから、やっている本人は痛感していることでしょう。
実際に、知人何人かに聞いたら、みんな同じように答えてました。
20代前半の方って、もう体全体がゴムみたいですもん。
体全部がゴムまりみたいに、気持ちよ~く弾んでます。
びよーん、って体が伸びる音さえ聞こえる気がします。
それが20代後半になると、今迄伸びていたのが、5センチくらい伸びが足りなくなって、30代前半になると10センチくらい。
そうして、ゴムが固くなるように、ジワジワと伸びなくなり、ふと気が付くと、もう完全に伸びなくなってしまっている、らしいです。
勿論、年をとってもそれなりにテクニックはあるのですが、何より自分の体が動かなくなる。
テニスは技術がもちろん大切ですが、身体能力も大きいですもんね。
そのことを考えるにつけ、フェデラーは凄いって心底思うのです。
自分を徹底的に研究してくるライバル、次々に台頭してくる若手。
自分自身の故障。
それらにも屈することなく、トップレベルを維持しているって、並大抵どころかもの凄ーい努力です。
「努力」なんて言葉で表現するのが恥ずかしいくらいです。
(本当にボキャブラリーが乏しくって…)
20代男性のテニスを観ていると、こちらも楽しくなります。
一緒にストロークをやっていると、嬉しくなります。
自分なんて足元にも及びませんが、観ていて楽しい、一緒にやっていて楽しい、と相手に思ってもらえるようなテニスができたら、と思います。