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ヒンギス結婚 馴れ初め

元世界女王のマルチナ・ヒンギス(スイス)が、このほど結婚した事を自身のTwitter・Instagramアカウントで明らかにした。
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Tennis World USAによると、お相手はHarald Leemann氏。女子の国別対抗戦「フェドカップ」でスイスのチームドクターをしている人物だという。2016年リオデジャネイロオリンピックでヒンギスがダブルス銀メダルを獲得した頃に、二人の交際がスタートしたようだ。

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ヒンギスは自身のSNSアカウントで夫とのツーショット写真を公開、白いドレス姿で笑顔を見せている。「グランド リゾート バート ラガッツから結婚の御挨拶をお送りします。この素敵な一日に、家族やお友達にお越しいただき、感謝いたします!」という投稿に、ユーザーからは「おめでとうございます!」「美しい写真」といった祝福のコメントが寄せられている。

スター選手としてそのキャリアは輝かしいものだった現役時代。プロとしての最後の試合は、2017年「WTAファイナルズ」ダブルス準決勝で終えている。

「20世紀最後の天才少女」と呼ばれ、16歳という女子テニス史上最年少でシングルス世界1位になってから21年。彼女の新たな門出に祝福の気持ちを送りたい。

それでは、気になる馴れ初めだが、2016年リオオリンピックでラーマンがヒンギスの個人アドバイザーとしてサポートしていたことがきっかけのようだ。

ヒンギスは、2度目の結婚である。
2010年にフランス国籍のスポーツ選手と結婚したが、2013年に離婚している。

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ジョコビッチ優勝コメント

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試合後の表彰式でのインタビューでジョコビッチは「最高だ。観客席で僕の息子が『パパ!パパ!』と声援を送ってくれている。こんなこと僕の人生で初めてなんだ」「トロフィーを掲げたとき、息子がそばにいてほしいと願っていたので、これ以上幸せな気持ちはない」と喜びを語った。


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そして「ケビン、本当におめでとう。素晴らしい大会だったと思う。準々決勝、準決勝とものすごい大変だったと聞いている。そして『ウィンブルドン』の決勝に初めて進出したのだからすごいことだ。私は今日勝てて幸運だった」と決勝を戦ったアンダーソンに賛辞を贈った。

ジョコビッチは2016年の「全仏オープン」で生涯グランドスラムを達成したあと、なかなかグランドスラムで勝てず、2017年の「ウィンブルドン」後にはツアーから怪我で離脱した。そこから今日までの道のりについて「今振り返って語るのは簡単だけど、大変だった。ここまでくるプロセスは正しいんだと、自分を信じて言い聞かせてきた」と話す。

「手術もしたし、ツアーから離れた時期もあった。どうすれば復帰できるのかわからない時期もあった」「カムバックできて嬉しい。テニス界の神聖な場所に戻ってくることができた。そしてトロフィーがこの手にある。最高だ」

ジョコビッチは優勝が決まったあと、芝をついばんで食べた。これは彼が優勝したときの恒例になりつつある。「芝の味も最高だった。グランドスラムの決勝、特に『ウィンブルドン』の決勝は特別な試合だ。ここで4回勝てたことは最高なことだ」と何度も「最高」という言葉を用いて喜びを爆発させていた。

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2018ウインブルドン優勝

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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は15日、男子シングルス決勝が行われ、第12シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのK・アンダーソン(南アフリカ)を6-2, 6-2, 7-6 (7-3)のストレートで破り、2015年以来3年ぶり4度目の優勝を果たした。優勝を決めた直後には、センターコートの芝を3年ぶりに口にした。

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決勝戦、2時間19分で優勝したジョコビッチは優勝賞金225万ポンド(約3億3,400万円)を獲得。表彰式のオンコートインタビューでは「勝てて幸運だった。チームのみんなに感謝」とコメントした。

ジョコビッチは2014・2015年にも芝を食べて優勝の喜びを表現していた。この日は「芝の味は最高」と笑顔で語った。

元世界ランク1位のジョコビッチは前哨戦のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)で準優勝を飾り、今大会では第21シードのK・エドモンド(英国)、K・カチャノフ(ロシア)、第24シードの錦織圭、第2シードのR・ナダル(スペイン)らを破り、2015年以来3年ぶり5度目の決勝進出を決めていた。

一方、敗れたアンダーソンは四大大会初優勝とはならなかった。もしジョコビッチに勝利していると、南アフリカ人男子では大会史上初のタイトル獲得だった。今大会では準決勝で大会史上2番目に長い6時間36分の死闘の末に第9シードのJ・イズナー(アメリカ)を破り、決勝へ駒を進めていた。

【AFP=時事】14日に行われたテニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)の女子シングルス決勝で、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破り、ドイツの女子選手としては22年ぶりとなる大会制覇を果たしたアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)が、2017年シーズンの悔しい経験が現在の糧になっていると話した。

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 昨シーズンのケルバーは、全仏オープンテニス(French Open 2017)で1回戦敗退を喫すると、ウィンブルドン4回戦敗退を経て、前回女王として臨んだ全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)でも初戦敗退。シーズンの終わりには、世界ランキングが直近の6年で最低となる21位にまで落ち込んだ。

 それでも30歳となったケルバーは、セレーナを6-3、6-3のストレートで退けた試合後、「2017年のことがなかったら、この大会は優勝できなかったと思う」と話した。

「去年はたくさんのことを学んだと思う。周囲の大きな期待がある中で、さまざまなことを経験した。自分自身や周囲のこと、そうしたものとの付き合い方、1日のスケジュールの立て方について、いろいろなことを学べた。今は一瞬一瞬を楽しもうとしている」

 今年は、そうした新しいアプローチが実っている。コーチにビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)やシモナ・ハレプ(Simona Halep)、キム・クライシュテルス(Kim Clijsters)さんらを指導したウィム・フィセッテ(Wim Fissette)氏を招くと、1月のシドニー国際(2018 Sydney International)で優勝。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)ではベスト4、全仏ではベスト8に進出した。

 ケルバーはこれで自身3回目の四大大会(グランドスラム)優勝を果たし、1996年のシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏以来、久しぶりとなるドイツからのウィンブルドン女王となった。また、グランドスラム決勝でセレーナから2回以上勝利を収めた選手も、今回のケルバーがわずか2人目となっている。

 グランドスラムの三つのタイトルすべてを28歳の誕生日を迎えた後に手に入れているケルバーは、遅咲きの要因について、もう時間があまりないという切迫感があることを認めつつ、自信がついたことも大きいと話した。

「私ももう30歳。これまでの日々でたくさんの経験を積んできた。準決勝に出場したり、決勝を戦ったりするのがどういう感覚かも分かっている。ウィンブルドンの決勝も1回経験しているし、ある程度の予測はついていた。それも、きょうは少しリラックスできた要因だと思う」

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36歳のセリーナは、ウィンブルドンの女子シングルス決勝でアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に3─6、3─6で敗戦。女子最多タイ記録となる24回目の四大大会優勝はならなかった。また、オープン化以降、母親としては4人目となる四大大会優勝も逃した。

セリーナはウィンブルドンで7回優勝の実績があるため、世界ランク181位ながら、今大会では第25シードだった。

10カ月前に長女を出産したセリーナは「本来の調子を取り戻すまで、しばらくかかる気がする」とコメント。「これはまだ始まりにすぎない」としながらも、「互角に戦えることを、この2週間で自分自身に証明できたと思う」とも語った。

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ナダル対ジョコビッチハイライト

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 順延となっていた準決勝の残り1試合が行われ、第12シードのノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)が、第2シードのラファエル・ナダル(32=スペイン)を6―4、3―6、7―6、3―6、10―8で下し、3年ぶりの決勝進出を果たした。

 13日は、第1試合が大会史上2番目に長い6時間36分となった影響を受け、第2試合に組まれていたジョコビッチ-ナダル戦は第3セットを終了した時点(ジョコビッチ2-1ナダル)で午後11時を回ったため、14日に順延されていた。


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 15日の決勝はジョコビッチとケビン・アンダーソン(南アフリカ)が対戦する。ジョコビッチが勝てば3年ぶり4度目の同大会制覇。アンダーソンが勝てば初優勝となる。

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アンダーソン対イズナー試合結果が凄い理由

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◆テニス ウィンブルドン選手権第11日 ▽男子シングルス準決勝 ケビン・アンダーソン3(7―6、6―7、6―7、6―4、26―24)2ジョン・イスナー(13日、英ロンドン)

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 世界ランク8位で第8シードのケビン・アンダーソン(32)=南アフリカ=が、同10位で第9シードのジョン・イスナー(33)=米国=との死闘を制し、初の決勝に進んだ。試合時間6時間36分は歴代2位(1位は10年1回戦イスナーvsニコラ・マユの11時間5分)の長さだった。

 ビッグサーバー同士の対決は、第1セットからタイブレイクにもつれマラソンマッチの予感が漂った。タイブレイクがない最終セットで、アンダーソンは4度のブレイクチャンスを作るが取り切れない。迎えた第49ゲーム、0―15でイスナーの186キロのサーブを転倒しながらレシーブ。すぐ立ち上がって利き手と逆の左手でラケットを持って返球するを執念をみせ0―30に。0―40から15―40になり、バックハンドのクロスをイスナーがネットにかけた。このセット6本目のチャンスでやっとブレイクに成功。第50ゲームをキープし、長い長い戦いに終止符が打たれた。

 アンダーソンは17年全米オープン以来の4大大会決勝進出で、南アフリカ男子選手のウィンブルドンでの決勝進出は1921年準優勝のB・ノートン以来97年ぶり。

 アンダーソン「何と言っていいのか分からない。引き分けのように感じたが、どちらかが勝たなくてはいけない。こんなに長く試合をしたことはない。イスナーに、このような素晴らしい大会になっておめでとうと言いたい。決勝は行けるなんて夢が叶った気分。できるだけ回復して臨みたい」

 ◇過去の最長試合 2010年1回戦ジョン・イスナー(米国)vsニコラ・マユ(フランス)

3日がかり、11時間5分での決着。6―4、3―6、6―7、7―6、70―68の総ゲーム数183も最多。最終セットは8時間10分を要して決着した。エースの数はイスナー113、マユ103。168ゲーム連続でブレイクがなく、イスナーは5度目のマッチポイントで勝ちきった。試合が行われた18番コートには記念のプレートが飾られている。

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ケルバー対セレナ予想

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第13シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)を6-2 6-4で倒し、決勝進出を果たした。試合時間は1時間10分。

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 ウインブルドンに2年ぶり18回目の出場となるセレナは、過去7度(2002年~03年、09年~10年、12年、15年~16年)の優勝経験がある。前回プレーした2016年は決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を7-5 6-3で破り、大会連覇を果たしていた。


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 この結果でセレナは、ゲルゲスとの対戦成績を4勝0敗とした。今シーズンは6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦で対戦しており、セレナが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのセレナは、1回戦でアランチャ・ラス(オランダ)を7-5 6-3で、2回戦で予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-1 6-4で、3回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に7-5 7-6(2)で、4回戦で予選勝者のエフゲニヤ・ロディナ(ロシア)を6-2 6-2で、準々決勝ではカミラ・ジョルジ(イタリア)を3-6 6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で23度目のグランドスラム制覇を果たしたあと、セレナは出産のために約14ヵ月間ツアーを離脱。今季ここまで3大会に出場し、5勝3敗の戦績で今大会を迎えていた。

 セレナはマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶグランドスラム24回目の優勝をかけて、第11シードのケルバーと対戦する。

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ケルバーは準決勝で、第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

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フェデラーがアンダーソンに破れる

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、2連覇と9度目の優勝を狙っていた第1シードのR・フェデラー(スイス)は第8シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に6-2, 7-6 (7-5), 5-7, 4-6, 11-13の大逆転で敗れ、5年連続のベスト4進出とはならなかった。

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この日、フェデラーはマッチポイントを握るも、アンダーソンに試合を通して28本ものサービスエースを決められ、4時間14分でまさかの大逆転負けを喫した。

試合後の会見でフェデラーに笑顔はなかった。

「最高の日ではなかっただけ。勝利を掴もうと努力しなければいけない普通の日だった。今日はそれができなかっただけ。だから落胆している。セットカウント2-1とリードしていた。何も悪くはなった。あの時点では負けるなど考えてはいなかった。チャンスがあったと思うから落ち込んでいる。彼(アンダーソン)は安定していた。必要な時に、やらなければいけないことができていた。長い時間頑張り続けた彼が勝者に値する」


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ウィンブルドンで戦うモチベーションについては「敗者になりたくないと思うからかもしれない。ここに座って負けたとこについて説明したくないから、モチベーションはとても高くなる。テニス選手として最悪の気分だから」とコメントした。

「この大会にいることが大好きだと感じている。家族といても、いい時間を過ごせる。最高の思い出がある。自分の憧れの選手は皆、ここで優勝している。毎回ここへ戻って来ると、そんな選手のようになろうとしている。だから、ここにいるのは最高。チャンスがあったけど、それを逃してしまった。それが本当に問題だった」

一方、勝利したアンダーソンは、準決勝で第9シードのJ・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは準々決勝で第13シードのM・ラオニッチ(カナダ)を下しての勝ち上がり。

同日の準々決勝では第2シードのR・ナダル(スペイン)が第5シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を7-5, 6-7 (7-9), 4-6, 6-4, 6-4、第12シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第24シードの錦織圭を6-3, 3-6, 6-2, 6-2で破ってベスト4へ進出している。

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錦織圭がジョコビッチに勝てない理由

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ハブにマングース、アブラムシにテントウムシ。松井秀喜に遠山奬志で、サッカー日本代表にはティム・ケーヒルか。天敵といえばさまざまなものが思い浮かぶが、錦織圭に対するジョコビッチ(セルビア)もその1つだろう。


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 直近の対戦となった今年5月のマドリード・オープンで錦織は言っていた。「ジョコとやる時はパターンが決まっているというか、弱いところを結構突かれる気がする。そういうことができる選手だし、自分のことを分かっている選手の1人でもある」

 最後にジョコビッチに勝ったのは14年全米オープンで、もう4年近く負けっぱなし。12連敗とあってはぐうの音も出ない。ジョコビッチに突かれる弱点は一体何なのだろう。

 「走らされてフォアの高いところを突かれると弱いよね」と語るのは元デビス杯監督の竹内映二氏だ。

 「圭はバックのクロスラリーでポイントを組み立てるから、(それをさせてくれない)バックの強い選手が苦手」。バックハンドの得意な選手ならガスケ(フランス)やバブリンカ(スイス)の顔が思い浮かぶ。少し毛色は違うが、バックのクロスラリーを無力化してしまうという点ではペール(フランス)もそうかもしれない。彼らは錦織にとって間違いなくやりにくい相手である。

 その中でもジョコビッチのバックハンドは特級品。クロスラリーを漫然と続ければ、先にストレートに打たれてフォア側に走らされる。かといってこちらからバックのストレートを仕掛けても、中途半端な攻撃にはフォアのクロスのカウンターが待っている。結局フォア側に振られる。「ジョコも圭と同じタイプ。そこでの主導権の握り合いですよ」と竹内氏は似たもの同士ゆえのつばぜり合いと見ている。

 ではどうしてフォア側に走らされるとまずいのか。ロンドン五輪代表監督を務めた村上武資氏が指摘している。「ジョコビッチはサーブをフォア側に打ってくることが多い。圭はグリップが厚いので、打点が体から離れるほどリターンが返しにくくなるんです」。錦織のように厚いグリップは、横に手を伸ばした時にラケット面が下を向く。つまりフォアの遠い打点では力が伝わりづらく、ボールを飛ばすのが難しいのである。

 デ杯の現代表監督である岩渕聡氏の見立てもバックハンドとフォアの急所についてはほぼ同様。「ただしバックの打ち合いで圭に勝てるのはジョコビッチぐらいしかいない」という点でも見解は一致していた。そこは長く世界1位に君臨したジョコビッチのクオリティーである。

 両者16度目の対戦は初めての芝コートとなる。「芝ではまた違ったゲームになると思う」と語った錦織は、天敵退治の打開策をどこに見いだすだろうか。

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