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3列ラリーは下手になる可能性が高いです。

こんにちは。

3列ラリーとは1面をネットで縦に3分割して最大6人で同時にラリーやボレーストロークを行うメニューです。お金を払って下手にされる代名詞とも呼べるメニューの1つだと思います。

3列ボレーストロークのメニューをやることになったとき、若い生徒さんがボソっと言いました。

「このメニューしっかり打てないからヤダなあ。」

そのときコーチは気を利かせてこのメニューはボツになりました。四角四面のスクールではスルーされるのですがスクールによっては柔軟性があるところもあります。

わたくしが個人的に思うのは人数が多くても球数を打てるだけでテニスの上達には疑問符がつくメニューの1つです。

わたくしが見る限り大抵の人は周りに迷惑をかけないようにパワーを出してそのパワーを腕で抑えてコントロールするようなスイング動作をしようとするがために腕をすぐに折りたたんでしまい縮こまったフォームになっている人を何人も見ました。

また、別のスクールの女性は「球が横から飛んでくるし、飛んでこないかヒヤヒヤして集中できない。」と仰っていました。ボールが2回顔面に当たった場面を見たことがあります。

前衛のポーチボレーを生かすには相手ボレーヤーに低い位置でボールを打たせるためにラケットダウンをさせてそれを合図にポーチに出ると成功率が上がりますが、足元に沈めますと球足が短くなることも多く動ける範囲がかなり限定されますのでラリーが続きにくくなります。

実際のボレーストロークの状況はクロスラリーが主体となりますがストレートになるのでネットとの角度が違うため感覚が異なります。

シングルスでは3列ラリーで入れにいくようにコントロールした球は打ち込まれてしまい実用的ではないと思います。そのようなクセがついてしまいますと抜け出すのに時間がかかります。

では。

 

 

 

カテゴリー: テニススクール | 投稿者ryu 03:08 | 2件のコメント