「グリップはどうでもいい!」、ちょっと過激なタイトルですが、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいという趣旨です。
私は高校の1年生ときだけ軟式テニス(前衛なので、サーブ経験はなし、グリップはウエスタン)をやり、大学から硬式テニスへ転向しましたが、いきなりGSSパンサーテニスクラブを創ったわけではなく、最初は、テニススクールへ通いました。
スクールでは、軟式経験はありましたが、初級クラスとなり、まずは、グリップからで、当時は当然でしたが、イースタングリップに直され、フォアとバックは握り替えるに変わりました。(今でしたら、軟式をいかして、フォアは厚いグリップでスピン系、バックは両手打ちで、同じく、スピン系かフラット系でしょう。)
しかし、イースタングリップで上手く打てませんでした、まともの打てたのが、ストロークのフォアだけ、ストロークのバックは、どうやって打つのというくらい駄目で、ボレーにいたっては、あの時間がないタイミングでどう握り替えるのか分からない状態でした。
そこで、テニススクールは半年ほどで止め、あとは当時流行っていた、壁打ち、テニスマシーンで自己流で練習しました。特に良かったのが、壁打ちで、ボールが返ってくるのが早い(コートの半分の長さでボールが返りますから)ので、握り替える時間がない、ボレーなどどうしょうもない状態です。
で、どうしたか、悩んだすえ出した結論が、ワングリップ(全てのショットを1つのグリップで打つ)、しかも、イースタンバックのグリップで打つです。これで、ストロークのバック、ボレー(フォア、バックとも)が打てるようになりました。問題は、ストロークのフォアでしたが、フラットかスライスで打つことで解決、現在まで40年続いている私のスタイルです。
で、私なりの結論は、「グリップはどうでもいい」、冒頭に書きました、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいというものです。