ダブルスで、夫婦ペアは、遠慮なく、お互いのミスを言い合ったり、言い悪いは別にして、気にせず、思ったことを口にしていると思えます。
それだけに、意外と夫婦ペアは、喧嘩になって、テニスのペアとしては、上手くいかないとも言われています。
まあ、なんで、あれが取れないのと怒りあっては、試合としては、勝てないと思いますが。
逆に、夫婦以外のペアのとき、微妙に遠慮をしてしまい、ボールが飛び交っている最中に、敬語を使っている場面があります。(私含めてですが)
例えば、追い込まれて、逃げのロブを上げた場合、「上げた」だけでいいところを、「上げました」とか。
ボールが飛び交っているときは、一瞬の判断の遅れで、即ミスにつながります。
「上げた」という際に、「上げたました」と言い換えている自分は、その瞬間、ボールへの集中が、一瞬ですが、途切れています。
ポイントとポイントの間や、チェンジコートの際は、相手を思う必要がありますが、ゲーム進行中は、ボールを打つ(フォーメーション、戦術含む)ことだけを考えて、ペアに右に行って欲しければ、「右」と命令口調ででも、言うべきだなと感じています。
相手を敬うのは、試合が終わった後の感謝でいいんですよね!