時々、自分より早く練習に来ている方がいます。
今日の方は初めて見かける方でした。
テニスを始めたばかりの方のようです。
壁打ちもままならないようですが、時折テニス雑誌を見て、フォームを確かめながら練習していらっしゃいました。
ここは壁打ちの練習所なので、殆どの方は打つだけなのですが、自分のフォームを確かめながら練習される方もいらっしゃいます。
本当は学生の方にこそ、自分のスイングを確認しながら練習してほしいものだと思うのですが、打つことに夢中になってしまうようです。
でも、壁の練習だって、結構奥が深いんです。
何も考えないでバシバシ打っている人と、一球一球考えながら打っている人と、やはりいつかはその差が表れてくると思うのです。
(そう思わないと、自分が挫けそう)
以前はスイングを直すことを重視していましたから、数本続けてはスイングの確認、という形で練習していました。
今も、スイングに注意していますが、同時に続けることも考慮しています。
今矯正中のこのスイングでどれだけストロークを続けられるか。
ただ当てっぱなしの、フォロースルーが全くないスイングなら続けることはできます。
でも当てっぱなしのスイングでは、ボールに何の回転もつかないし、何よりボールが伸びていきません。
そんなボールでは、相手にとって何も脅威にはならないでしょう。というか、「いただきます」ボールになってしまいます。
振り回されてやっと返すボールの練習をしているわけでは無いので、「フルスイングで、続ける」事が目標です。
ただ、この練習場、コンクリートの地面も結構凹凸があるし、壁もでこぼこしているし、それよりなにより自分のボールが一定しない、という三重苦を背負っているので返ってくるボールが…。結構意表を突かれます。
まあ素早く反応する練習だと思えばいいんですよね。
無駄な力を抜いて、フルスイングで続ける。
これも新たな目標になりました。
目標だらけで、目標に押しつぶされそうです。