最近、陽気が良いせいか、いろいろ試合が開催されているせいか、壁に練習に来る方が増えた気がします。
見ていてもったいないな~と思うのは、殆どの方が、来てすぐに強打を始めること。
最初からパワー全開です。
特に学生は、アップから始める方は見たことがありません。
でも、まあ自分もそうだったよな~と、遥か昔を振り返ったり。
あの頃もっと考えて練習すればよかった、と反省ばかりです。
自分が学生の時は、顧問の先生はいらっしゃいましたが、教員になってから始めたという方ばかりで、指導していただいた記憶は殆どありません。
だから、指導してくださる顧問がいる学校が羨ましくて仕方ありませんでした。
今と違ってインターネットも何もない時代。雑誌か上級生からの口承くらいでしか、知識を得ることができませんでした。
大体、テニスの試合さえテレビで見ることが殆どありませんでしたから。
それでも東京に住んでいれば、生でレベルの高い試合を見ることもできますが、田舎ではそんなこと望むべくもなく。
でも、考えてみると、上級生に言われるがままに行っていたトレーニングですが、その中には体幹を鍛えるものがあったり、手首や足首を鍛えるものがあったりと、その効果の高さに驚いています。いまでこそ「体幹トレーニング」が周知されてきましたが、あの当時「体幹」なんて言葉は聞いたことがありませんでしたね。
後は、自分のメンタルをもっと鍛えられれば良かったんですが…。
メンタルか~。
今でもホントに弱いし、集中力が続かないし。
ここを何とかしなければ、自分の成長はあり得ませんね。