50歳を越えて随分経ってしまいました。
えっ、いつの間に?という感じです。
まあ、誰でも同様だと思うのですが、どうも、自分の気持ちが年月について言ってないというか、年月を忘れてしまうというか。
でも体は確実に老いてしまっていて、若い頃の跡形もなく消え失せ、ちょっと無理するとあちこちが痛むようになりました。
情けないとは思っても、これが「老いる」という事なんですね。
若い方を羨んでも、自分が若くなれるわけでもないし、誰でも必ず老いていきます。時間は平等ですもんね。
頭ではわかっています。わかっていても、それでもやっぱり若い方が羨ましー!!!と切に切に思います。
ゴムゴムの実を食したみたいに、ぐいーんとしなやかに伸びる身体。
いくら走っても、疲れない肉体。
自分も昔、「若いっていいねー、疲れ知らずで。」と言われた時は、(疲れないわけないでしょう。大体、若いっていうだけで、雑用がたくさん来るんだし、こっちの方がヘロヘロですよ)と思ったもんです。
疲れ果てて、泥のように眠ったことなんて数限りなく。
一晩眠ったって、やっぱりそれなりに疲れては残っているんですよ。
でもね~、それでもやはり今とは全然違うんですよね。
無理できる範囲が物凄く狭まっているというんでしょうか。
ま、簡単に言うと、少しでも無理をすると、必ず身体が軋んでしまうんです。
仕方ないですよね。
もういろいろな所がすり減っているんだから。
だから、手首が痛む、ひじが痛む、なんて言っても仕方がないんです。
そうならないように、最大限の注意を払わなければいけないんです。
注意を怠って、故障したからって、故障自慢はカッコ悪いです。
ものすごーく、見苦しいです。
痛めてからでは治りにくいですから、なるべく予防しましょう。
必ずサインがあるんですから、早めに察して、対策を講じましょう。
無理は効かないです。
自分の体は自分が守るんです。
年をとってもカッコいいテニスができるようになりたいです。