近頃、とっても上手な高校生を何度か見かけています。
上手いです、かなり。
場所が場所なので(女の子にはおススメできない場所なんです。以前も日が暮れてからも練習していた中学生の女の子に、「もう帰った方がいいよ」と言ったことがあります。)、お父さんらしき方がいつもついています。
彼女は、壁打ち用の壁では練習しません。
堤防の様になっているフェンス側で練習しています。
そこの壁は垂直ではなく少し角度がついているため、ボールがカーブを描いて返ってきます。
普通の垂直の壁のつもりで打つと、自分を越えるボールが返ってくるのです。
彼女はその壁で、続ける練習をしているようです。
物凄く続けてますよ。
しかも、壁の近くから始めて、徐々に距離を置いて、最後には大体ベースラインの位置まで下がってストロークしています。
こうやって書くと簡単なようですが、彼女はほとんど動きません。
返球が正確です。
位置もスピードも。
ほぼ一定の力でずーっと続けるのです。
そして距離が離れるにつれて、しっかり振りぬいているのです。
凄いです。
ただ面だけ合わせて続けるのはあまり意味がありませんが、あれだけしっかり振りぬいて、しかも、フォームも崩れていないなんて。
彼女を見て、自分もできるように真似します。