マナーって言われなくてもできるようになったら

今更ながら思うのですが、日本のテニス人口って多いですよね~。
家の近所にも、会社の近所にもテニスコートがあるので、ラケットを持っている方を本当によく見かけます。

以前に本で「競技人口が多くなると、その競技のマナーは低下する」というのを読んだことがあります。

例えば、マラソン。

競技人口はグングン増えてますよね。

基本、シューズさえあればいいですし、思い立ったらすぐできる手軽さも、人口が増える大きな要因だと思います。

自宅の近くには大きな公園がありますが、悪天候でない限り、必ずどなたか走っていらっしゃいます。
知人の何人かは、週末はかなり長い距離を走ると言っていました。

東京マラソンに申し込んだよ、とか、東京マラソン走ったよという話もよく聞きます。

自分はテニスのためには、走らなければならない、と思っていますが、まだ実行できてません。
だから、走っている人は偉いなーと感動します。

でも、人口が増えれば、いろいろな問題も出てきてしまいます。

以前ニュースでも取り上げられていましたが、
皇居の周りを走るランナーのマナーの悪さ。

狭い個所でも横に広がって走る、逆走する、音楽を聞きながら走る(周りの音が聞こえないほどの大音量で)、他人に罵声を浴びせる等々。

そのために、「皇居ランナーマナー10」なるものもあるとか。

まあ、勿論そんなものはない方がいいんですが、そんなものを作らなければならないほどの状況だという事ですよね。

「競技」ということで考えなくても、
例えば、自転車。

ブランド物もカッコいい自転車も随分見かけます。

キチンとヘルメットを被って、スタイルも決まっています。

でも、自分の走行を邪魔されると、「ちっ!」なんて言ったりします。

あと信号で止まるのが嫌な方が多いようです。
(これはママチャリでも同じですね)

キチンと走っている方もいらっしゃいます。

でも、その何倍もきちんと走れない方が多いように思います。

自分の事だけしか見えない人が増えてしまったという事なんでしょうね。
自分の周りにいる人が、自分のお子さんやお孫さんだったら、絶対違うでしょう。

さて、テニスはどうでしょうね。

自分の大切な人だけの為でなく、「みんなの為に」、というふうに考えられるようになったら、「マナー」なんていらなくなると思うのですが。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:26 | コメントをどうぞ