日別アーカイブ: 2016年9月15日

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯が出来上がって、食事を楽しんだ後は、しっかりとお手入れすることが大切です。食事後は入れ歯と歯茎の間の隙間に食べかすが入り込んでいて、そのままにしておくと、歯茎が荒れてきてしまいます。荒れると入れ歯をはめていられないくらい痛くなったり、中にはカビが生える事もあり、特に高齢の方には「誤嚥性肺炎」で死亡するリスクが高まってしまうので、ご本人はもちろん、介護される方々が入れ歯をキレイに掃除する習慣が不可欠です。
1.食後に自分の歯を磨く
ご自分の歯が残っている場合は、まずその歯を磨きましょう。歯があるということは、入れ歯の針金がかかるところと思って下さい。針金部分にはたくさんの食べかすが溜まりやすく、かかっている歯が虫歯になりやすい環境にあり、必ず磨いて、清潔に保つようにするのが大事です。虫歯になったら場合によっては使っていた入れ歯が合わなくなってしまいます。
2.入れ歯専用の歯ブラシを使う
自分の歯を磨く歯ブラシでは、隅々の汚れはまず取れません。サイズが合わないのです。専用ブラシは2種類のブラシが一つのハンドルについており、使い分けが出来ます。広いブラシ、小さいブラシがあり、広いほうで全体磨く事が出来、小さいほうは針金の隅々や窪みのある部分に合うようになっているので、細かい所まで清掃出来ます。
3.入れ歯専用歯磨き粉を使う
CMでも伝えられてますが、歯磨き粉には研磨剤が含まれています。簡単にいうと歯の表面を削っていくものです。歯自身はとっても硬く、滅多に削られることはないですが、それでも力強く磨けばやはり歯はすり減ってしまいます。入れ歯の歯は天然の歯ほどの硬さは全くなく、一気に細かい傷が付き、その隙間に菌が繁殖し、歯茎が荒れてしまうので、出来れば避けて下さい。専用歯磨き粉は研磨剤がなく、その心配はありません。
4.一日一回、入れ歯洗浄剤を使う
1~3のお手入れで充分かと思われるでしょうが、入れ歯はかなりの口臭を発します。なので徹底した洗浄が必要です。よく「ポリデント」と聞くと思います、これに、洗った入れ歯を数分つけておくだけで殺菌完了です。臭いの元が絶たれるので是非使って頂きたいです。洗わずにつけても効果はありませんので、①~③は必ず行って下さいね。
ireba

カテゴリー: 美容・健康 | 投稿者mokomoko1 12:42 | コメントをどうぞ