ムンクの叫びについて

私が今までに見たことある絵画の中で特に印象に残っているのは、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクさんが制作した「ムンクの叫び」です。
多分日本人の7割ぐらいはこの絵画を知っていることと思われます。実はこの絵画には色々な説があり、例えば自殺について描かれたという説や、叫んでいる人のモデルはペルー人のミイラという説があります。これからその2つの説の詳しい内容について書いていきたいと思います。

始めに、自殺について描かれたという説ですが、この絵を描いた頃のムンクは失恋からの絶望の淵に立たされていたそうで、家系に遺伝している精神疾患が悪くなるのを恐れていたそうです。さらに絵に描かれている橋は自殺の名所であり、屠殺場と妹の精神病院のすぐそばにある橋だったらしいです。

次に、叫んでいる人のモデルはペルー人のミイラという説ですがこの絵が描かれた頃、ペルーのとある川の近くで、チャチャポヤスの戦士のミイラが発見されたそうでして、そのミイラを展示会でムンクが見たときに、ミイラの姿が両手を?に当てて口を大きく開けてまるで叫んでいるような姿だったのでこのような絵になったと言われています。

またこの絵画は、イギリスのSFドラマの「ドクター・フー」にも影響を与えたと言われています。
このように、実は色々な説がある「ムンクの叫び」ですが、値段は結構高くて、世界の絵画の中でも5本の指に入る程の値段だそうです。その値段は96億円とも言われています。購入するのは、有名な大富豪でも厳しいと思われます。そんなこともあり、この絵を狙って盗みを働く人が多いのも事実です。ですが、幸運なことになくなることはなく、必ずしばらく経ってから発見されるそうです。
ちなみにこの絵画は2006年に見つかった時、液体による損傷が激しくそれ以来完全な修復までは至ってないそうです。
私は、誰にでも書けるようなこの絵画がこのように有名になるのは本当にすごいことだと思いました。


カテゴリー: 趣味 | 投稿者mokomoko1 22:17 | コメントをどうぞ

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