錦織対フェデラーの全豪の試合、日曜日17時から、NHK地上波でも放送してくれ、ほぼ4時間、晩御飯も食べず、見入ってしまいました。
もちろん、錦織ファンとして、応援してましたが、今回は、フェデラーのテニスに魅了されました。
スコアはファイナルセットまでと拮抗していましたが、第1セットの後半からは、終始、フェデラーのペースで、これは勝てないなと思わざるをえませんでした。
特に、サーブとバックハンドが凄い!スピート、コントロール、威力、確率が素晴らしい!
フェデラーのサーブのスピードは、ビックサーバーのような200キロ超ではありませんが、コンスタントに190キロ台前後で、ワイド、センターと絶妙なコントロールで、最初はリターンが合っていた錦織が途中から、エースを取られる場面が連発しました。
そして、フェデラーと錦織のサーブ時の音が違っていました。フェデラーのサーブ時は、ビシという鞭を叩くような音がしましたが、それに比べると、錦織のサーブは音が鈍く、この音の違いが、威力の違いなのかなとも思いました。
そして、バックハンド。アナウンサーは、フェデラーが錦織のバックハンドは世界1、2と言っていると紹介していましたが、ダブルハンドではそうかもしれませんが、フェデラーのバックハンドもシングルハンドでは世界1というレベルでした。
ダブルスサイドラインからかなり外に追い出されたフェデラーが、バックハンドで、審判台とネットポストの間を通して、エースを取ったときは、思わず、鳥肌がたちました!(テニスの王子様のスネイクの実写版です!)
錦織のバックは、攻めるときのフラットとスピンはダブルハンドで、追い込まれて逃げるときとアプローチのスライスはシングルハンドと、事前に分かってしまいます。
それに比べ、フェデラーのバックは、全てシングルハンドで、フラット、スピン、スライスを自由自在に打ち分けます。
あれを見せられると、同じくバックがシングルハンドでありながら、スライス一本の私も、スピンかフラットを打ちたくなりました。
次のテニスから試して見ようかなと、新たな誘惑にかられました。スライスをベースにしながら、甘いボールをフラットで叩くや、相手がスライスしか来ないと思っているときに混ぜてみるとか。
もちろん、うまくいかない時は、スライスに戻しますが。
早く、ビシという音を出すサーブと、スライス以外のバックを試してみたい!
土曜日、雨降るなよ!(まあ、その場合の保険としても、スクールの分け合い受講に入ったのですが)