バックハンドのオープンスタンス

速く、遠い所のボールを打つときに、フォアであれば、最後、右足を軸に、オープンスタンスで打ちますが、これは結構、得意な方で、追い込まれたのを切り返すことが出来ます。

問題は、バックです。両手バックの方は、今度は、左足を軸に、オープンスタンスにすれば、両手バックのリーチの短さというデメリットをカバーして、切り返しが出来ます。

しかし、片手バックの場合は、オープンスタンスは、いわゆる、腹切りショットとなるため、右足を踏み込んで、クローズかスクエアスタンスで打つことになるのですが、速く、遠く、追い込まれたボールを打つのが難しい!

右足を踏み込むと、振り遅れてしまい、切り返しではなく、逃げのボールを打つのが、精一杯と!

と悩んでいたとき、全豪決勝のフェデラーの試合を見ていて、ビックリ!フェデラーはバックで追い込まれると、オープンスタンスで華麗に打っています。

その後、動画や画像でよく見ると、完全なオープンではなく、セミオープンスタンスですね。
次の画像は、全豪ではありませんが、分かりやすかったので、

20180212-1

20180212-2

両方とも、(セミ)オープンスタンスですが、体はしっかりと回しています。

つまり、体を回しているので、右足を出すクローズドスタンスと態勢はほぼ一緒で、打てていると。

特に、目立つのがリターンのときです。やはり時間がないので、このセミオープンスタンスが時々見られます。

で、これに気づいてから、最近、無理に右足を出す状態になりそうなときは、このセミオープンスタンスを取り入れています。

まだ、完成とはいきませんが、より幅の広いテニスが出来るように、精進です!


カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:26 | コメントは受け付けていません。