毎年、3月の卒業シーズンになると、少々心がヅキと痛みます。
私の最後の学生時代は、学習院大学ですが、大学の前半から中半は、学習院、上智、立教の3大学テニス同好会(このブログのタイトルでもある)、GSSパンサーテニスクラブの初代キャプテンとして、設立から運営を軌道に乗せることに、ほぼ全力を尽くしていました。
そして、大学後半、GSSパンサーのキャプテンは後輩にバトンタッチしましたが、新たな取り組みを行いました。
それは、当時、学習院大学には、GSSパンサー以外にも3つのテニス同好会がありましたが、特別な交流はなく、独自に活動をしていました。
そこで、その同好会が集まって、学習院大学テニス同好会連盟を設立し、さらに、第1回、学習院大学テニス同好会選手権を開催しました。
GSSパンサーの活動にも、1部員として参加しながら、連盟設立、連盟の大会開催(コート確保、スポンサー探し、大会運営等々)に関わっていました。
当然、授業をさぼることもあり、なんと、4年次に卒業に必須の科目を落としてしまい、留年となってしまいました。従い、4年次の卒業式には出れません。
5年生では、無事に単位を取り、卒業出来たのですが、卒業式には、もう同期はいなく、後輩と一緒の卒業式も、何か恥ずかしいなと思い、出席せず、あとで卒業証書だけを受け取りに行きました。
今となっては、少々後悔しています。私の学生時代は、大学学部が最後ですから、その最後の卒業式に出なかったことが、毎年、この時期に卒業式らしい学生を見たり、卒業ソングを聞くと、思い出され、少々、辛い気分になります。
ただ、大学時代、テニス(硬式)を始め、GSSパンサーを作り、学習院大学同好会連盟・大会設立に関わったことには、今でも満足して、この点には、後悔していません。
あの時、後輩と一緒でも、卒業式で出るという決断が出来なかったことが、少々残念です。
まあ、これから入学、入社シーズンになると忘れるので、もう暫くの心のヅキです。