40年以上前の高校時代の軟式テニス部のことを思い出そうとしましたが、やはり、コートの後ろを横切る等マナー系のことが思い出されませんでした。
思いだしたことは、あまり、良い思い出でなくーーー
まず、入部して最初に行ったことですが、普通は、ボール拾い、コート整備、いい方だと、グリップの握り方、ルールだと思っていたのですが、初日、校舎の裏に連れて行かれました。
そこで行ったのが、発声練習です。
試合中、相手がミスをしたら、それを煽る等々、大声で相手を動揺させる等、声で勝つという練習をさせられました。
その他では、高校から始めた私は、前衛でした。
人数もありますが、中学の経験者は後衛で、未経験者は前衛という割り振りで、しかも、当時は、完全分業制でした。
前衛が行うのは、ほとんどがネットプレーで、ストロークはリターンのみ。サーブは全くなしでした。
しかも、ネットプレーの最初は、ネット前に中腰になり顔の前にラケット面を構えます。
そこに向けて、先輩が、ネット近くから、強打して、目を開けたまま、ラケット面でボールを受けるという練習です。
入部前にいだいていた、テニスのイメージが完全にくずれ、結果、1年間で退部しました。
継続していても、受験勉強で、2年生で終わりで、あと1年間であれば、嫌な思いで続けたくないというものでした。
大学へ入り、硬式テニスに触れて、あまりの違いに驚きました。
マナー重視で、例えば、試合前に、コート外で、ボレーボレーを行うことが禁止されていて、これに違反すると、当事者だけでなく、そのクラブも一定期間、試合禁止というほどで、まず、マナーを徹底していました。