テニススクールをやめて、今は個人的に教えていただいています。
初めの頃は、「横回転をかけているから、相手が打ちにくい」と毎回注意されていました。
でも、どう打ったら横回転になるのか、どう打ったら縦回転がかけられるのか全くわからず、そのためいつまでたっても直せず、練習会の度に注意され、練習会が辛くてたまりませんでした。
あまりにも直せないので、無知な自分は、横回転で何がいけないんだろうと思ったりもしました。
また、素振りの時も「力が入っている」「もっと脱力して」と、スイングをしている間中ずっと言われっぱなしでした。
自分としては十分力を抜いているつもり、いえ、もともと力んでいるつもりなどないのですから、どうやって脱力したらいいのかわからないのです。
このように、今の指導者からの指示は、自分にはわからないことだらけでした。
他にも、「スイングする時口を開けろ」「打つ時は声を出して息を吐け」などなど、長ーいスクール経験の中で、言われたことがないことだらけ。
「口を開けてスイングしたら、みっともないよ」と内心思うのですから、これでは直るはずがありません。
「もっと力を抜いて打たなければダメ」ということも、毎回言われていました。
でも、「自分のような非力な者は、力まなくっちゃ相手に返せないよ」と、これまた聞き入れることができず。
本当にこれでよくも見放されなかったと、今考えると冷や汗ものです。
恥ずかしい事ですが、いろいろな方のブログを拝見して、今まで指導して頂いていた事がやっと明確にわかってきた気がします。
自分は本当に最新のテニスを教えていただいていたのでした。
そのことにもっと早く気付けば、直すのにこれほど時間はかからなかったかも知れません。
自分が十代ならいざ知らず、もうとっくに五十代のくせに、頭も使わず、本当に時間を無駄にしてしまいました。
本当ならば、十代のに伸び盛り、吸収ざかりの若者が受けるべき指導だと思います。
これから世界を目指す若者が受けなければもったいないです。
そのことを肝に銘じて、これからの指導を受けたいとおもいます。
今年もあと少し。
来年はもっと頑張れますように。