近頃日の出が早くなったと実感してます。
尤も、あと10日で春分なんですから当然と言えば当然なんですが。
でもまだ寒いですね~。
空気が冷たいです。
先日は暖かくて汗もかいたけれど、また冬に逆戻りという感じです。
「三寒四温」とは本当にうまいことを言うなぁと、妙に感心します。
沈丁花や梅の花が満開で、ひんやりした空気の中に芳香を放ってくれてます。
このひんやりとした冷気の中に漂う芳香は、確実に春を感じさせてくれ、自分を奮起させてくれます。
沈丁花は自分の中では春を告げてくれる花なので、もっとたくさん植えてあったらいいのにと思ってしまいます。
会社の近くの大きなビルは、昔、道路際に沈丁花が並木のように植えられていて、咲き始めのころひっそりと香り始め、満開になると、少し離れたところからもその香りを楽しむことができました。
毎年花が咲くと、「ああ、春が来た」と一人喜んだものです。
いえ、その場所を通る方は、皆さんきっとそう思っていたと思います。
それが、ある時、全部根こそぎ掘り起こされて、全く違う樹木が植えられてしまいました。
ショックでしたね~。
翌年の春、沈丁花の香りがないことに気が付いて、もう一度がっかりしました。
仕方がない理由もあるのでしょうが、もう少しで開花する木を切ってしまったり、元気な木を掘り起こして、違う木に植え替えたり。
人間って本当に傲慢だなとつくづく思ってしまいます。
練習場所に1本でいいから植えられているといいな~。
多分無理でしょうけれど。