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いろいろ経験してみましょう

先週末、書道の「修練会」がありました。

書道教室に通い始めて一年半。
まだまだ分からないことだらけの世界です。

小学校で習字をやりますが、(中学ではやりましたっけ?全然記憶にないのですが)なーんにも覚えていません。
覚えているのは、「筆を使って半紙に字を書いた」という事だけです。
あっ、もう1つ、硯で墨を摺ったことも覚えています。
当時は墨汁がなかったのかな?

あとね、服に墨をつけてしまったこととか。

なんか情けない記憶しかなくてすみません。

で、いま通っている書道教室なんですが、初めの一年は自治会主催だったので、お値段は安いのですが、人数も多いので、見ていただけるのも1回がせいぜい。書き直してもう一度見ていただくこともできず、あまり進歩しなかったように思います。
一年通って、その先生が主催される教室に移ったのですが、人数が少ないので本当によく見ていただけるようになりました。

同時に今まで全く知らなかったこともどんどん教えていただけるので、書道の世界って奥が深い~と感動しています。

大体、使った筆の片付け方すら知らなかったのですから、先生にとってはさぞかし手のかかる生徒が入ってきたという事になりますか。
おまけに左利きですし。

他の方は書道自体のキャリアも長いので、一人だけ初心者が混じって少々肩身が狭いです。

そうそう、冒頭に書いた「修練会」なのですが、一日書を書くのです。

初めて聞いた時にはびっくりしました。
一日中書いているなんて、そんなことやったことがありません。
一日中書いていられるものだろうか?とかなり不安だったのですが、他の方が「大丈夫。書いているうちに時間が経ってしまうから。」と言って下さって、余計に自分は不安になりましたね。

でも、まあ「案ずるより産むがやすし」とはよく言ったもので、ドキドキしながらの参加だったのですが、本当にあっという間に一日が終わってしまいました。
途中で集中力が途切れてしまうんですが、そんな時には、それを感じ取った先生がうまーく指導して下さるんです。

長々と書いてしまいましたが、人生の後半になって、こんな経験するとは思ってもみませんでした。

もっと若いうちからやっておけば、自分の集中力もついたでしょうに、かなり悔しいです。
でも、書道に興味を持ち始めたのは2~3年前なので、まあ仕方ないですね。

若い頃にもっといろいろな事を経験しておけばよかった、とは、年を取ってから感じることです。

経験できる環境というものもあるでしょうから、いろいろ制約はありますが、それでも、できるだけ経験してみるという事は大切な事ですね。

まあ、経験したってそれが活かされるかどうかなんて誰にもわかりませんしね。

人生半分以上過ぎた身にとっては、体が言う事をきかないのでもどかしいのですが、
でも、できる限り自分の経験値をあげていきたいと思っているのです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:08 | コメントをどうぞ