自分が今まで参加させていただいていた練習会は少々厳しい所でした。(人によっては「かなり」かもしれません)
初日から怒られました。
それも容赦なく、半端なく。
自分の技術について、は当然ですが、それ以外の、例えばボールを投げて渡す時のボールの位置、相手のコートにボールを投げる時の場所、アドバイスを受ける時の態度、ラケットの管理、服装、等々本当にいろいろ注意を受けました。
自分は学生の時に体育会に入っていたので、多少の事は平気ですが、それでも結構めげる事シバシバ(毎回という事もよくありました)でした。
朝の練習を始めたのもの、この練習会で指導されていることを少しでも直したかったからです。
ブログでも以前に書きましたが、練習しても長年自分が身につけた悪癖は簡単には直らず、練習の度に注意を受けていました。
指導してくださる方は厳しい方でしたが、一緒に練習する方も厳しい方がいらして、「直らないのは直す意思がないからだ」「本気で直す気があるなら、普通もっと考えるよ」。挙句は「直す気がない人の癖ボールを打つのは嫌だから、そのボールを打つなら返球しない」と言われ、本当に返球なし、ということもありました。
うーん、本当にこの方にはよく注意されました。
まあ、直せない自分が悪いんですが。
そのうちに、練習会が怖くてたまらなくなり、どうしても行けずにサボったことも。
もうね、本当に足が竦んでしまうんです。
日曜日に練習会があるのですが、その前に自分で朝練習をします。
その時に、もう足は竦むわ、耳は聞こえなくなるわ、ドキドキするわ。
でも、今日休んだらもう行けなくなってしまう!と自分を励ましてどうにか練習会に参加するのです。
練習会が終わると、虚脱状態。
一気に腑抜けになります。
社会人になって、仕事以外でこんな状態になったのは初めてでした。
今考えると、テニスでこんなにガッツリ指導されたのも初めてです。
学生時代より、断然ハードでした(精神的に)。
スクールでは絶対にありえませんね。
でもね、本当に上手くなりたいのなら、こういう練習は必要な気がします。
この練習会に参加させていただいたおかげで、自分のテニスに対する姿勢が全く変わりました。
いい大人になって、こんな経験ができたことに、心から感謝しています。
本当は学生のうちに経験できたらもっとよかったと思います。