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テニスは右

自分は基本、左利きです。
「基本」と書いたのは、全てが左利きではないからです。

大体小学校に上がるまでは「左」を使っていたんですが、小学校以降は「右」で行動する事が多いですかね。
統計を取っていたわけではないから、全然正確ではないのですが。

例えば「ボールを投げる」は小さい頃からやっていたので「左」。字を書くのも「左」。
食事は「左」でしたが、いつも怒られていたので、矯正されて「右」。
テニスは中学生からなので「右」、といった具合です。

自分でも変だなーと思うのは、包丁です。

「包丁を使って剝く」事は高学年になってから始めたので「右」です。
でも「刻む」事はもっと早く始めていたので「左」なんです。

だから、大根のかつら剝きは、まず「右」で剝いて、「左」に持ち替えて刻みます。
自分でもめんどくさいです。

今考えると、テニスが一番もったいなかったかも。
自分も、試合などで対戦するとやっぱり嫌ですもんね。
特に回転をしっかりかけてくる相手は、苦手です。

この所、年を取ったせいか、左利きが不便だと感じることが多くなりました。

若い頃はほとんど感じたことがない、というより、世の中が「右仕様」だってことにすら気が付きませんでした。
なんとなーく、やりにくいな~、とは思っていても、そんなもんだと思ってました。
ただ、蛇口をひねる時に反対に回してしまったり、ネジを反対に回したり、って、結構やってました。
で、どうして自分はいつも間違えてしまうんだろう?
ひょっとしてかなりバカ?なんて落ち込んだりしたものです。

文房具はかなり不便です。
ハサミはわからなかったんですが、定規は本当に使いにくいです。
左利きは右側から線を引くので、目盛が逆なんです。
昔は「左利き用」の道具なんてありませんでしたから仕方ないんですけどね。
それに、昔は左利きって少なかったんです。
今より全然。

大抵の「左利きの子は」矯正されてましたもん。

社会に出て、いろいろな事を体験していくうちに、「自分は左利きだからやりにくいんだ」という事に気が付きました。

今日も領収証を作成していて、これがとーってもやりにくいったら。
閉じてある部分が左側なので、書きづらい。
いっそのこと全部ばらばらに外してしまおうか、と何度思ったことか。

あーそれにしても、ホントにテニスを左で始めればよかったなぁ。
日常生活が「左」で、テニスが「右」では、自分が大変なだけで、全然メリットナシです。

ちょっと、もったいなかったですね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ねむりぎ 17:07 | コメントをどうぞ