昨日の書道のお稽古で、ばっちり朱を入れていただきました。
先生は書道を始めてウン十年。
自分より、ちょっと年上の、もう超ベテランです。
なんせ中学の時から書道部に所属していたそうですから。
自分の中学にも高校にも書道部はありましたし、親の知人にも書道家の方がいました。
でも、書道をやろうなんて思ったことは一度もありませんでした。
高校の時は藝術科目は選択で、3年間音楽でしたし、高校の書道部の同級生は真面目な友人ばかりだった気がします。
それが、人生も半分以上過ぎてから、自分が書道を習い始めるとは思っても見ませんでした。
でも、習い始めてみてすぐに分かったのは、書道はとても集中力が必要だという事。
始めは、区が主催する週に一回の書道教室で、その場で先生からいただいた課題を書くのですが、お稽古が終わるともう頭がクラクラしてました。
「お手本を見ながら書く」という事は本当に集中しなければできないんですね。
その後、先生が主催する教室に移って、早いものでもう一年半が経ちます。
この一年半で、自分がどれくらい成長したのかは甚だ疑問ですが、それでも以前は筆を持つと手が震えてましたが、今はとりあえず震えずに書けるようになりました。
隔週のお稽古で、同じことも言われますが、それでも褒めていただくこともあって、嬉しいですね~。
やっぱり幾つになっても人に褒められるというのは、嬉しいものですし、まちべーションも上がります。
だから、御稽古日のつ美の日から、しっかり練習すればもっと上手になると思うのですが、もう完全に気が抜けてしまって、1週間は筆も持ちません。
そこがダメなところですね!
指摘されたことがまだ記憶に新しいうちに、しっかり練習するべきなんです。
今夜は用事が入ってしまってできませんが、週末は1時間でもいいから筆を持とうと思います。
「知命」の年を越えてから始めたのだから、他の方の倍以上練習しないと上手くはなれません。