ミスターTです。
大博士)クソ!どうなっとるんや!幸先悪ないか!
かなりご立腹の大博士。そこに北沢航がやってきました。
北沢航)チェンさん、薬剤師の“亀さん”がお見えです。通しましょうか?
大博士)“亀さん”?まぁええ、通してやれ。
すぐに“亀さん”という人がやってきました。
大博士)オイ!アドルフ、バッカス、どうしたんや!
“亀さん”)それはこっちのセリフだよ。匂いからするに、青酸カリ盛られたみたいだよ。
大博士)じゃあ“亀さん”、先にやられたジャッカルもジーパンも、青酸カリなんか?
“亀さん”)そういう事だ。それに、おまえにタメ口聞かれる覚えないぞ、チェン。
大博士)悪い、“亀さん”さん。
ミスターT)“亀さん”さん、ウチに何の用でしょうか?
大博士)あー、すまん。紹介してなかったわ。彼はウチの先輩で薬学部に行った“亀さん”や。
“亀さん”)申し遅れました。私は、海邦大学薬学部をこの春に卒業した亀井義夫と言います。チェン、もういい。まだるっこしいから“亀さん”で良いよ。けど、あまりにも無礼講だぞ。
“亀さん”は、大博士の先輩で、高校を出たあと薬学部に行ったそうです。
“亀さん”)最近な、ここらへんで犬2匹が相次いで青酸カリ盛られてやられているよ。まさかチェンのとこのジャッカルとジーパンとはな。
大博士)クソ、なんでやねん…
ミスターT)“亀さん”さん、まだ何かありそうですか?
“亀さん”)あぁ、こればかりは。しっぽが掴めなくてな。私立探偵の下仁田さんと服部さんに頼みたいけど、相手がどうもなぁ…
ミスターT)2人はウチで働いていますよ。
“亀さん”)本当か?助かった。私はまだ駆け出しの薬剤師だから、報酬は出世払いになるが、大丈夫か?
大博士)心配すな。
“亀さん”)ありがとう。是非ここで働かせてください!
大博士)ウチは薬局ちゃうで!
こうしてまた世界征服に向けて動き出したDチーム。果たして今年こそ世界征服は達成されるのか?
ミスターTでした